先日、筋トレをしていて、気分が乗らないというか集中力がなかった日があったんです。
「なんだろう?」と思いながら、結局その日の筋トレは自分的に納得いかない感じで終わったんです。一応メニューは予定通りこなしたんですけどね。
筋トレが終わってから「なんだったんだろう?」と考えてみたんですが、気づいたことがあったんです。
その日、仕事中にイラっとくることが何回かありまして、そのネガティブな感情を引きずっていたんじゃないかと、そう思ったわけです。
まったくこの年になっても、まだあるんですよね、こういうことが。
いい加減自分の感情くらいコントロールできるようになりたいもんです。
ということで、「感情のコントロール」についてお話ししていきたいと思います。
筋トレに影響出ちゃまずいですからね。
こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「感情をコントロールしよう」です。
とは言ったものの、「イラっ」とくる原因があったらその瞬間にもう「イラっ」とくるわけじゃないですか。
それをどうやって止められるのか、コントロールできるのか非常に難しそうに思うんですが、なんとか解決の糸口を見つけていきましょう。
なぜ「イラっ」とくるのか?
まず何に対して「イラっ」とくるのかを考えてみましょう。
どうですか?あなたがイラっとくるのは何に対してですか?
おそらく「人」に対してという答えが圧倒的に多いんじゃないでしょうか。
中には「いや、他人に対してじゃなくて、自分のふがいなさにイラっとくる。」なんて熱い人もいるかもしれませんね。
しかしですね、世の人々はやっぱり他人に対してイラっとくると思うんですよ。
誰かが言ったこと、やったこと、その人の存在自体に(さすがにそれは言い過ぎですかね)。
ま、「誰かの言動」に対してということでしょう。
僕が以前聞いた話では、自分の中では当たり前と思っていることをできない人、またはその言動にイラっとくるみたいです。
たとえば、物音がうるさい人っているじゃないですか?足音だったり、カバンを置く時だったり、机の引き出しを閉める時だったり、うるさい人って本当にうるさいですもんね。
僕はどちらかというと静かな方なんですね。だから、そういう音がうるさい人って苦手なんです。
そういう人がうるさい音を出すたびに、「なんで気にしないんだろう」「自分で出す音がうるさいって思わないんだろうか?」と不思議にすら思います。
まだその時、気持ちが平穏な状態なら不思議に思う程度で済んじゃうんですが、なぜか気になる時ってあるんですよ。
そういう時は「イラっ」ときますね、「なんで周りのことが気にならないんだろう?」と。
「あなたの出す音を不快に思っている人がすぐ近くにいるんだよ。」って。
一度その人に冗談ぽく「音うるさいよね」と言ったことがあるんですが、それに対しての一言が「よく言われるんですー」ですよ。
「よく言われるならちょっとは考えろよ!」と心の中でツッコミましたが。
つまりですね、自分の普通と他人の普通は違うんですよ。で、僕たちは自分の普通と違うことにイラっとくることが多い。
じゃあどうすればいいの?ってなりますよね。
感情はどうやってコントロールできるのか
そもそも対人関係でイラっとくるのであれば、その原因を作っている人をなんとかならないものか、という考えもあるかと思います。
思いますが、残念ながらそれはムリなようです。
結論から言うと他人(自分以外の人)は変えられないんです。
いくら説教しようと、諭そうと、脅そうとその人のことは変えられません。
厳密には短期的には変えられても、長期的には変えられないんです。
これはもうしょうがないですね。
だったら、変えられるのは何か?
それはもう自分しかありません。
感情を動かす要因、これはもう人だけの話じゃなくてすべてです。その要因に対して自分がどういう反応をするかなんです。
どう受け止めるかなんですよね、結局。
さきほど話した音がうるさい人の場合でも、「ああ、はいはい、この人はいつもこうだからしょうがないよね。」みたいに思えばそれほどイラっとこないと思いませんか?
あるいは、「今日も元気だなあ、この人は」とか。
なんて言うんでしょうか、最初から許す感じとでも言うんでしょうか。
マハトマ・ガンジーの言葉に「弱いものほど相手を許すことができない。許すということは強さの証しだ。」という名言があります。
僕たちはこの精神で「イラっ」とこないようにしていきたいですね。
「イラっ」とこないようにできたら、他のネガティブな感情もコントロールできそうですよね。
「イラっ」とくるときは、それこそ秒速でくる感じです。それに比べれば他のネガティブな感情はまだ対処できる時間があるように思います。
よく聞くのが、「頭にきたって思ったら、6秒数えなさい。怒りは6秒でおさまるから。」なんてのがあります。
ガンジーの言葉のように、最初から相手を許すと決めていたとしても、ついネガティブな感情が出てしまうこともあると思います。
そういうときは、できるならその場からいったん離れる。それができない場合は、6秒数えて落ち着く。この2段階の準備だけでもなんとかなると思いませんか。
もう一つ、これは僕の持論ですが、「ネガティブな感情も楽しもう」です。
もし、自分がガンジーの域にまで達したらどうなると思います?
周りの人すべて、どんな人であっても許してしまうんですよ。おそらくその顔には穏やかで優しい笑顔を浮かべているんです。
僕がその域に達したら、もう絶対筋トレなんかしなくなると思うんですよ。
筋トレだけじゃないです、かっこよくなりたいとか、モテたいとか、そういうことを一切考えなくなりそうで逆に怖いですもん。
言っておきますが、決してガンジーさんを否定したりしているわけではありませんから。
ただ、僕らはおそらくその域に達することはできませんから、だったら、そのネガティブな現象、気持ちも受け入れて楽しんでしまえばいいんじゃないでしょうか。
まとめ
ネガティブな感情はできれば出したくない、避ける方法があれば避けたい、というのが僕らの本心だとは思います。
ただですね、完璧にネガティブな感情を抑え込むことはできないと思うんです。
余談ですが、さきほどのガンジーさんの名言、あれ僕は自分で思いついたんですよ。いや、ほんとに。
人間関係でうだうだしてたときに、どうしたらいいんだろうって、さんざん考えてたどり着いたのが「全部許せばいいじゃん。」という結論だったんです。
もちろんその時はガンジーさんの名言は知りませんでしたから。
自分で考えてたどり着いたんですよ。
自分でもすごいと思っちゃいましたねえ。
ところがですね、そんなすばらしい結論を導き出したくせに、なあんにも許すことなんてできないんですよ、結局。
それを思いついた次の日にはもう、カチーンと着たりしてましたから・・・
ここまでいろんな話をしてきてなんなんですが、人間はそんなにうまくできていないんですよ。
いくら頭ではわかっていても、その通りにはできないんですよ。
もちろん、うまく感情をコントロールできる人もいるとは思います。
ただ、僕はムリっぽいです、今は・・・
じゃあ結局どうするの?って話なんですが、これはもう、「起こったことはしゃーない」の精神が一番なんじゃないかと思います。
イラっとこようが、カチーンとこようが、そのときはもうしょうがない。一瞬ですから。
その後ですよね、問題は。
よくあると思うんですが、イラっときたり、カチーンときたことを反芻して、またネガティブな感情になりますよね。
これを止めればいいと思うんです。
起こったことはしゃーない、ただし、そのネガティブをわざわざ思い出して繰り返すのは良くないってことです。
済んだことをわざわざ思い出して、また嫌な気持ちになるなんて時間のムダです。
そんな暇があるのなら、筋トレしてネガティブな感情は忘れちゃいましょう。
筋トレに限らず没頭できるものがあれば、その最中は嫌なことなんて思い出す暇はありません。
没頭できるものを見つける、これが一番いい方法かもしれません。
僕は筋トレをおすすめしますけど。
それでは、また。