筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

1日1万歩ってどうなの?


いやー、こう暑いと屋外運動派の人はキツイですよね。



ウオーキング、ランニング、ジョギング派の人達はどうしているんでしょう?
夜遅い時間帯や早朝の時間帯でやっているんでしょうかね。その時間帯でもけっこう暑いと思います。



かと言って、家の中でウオーキングするわけにもいかないですしね。あとはジムに行ってマシンを使うくらいしかないですよね。まあ、この時期はそれが一番いいでしょうね。ただ、運動として歩くのではなくて、日常生活の中でできるだけ歩くようにしているという人も多いと思います。



健康のためにできるだけ歩こうとしている人たちですね。たとえば、仕事がら外出することが多い人で最寄り駅の一つ手前の駅で降りて、一駅分歩くようにしているという人も多いと思います。そういう人たちにとってはこの時期最悪ですよね。



仕事関係ですから、昼間の一番暑い時間帯に出かけなくちゃいけなかったりします。さらに、格好もスーツ系の恰好が多いですし。まあクールビズとはいってもさすがに短パンとかTシャツってわけにはいきませんからね。運動して汗をかいてもいい格好なら汗をかくのもそんなに不快ではないと思いますが、仕事の恰好で汗をかくと不快この上ないですからね。



運動というほどではないけれど、健康のために歩きたい、という人にはほんと厳しいですよね。
で、そういう人の多くが万歩計で歩数を測っているんですよね、1日1万歩を目標にしているんですね。いつも通りの歩き方だったら1万歩クリアできるのが、この暑さでクリアできなくなって悔しい思いをしている人も多いようです。



ところで、この「1日1万歩」ってけっこう昔から言われてますよね。会社とかでも「1日1万歩運動」とかやったりしますし。ただ、この1日1万歩って何なんでしょうね?誰でも等しく1万歩ってどういうこと?って思ったことありません?



この機会に、1日1万歩について考えてみましょう。






こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター

よういちろう

です。

 

 

このブログでは、シニアのための充実したセカンドライフの作り方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。

 

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。

 

 

 

今回のテーマは

 

『1日1万歩ってどうなの?』

 

です。



 





「健康のために何かしていますか?」と聞かれて、「ウオーキング」と答える人は多いのではないでしょうか。運動としてではなく、健康のためにやっているという範疇のものですね。で、そういう人たちの多くが目標としているのが1日1万歩なんですよね。



健康のためにということは、言い換えれば病気にならないようにするためですよね。中高年の年代になると、生活習慣病などの疾患にかかる人が多くなります。


健康のため、病気にならないために歩くことで体力をつけようということです。


若い頃は特に気にもしなかった体力ですが、加齢とともに体力がどうなるかから見ていきましょう。






体力の低下





僕たちの体力は、20歳台をピークとし、30歳以降、10歳加齢するごとに5-10%ずつ低下する。これは単に運動不足のために起こるのではなく、筋肉の萎縮によって引き起こされる。


れは「加齢性筋減少症(サルコペニア)」と呼ばれる。肌にしわがよったり、頭の毛が薄くなったりするのと同じ加齢現象なので、誰も逃れることができない。そして、20歳台のレベルの30%以下になると「要介護」状態となる。


この体力低下こそが、高血圧、糖尿病などの生活習慣病だけでなく、認知症やうつ病、がんも含めた加齢性疾患の根本的な原因なのではないかと言われています。


そのため、ウオーキングなどの運動をすることで生活習慣病などの加齢疾患にならないようにしているわけです。






1日1万歩の効果は?

 




さて、ここでは、本格的な筋トレ、運動とまではいかないけど、ぎりぎり運動と呼べる「歩く」を実践しているという人たちにとってはかなり興味深い話になると思います。


お馴染みの「1日1万歩」には、「運動強度」の概念が入っていない、という問題点があるんです。


通常、人がウオーキングをする場合、その強度は個人の最大体力の40%程度である。一方、体力向上に必要な運動強度は60%以上で、このレベルで運動すると息切れも起こる。したがって、ほとんどの人はこの強度でウォーキングをするのを嫌がるんです。


で、ここが重要なんですが、実は、このレベルの運動を実施しないと体力は向上しないんです。したがって生活習慣病の症状の顕著な改善効果が得られないんです。だから、「1日1万歩」を目標にダラダラ歩いてもほとんど効果がないということなんですね。


これはかなりショッキングな情報じゃないでしょうか?


「ただ歩くだけではほとんど効果がない」


これは僕も経験しています。僕も仕事でたまに1日2万歩以上歩く日があるんです。2万歩も歩けばそうとう運動効果というか、ダイエット効果があるんじゃないかと思いますよね?


ところが、そんな日でも運動効果とかダイエット効果を感じたことがないんですよ。ただ足が疲れたという感じだけです。足の疲れは結構なものですから、その日は下半身の筋トレをやる気がしないんです。


「今日は2万歩も歩いたから下半身のトレーニングはやらなくていいでしょ。」


と自分に言い聞かせてやらないんです。


じゃあ2万歩歩いた分何か成果を感じるかというと特に無いんです。筋トレした翌日に感じる筋肉のあの感じがないんですよ。ただ疲れているだけという感じです。


ですから、「歩く」に過剰に期待しない方がいいと思います。まあ、歩かないよりは歩いた方がいいとは思います。全く効果が無いということもないでしょうから。ただし、運動として考えるなら歩き方に工夫が必要だと言うことです。



じゃあどういう歩き方がいいかというと、ズバリ「速歩き」です。ただ普通に歩くのではなく意識して速く歩くんです。そうしないと運動効果がないんです。


ただですねえ、僕個人的には、スポーツウエアでウオーキング、速歩きするならいいと思うんですけど、仕事の恰好で、しかも街中でというのはかなり厳しいと思うんです。なかなかできないですよね。


しかも、速歩きもけっこう疲れますから息切れしちゃうじゃないですか、そんな状態でお客さんのところに行くわけにはいきませんからね。


ということで、仕事中に運動をかねたウオーキングはかなり難しいんじゃないかというのが個人的な感想です。それにずっと速歩きじゃ体力的にも厳しいです。長いこと歩けないです。


ですから体力面から言うと、速歩きしてインターバルをかねて少しゆっくり歩く、また速歩きしてゆっくり歩くの繰り返しが望ましいわけです。


もしやるとしたら、このやり方をおすすめします。






まとめ

 

train50.com

 




ということで、日常生活の中での歩く、ウオーキングについて考察しました。結論から言うと、僕はおすすめしません。無理があり過ぎます。


そもそも、普通の歩き方での1日1万歩にもさほど効果が無いことが分かりました。かと言って、速歩きもかなり無理があることが分かりました。


運動効果を狙っての日常生活でのウオーキングをやるよりは、1日の中で時間を決めて運動としてのウオーキングをやったほうがよっぽど効果に期待が持てます。


それでも、この時期屋外の運動は厳しいですから、相当の覚悟が必要になります。


どう考えても、屋内、家とかジムで筋トレをやるほうが効率的ですし、運動効果も期待できますから僕は絶対筋トレを推します。


季節や天候に左右されない運動、一番は家トレです。家でやる筋トレだと思います。


1日1万歩を考察してみて改めて、筋トレ、家トレの良さがわかった気がします。



言っておきますが、ウオーキングを全否定するつもりはありませんので、そこは個人差というか好き嫌いがありますからね。



でも、僕は筋トレをやります。







それでは、また。