こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
今回も読んでいただきありがとうございます。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは「人と同じを嫌がろう」です。
ある日のこと、嫁から「薄くて風を通さない防寒のいい服ないかな?」と聞かれたんです。
「その手ならやっぱりアウトドアブランドの服がいいんじゃね。たとえばノース〇ェ〇スとか。」と僕。
すると嫁が「いいんだけど、ノース〇ェ〇スのは買わない。」ときっぱり。
「だよなあ、俺もノース〇ェ〇スのは買わない。あんだけ着てる人多かったら絶対被るもんな。」と僕。
人と同じのは嫌という意見が一致したのでした。
僕も嫁も昔からこのへんの意見は一致してるんです。絶対良い服だし、かっこいいんだけど人と被るのは嫌なんですね。
で、そのとき思ったんですが、僕も嫁も人と同じは嫌派なんですが、一方で人と同じがいい派もいるわけですよね。
僕は人と同じは嫌派なんで、嫌派の気持ちは分かる気がするんです。
ただ、もう一方の人と同じがいい派の気持ちは全然分からないんです。
これはおもしろそうだなと興味が湧いてきたので、今回お話ししていきますね。
人と同じを選ぶ人
なぜ人と同じを選ぶのか?
僕はまずこの疑問が浮かぶんですね。なんでなんだろう?と、分からないんですよ。
分からないことは調べるしかない、ということで調べてみました。
そうしたら、これは絶対当てはまるなと思えたのが、「社会的証明の原理」です。
社会的証明の原理とは、
「人は何かを判断する時、多くの人が選択している物や事柄、行動を選びやすい」
という心理効果です。
まさにこれじゃないですか。特にファッションはこの傾向が顕著ですよね。
そして、もう一つが「バンドワゴン効果」です。
バンドワゴン効果とは、
「大勢の人に受け入れられている選択を正しいことだと感じる心理」
という心理効果です。
ちなみに「バンドワゴン効果」のバンドワゴンとは、パレードの先頭を行く楽隊車のことだそうです。
この2つの心理効果でだいたい納得できますね。
分かりやすい人間の心理ですね。
人と同じは嫌な人
それではもう一方の「人と同じは嫌」についてですが、代表的なものに「スノップ効果」があります。
スノップ効果とは、
・人と同じものを嫌がる心理
・他の人とは違うものを使って、自分を差別化したがる心理
という心理効果です。
なぜこのようなスノップ効果が現れてしまうのかというと、
「重用感の欲求」
が原因じゃないかということです。
重用感の欲求とは、
・自分は特別な存在でありたい
・自分を他者に認めさせたい
という欲求です。
うーん、分からないではないですねえ・・・
というか、多分そうです。
そういう心理が働いていることは認めます。
自分でも認識しています(笑)
ただですねえ、これを認めちゃうと自分がめんどくさい奴だと認めることになるのが嫌なんですよね。
どう考えたってめんどくさそうな奴じゃないですか。
って、過去の僕は思っていました。
でも今の僕はまるっきり考え方が変わりました。
「人と同じが嫌」、「人と違う方がいい」この考え方こそ僕らに必要だと思っています。
「人と同じがいい」を選ぶのは危険
これは僕の持論なんですが、「みんなと同じ」「みんな一緒」って好きな人多いじゃないですか、これダメですよね。
特に「みんな一緒」ってのが昔から大嫌いでした。
学生の頃の話なんですが、休みの日に昼飯に誘われたんです。「飯食いに行こう」って。
で、僕断ったんですよ。そんなに腹減ってなかったから。
そしたらですね、「なんでだよ!みんな行くって言ってんだから、お前も行こうぜ。」と半ばキレ気味に言われたんです。
僕は「いや、行かないって。」と即答しました。僕にとってみんなが行くからっていうのは行く理由にならないんですよ、全く。
そしたらですね、なんと「じゃあいいよ。ほんとつきあい悪い奴だな。」とキレられたんです。
なんなんでしょう???
正直まったく理解できなかったんです、この当時は。
今ならなんとか理解はできますけど。
で、理解できてくると、これは危険だなと思ったわけです。
みんなと同じじゃないこと、みんなと違うことをする奴が悪いみたいな。
これ危険ですよね。
たとえば、太ってブヨブヨのA君が筋トレを始めました。
A君はがんばって筋トレを続けたので、体型も徐々に変わってきて、周りにも気づかれるくらいになりました。
ある日、会社の先輩から飲みに誘われたんですが、その日は筋トレの日だったのでA君は断りました。
すると、その先輩が「1日くらいトレーニングしなくたって平気だろ。」と強引に誘ってきます。
A君はここまでトレーニングを予定通りにこなしてきてるので、ここでその予定をくずしたくありませんから断ります。
するとその先輩「お前そんなことして何が楽しいんだよ。人と違うことして。仕事終わりにこうやってみんなで酒飲んで食って騒ぐ方がよっぽどたのしいじゃねえか。」と。
ついにA君断り切れずに行ってしまいました。
その後どうなったか、それ以降度々誘われて、断り切れずに行ってしまってたんです。
そのうち筋トレもやらなくなってしまい、元の体型に戻ってしまいました。
A君に「なんで飲みの誘い断らなかったの?」と聞くと、「やっぱり会社のつき合いって大事だし、僕一人の都合でみんなの雰囲気を悪くするのも申し訳ないし・・・」との答え。
この話は僕が作った話なので、フィクションです。でもけっこうありがちな話だと思いませんか。
このように、同じ派(人と同じがいい派)は、違う派(人と違う方がいい派)を同じ派に引き込もうとするんです。
そして、引き込まれるとなかなか抗えません。
どうしても同じ派のほうが楽ですから。違う派を貫き通すのはなかなかにしんどいですから。
しかし、あなたに何か目標があって、それに向かって行動していくのなら絶対に違う派でいかなければいけません。
あのアインシュタインもこう言ってます。
「同じことを繰り返しながら、違う答えを求めているなんて、狂ってる。」
そう、人と違うことをすることで初めて新しい成果を得られるんです。
まとめ
今回僕が一番言いたかったこと、それは「何かにチャレンジする時、周りの人から何と言われようと自分の目標に向かって行動し続けること」です。
新しいことを始めると、「周りは今までと同じでいいじゃないか」と元の状態に引き込もうとしてきます。
それはかなり強力です。
それに対抗するには強いマインドが必要です。
人と違うほうがいいというマインドを持ち続けるためにも、今のうちからそのマインドに慣れておく必要があります。
僕は筋トレをおすすめします。
筋トレをやっている人はまだまだ少数派です。
あなたのまわりにも筋トレをやっている人はそんなにいないでしょう。
つまり、筋トレをやるということは、人とは違う方を選ぶということです。
今から筋トレを始めてマインドを強くしておきましょう。
それでは、また。