「モチベーション」
いろんなシチュエーションでよく聞きますよね。
「モチベーションが上がらないから全然やる気出ない」
とか聞いたことがあると思います。
何か新しいことを始めたりしたときに、
最初はやる気満々で取り組めても、
時間の経過とともにやる気が低下してしまう。
あなたも一度は経験があるんじゃないでしょうか?
やる気が低下してしまうと、大半の人が
「では、どうやってモチベーションを高く維持していけるのか?」
この問いの答えを探そうとしますよね。
「モチベーションを高く維持するためにはどうすればいいのか?」
を考えるんです。
これが大きな間違いなんですね。
何かを継続させるためにモチベーションに頼ることは、
ハッキリ言って間違いです。
モチベーションとかやる気に頼ってしまうと、長続きしません、
継続できなくなります。
「じゃあどうしたらいいの?」
となりますよね。
それでは、継続するため、習慣化するために必要なものを
考察していきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『モチベーションなんて言ってる時点でダメ!』
です。
モチベーションはいらない
何か新しいことを始めたての頃、もしくは習慣化を決意した当初は、
モチベーションを高くもちながら取り組めた。
でも、その気持ちが長続きせず、挫折してしまった。
そんな経験はありませんか?
じつは、何か新しいことをするのにモチベーションにだけ頼るのは、
危険です。
最初はやる気に満ちあふれていても、
そのやる気は時間とともに低下してしまうんです。
たとえば、運動、筋トレを例に話しましょう。
運動習慣をつけるためジムに通っていました。
最初の1カ月はモチベーションが高く、定期的に通っていましたが、
徐々にその気持ちが下がっていき、そのうちまったく行かなくなった
という経験があります。
このように、感情は移ろいやすく、
やる気を保ち続けるのは難しいものです。
運動にしろ何にしろ、習慣化をモチベーションに頼ることは、
非常に不安定だということがわかります。
では、モチベーションに頼ることなく習慣化するには、
どうしたらよいのでしょう?
まずは、感情から切り離すこと、そして自動化することです。
僕たちは、歯磨きや洗顔、出かける前の着替えなどを、
「モチベーションを高めなくてもほぼ無意識に」行なっていますよね。
そこには感情の波はありません。これが「習慣の力」なのです。
つまり、毎日の運動を習慣化できている人は、
運動するたびに「さあ、やるぞ!」とやる気を出しているのではなく、
ほぼ無意識で自動的にできているわけです。
運動習慣をつけるのに、無理にやる気を出そうとする
必要はなかったということです。
では、どうすればやる気がなくても運動を続けられるのでしょうか?
小さな習慣から始める
無意識レベルで自動化するために必要なのは、
ほんの小さなことだけです。
「小さな習慣」から始めるといいでしょう。
人間の脳は生命維持のため、できるだけ変化を避け、現状を維持しようとする
防衛本能が働いています。
一方でほんの少しずつであれば変化を受け入れると言われています。
つまり、脳は大きな変化を嫌っていても、
小さな変化であれば受け入れられる仕組みがあるのです。
運動を習慣化するのに、この脳の仕組みをうまく利用しない手はありません。
たとえば、腕立て伏せ1回だけを続けてみるんです。
期間は1週間くらいにしてみましょう。
おそらく、仕事で忙しかった日は1回で終わらせたでしょうし、
逆に余裕があった日はもうちょっと回数をこなしたと思います。
まず、1週間続けてみると、
仕事がある日にどのくらいの運動量をこなせるかという
自分の限界値がわかりました。
その限界値を今後の学習計画に役立てるわけです。
そして、たった1回でもやれば、
運動が定着していくという実感も得られたはずです。
そういった感覚を覚えておくことが非常に重要だと思います。
「このくらい誰でもできるよ、もう少し多めの回数にしよう。」
って思いがちですが、この発想が危険なんです。
この発想をしたがために継続できなかった人は本当に多いと思いますよ。
まずは、だまされたと思って最小限の回数から始めてみてください。
自分の脳をだますつもりで。
まとめ
何かを始めることは誰にでもできるんです。
難しいのが、それを継続することです。
継続することで初めてあなたの血肉となるんです。
内容とかはいったん置いておいて、
とにかく継続させることに一点集中しましょう。
最小限の回数から始めましょう。
ベイビーステップです。
習慣化、やる気、モチベーションについては、
こちらの記事も参考になると思いますので
ぜひ読んでみてください。
それでは、また。