以前から思っていることなんですが、電車の中ってすごいですよね。
みんなスマホを見ているじゃないですか。
一度冷静に見てみることをおすすめします。すごい光景ですよ。みんなスマホを凝視しています。
そのスタイルも何パターンかあって、顔の真ん前で見るタイプ、胸のあたりかお腹のあたりでスマホを持って下を向くようにして見るタイプ、このへんが主流でしょうか。
もう僕らではなかなかできない芸当が、顔の真ん前でスマホを見ることですね。
僕らの年代はほとんどの人が老眼が始まったいますから、あんな近くでスマホなんて見えません。
顔の真ん前で見ようと思ったら、「前―ならえ!」みたいに手を伸ばさなくちゃならなくなります。
さすがに通勤電車、しかも混んでる電車でそれはできませんからね。
僕らは胸いやお腹あたりですね、お腹あたりにスマホを持ってきて見ることが多いと思います。
そう、このタイプなんですよ、問題は。
混んでる電車の中ですから、スマホも自分の身体に密着させるように持つじゃないですか。
するとどうしても首を前に曲げなきゃいけないですよね。
しかもかなりの角度で。
この姿勢どう思います?
自分がこの姿勢になっているときは、そんなに気にならないかもしれません。
しかしですね、他人のこの姿勢を見ると、「うわー、この姿勢絶対やばいよな。」と思っちゃうわけです。
なんだかいろんなところに支障が出てきそうですよね。
若い子ならまだしも、僕らの年代にとっては深刻な事態も想定されるんじゃないかと・・・
ということで、今回は「姿勢」について考えてみようと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
さきほども言いました通り。今回のテーマは「姿勢をよくしよう」です。
僕らは子供の頃から親に「姿勢よくしなさい」、「姿勢が悪い」と、よく𠮟られたものです。
なぜ姿勢を良くしないといけないのか、また姿勢が悪いとどうなるのかを考えてみましょう。
姿勢を良くしたほうがいい理由
姿勢と一口に言っても、いろんな姿勢があります。
姿勢と聞いてパッと頭に浮かぶのは、立っている姿勢か座っている姿勢のどちらかだと思います。
姿勢が悪いと「肩こり」や「腰痛」、「関節痛」になりやすいとよく言われます。
特に悪い姿勢の代表格が「猫背」ですね。
猫背のような姿勢でいると、さきほどの「肩こり」や「腰痛」、「関節痛」以外にも、呼吸が浅くなることで体内に十分な空気を取り入れることが難しくなってしまいます。
そうなると、身体が緊張した状態が続き、疲れが取れにくい、集中力が続かないといった普段の生活にも支障をきたす恐れがあります。
また、これから先、年を取ってからだと猫背から背中が丸まってきて転びやすくなったり、腕が上がりにくくなったりといった症状も出やすくなります。
年配の方は特に注意した方がいいのは、猫背、背中が丸まることで気分が落ち込みやすくなってしまうことです。
体の不調が精神(メンタル)に悪影響を及ぼすということですね。
また、前段でもお話ししたように、スマホによる姿勢の悪化が増えているんです。スマホを使うときに前かがみになることで頚椎に負担がかかり、こりや痛みが起こります。
この状態は「スマホ首」と呼ばれているそうです。
とにかくですね、姿勢が悪いとこれだけ弊害があるわけですから、良くするに越したことは無い訳です。
筋トレで姿勢を良くしよう
これは僕が感じていることなんですが、筋トレを始めてから姿勢は良くなったと思います。
もともと姿勢は悪い方ではなかったのですが、筋トレを始めてから無駄な力を入れなくても良い姿勢をキープできるようになった感じです。
言いかえると、意識して良い姿勢を保とうとするんじゃなくて、無意識に良い姿勢になってる感じですかね。
これも僕の感覚的な話になってしまうのですが、腕立て伏せが効果あるんじゃないかと思うんです。
腕立て伏せでも、手幅を肩幅よりこぶし一つ分くらい広く取った位置にして、脇を締めながらやる腕立て伏せです。
腕立て伏せのいろんなバリエーションを試していた時期があって、一時期このスタイルを続けていました。
この頃から、自分の感覚では力みなく、イイ感じで胸を張れてる感じがしてましたね。姿勢が良くなったころです。
ただですね、一般的に腕立て伏せで効くと言われている筋肉じゃないんですよ。
僕が姿勢が良くなったのは、背中の筋肉の効果だと感じていたんです。背中の筋肉の「広背筋」という筋肉です。
常識でも、科学的にも、腕立て伏せで広背筋が鍛えられるということはほとんど言われていないんですよね。
僕のフォームが良くなかった可能性もありますね。
言い訳じゃないですけど、僕はかなりフォームはチェックしている方だと思うんですよ、一応。
おそらくですが、「上腕三頭筋」に効いているのを、背中に効いていると錯覚してしまったんだと思います。
せっかく筋トレの話も出たことですし、筋トレ時の姿勢(フォーム)についてもお話ししていきましょう。
筋トレ時の姿勢(フォーム)も大事
今さら言うまでもないことですが、筋トレ時の姿勢も超大事です。
間違ったフォームでトレーニングしても効率が悪いですし、下手するとケガのリスクも高まります。
最初に正しいフォームを身体に覚えさせないと、ずっと悪い癖がついたフォームになってしまいます。
始めたての人は十分気を付けてくださいね。
最初は誰かに見てもらうのが一番良いと思います。
で、筋トレのどのメニューでも正しいと言われる姿勢(フォーム)があります。
それはですね、「胸を張って背筋を伸ばす」です。
これはもう基本中の基本と覚えておいてください。
これが出来ている出来ていないで、効果が全然違ってきます。
筋トレの正しい姿勢(フォーム)は、「胸を張って背筋を伸ばす」これだけ覚えておけば大丈夫です。
ただし、腹筋(シットアップ)はちょっと違いますからね。逆に背筋を伸ばしたままだと腰を痛めてしまう可能性があります。
筋トレ時の正しい姿勢って意外とシンプルなんですよね。
まとめ
ここまで姿勢を良くするためにどこに注意すればいいかなどを話してきました。
最後に最も効果があって、これまで触れていない姿勢が良くなる方法をお教えしますね。
それはですね、「前向きな気持ち」でいることです。
人間は前向きだと正面または上を見ます。胸を張って背筋が伸びた状態ですね。
逆に、落ち込んだり、元気がない時はうつむいてしまいます。
これは、老若男女、人種を超えて、世界中の人間の共通点です。時代をも超えてですね。
よく、心が身体に影響を及ぼすと思われていますが、その逆もまた正なんですよ。
身体も心に影響を及ぼすんです。
うつむいてたら、元気が無くなってきます。
上を向いてたら、なんとなく元気に前向きな気分になってきます。
そうなんです、胸を張って背筋を伸ばしたら元気になれるんです、人間は。
だったら、常に胸を張って背筋を伸ばしましょう。
これでみんな元気になれますよ。
姿勢を良くする(胸を張って背筋を伸ばす)ことは、体の健康だけじゃなく、心も健康にしてくれるわけですね。
ということはですよ、筋トレを基本通りに正しい姿勢でやっていれば自然と元気に前向きになれるってことですね。
いやー、やっぱ筋トレは素晴らしいですね。
それでは、また。