これまでも何回か話してきましたし、一番難しいと言っても過言ではないのが「習慣化」です。
習慣化できればほとんどの目標は達成できるんじゃないでしょうか?
筋トレはもちろん、ダイエット、英語の勉強、読書、その他もろもろ、ほぼすべてのことが習慣化することで解決すると思います。
しかし、この習慣化が難しい!
習慣化というのは、継続のその先にあるものです。
新しく何かを始めた時、1,2回で成果が出るものはまずありません。
続ける、継続すること無しに成果が出ることはあり得ません。
多くの人、いや、ほとんどの人が挫折してしまいます。
なぜ継続できないのか?
それは、習慣化できていないからです。
毎回がんばってがんばってじゃないとできないことを続けるのは、至難の業だと思いませんか?
さすがに、そこまで強い人はなかなかいません。
わかりやすい言い方だと、常にモチベーションMAXでいなきゃいけない、ってことですからね。
どう考えたって無理ゲーじゃないですか。
ただしこの無理ゲーを克服するのが習慣化なんですね。
習慣化できていれば、モチベーションがどうこう関係無いですから。
たとえば、歯を磨くのにモチベーションなんか必要ないですよね。
でも、毎日欠かさずやっている人が多いはずです。
これです。
この域に達すれば問題無い訳です。
何か新しいことを始めて挫折しないためには習慣化が最適解だということです。
ということで、今回は習慣化のメカニズムについて解説していこうと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『新しいことを続けるための心理学:習慣化のメカニズムと成功への道』
です。
です。
はじめに
「新しいことを始めよう!」と意気込むものの、三日坊主で終わってしまう経験はありませんか?
習慣化は、目標達成や自己成長に不可欠な要素です。
今回は、心理学の知見を基に、新しいことを継続させるために必要な要素を深く掘り下げていきます。
習慣化のメカニズム
習慣化とは、ある行動を繰り返し行うことで、それが無意識に行われるようになることです。脳科学の研究によると、習慣は「キュー」「ルーティン」「報酬」という3つの要素から成り立っていることが分かっています。
キュー: 行動の引き金となるもの。例えば、特定の時間、場所、人、感情などがキューとなります。
ルーティン: 習慣化したい行動そのもの。
報酬: 行動によって得られる満足感や達成感。
これらの要素が結びつくことで、脳内に神経回路が形成され、習慣が強化されます。
習慣化を阻む要因
習慣化を阻む要因は様々です。
意志力の消耗: 意志力は有限な資源であり、新しい行動を続けるには強い意志力が必要です。しかし、意志力は時間とともに消耗するため、継続が難しくなることがあります。
環境の阻害: 周囲の環境が、新しい行動を妨げる場合もあります。例えば、お菓子がいつも見える場所に置いてあると、ダイエットが難しくなるといったケースです。
目標設定の甘さ: 目標が漠然としていたり、達成感が得られないような目標設定になっていると、モチベーションが維持できません。
過去の失敗経験: 過去の失敗経験は、新たな挑戦に対する不安感を増幅させ、行動を妨げる可能性があります。
習慣化を成功させるための戦略
心理学に基づいた、具体的な習慣化の戦略を見ていきましょう。
1.小さなステップから始める
小さな目標設定: 大きな目標を達成しようとすると、途中で挫折しやすくなります。
小さな目標を立て、達成感を積み重ねることで、モチベーションを維持しましょう。
漸進的な負荷増加: 初めは簡単なタスクから始め、徐々に難易度を上げていくことで、無理なく継続することができます。
2.具体的な行動計画を立てる
いつ、どこで、何をやるのか: 行動計画を具体的にすることで、目標達成への道筋が明確になります。
スケジュール化: カレンダーに予定を書き込むことで、計画の実行を促します。
3.環境を整える
キューの活用: 行動の引き金となるキューを意識的に作り出すことで、習慣化を促進できます。
誘惑の排除: 行動を妨げるような環境から遠ざかることで、成功率を高められます。
4.報酬を設定する
小さなご褒美: 目標達成後には、自分にご褒美を与えることで、モチベーションを維持できます。
進捗の可視化: アプリやノートを使って、自分の進捗状況を可視化することで、達成感を高められます。
5.社会的なサポートを得る
仲間との共有: 同じ目標を持つ仲間と情報を共有したり、励まし合ったりすることで、継続しやすくなります。
周囲への告知: 周囲の人に自分の目標を伝えることで、周囲からのサポートを得ることができます。
6.失敗から学ぶ
失敗分析: 失敗の原因を分析することで、次回からの改善に繋げることができます。
自己肯定感の維持: 失敗しても自分を責めずに、次のステップに進むことが大切です。
まとめ
習慣化は、一朝一夕にできるものではありません。
心理学の知見を参考に、自分に合った戦略を見つけ、根気強く続けることが重要です。
小さな成功体験を積み重ね、少しずつ行動を変えていくことで、目標達成に近づけるはずです。
注意点
個人差: 人によって習慣化のスピードや方法は異なります。
柔軟性: 状況に合わせて計画を修正することも大切です。
無理のない範囲で: 無理な目標設定は、逆にストレスとなり、継続を難しくします。
最後に
新しいことを始めることは、人生を豊かにする素晴らしい経験です。
心理学の知識を活かし、自分だけの習慣化の仕組みを作り上げ、目標達成を目指しましょう。
それでは、また。
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