これまでもウオーキングの優位性についてお話ししてきました。
もちろん、それは科学的エビデンスを基にした優位性です。
過去のいろいろな実験の結果により導き出されたのが、ウオーキングの優位性なんですね。
特に強調したいのが、ランニングと比較したときの優位性です。
ダイエットしようと思った人が、運動でダイエットしようと考えた場合、ランニングを選ぶ人が多いんです。
昔から痩せようと思った時の運動は、ランニング、走ることを選択することが圧倒的に多かったんですね。それが、いまだにダイエットにはランニングというイメージが強く残っているんでしょう。
ところが、ランニングにはデメリットというか、リスクが多いんです。
特に中年から高齢にかけての男性にはリスクが高いんですね。
ランニングは、膝などにかかる負担が大きく、ケガのリスクが高いんです。
ウオーキングであれば、そういったケガのリスクはかなり低くなります。
また、ウオーキングはダイエットはもちろん健康面でも効果が期待できます。
必ずしもハードな運動を選ぶことはないんです。
ハードな運動、ランニングなどじゃないとダイエットもできないし、健康的にもなれない、と信じている人にぜひ読んで頂きたいです。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『医者がおすすめウオーキング』
です。
さきほども触れましたが、ダイエット面だけじゃなく、健康面でもハードな運動じゃなくて、ゆるめの運動のほうがいいという研究結果もあります。
様々な運動をしている被験者の死亡率を調査したところ、ウオーキングや筋トレ、ストレッチなどの比較的ゆるめの運動をしている人の死亡率低下が見られました。
つまり、つらいランニングよりもゆるめのウオーキングのほうが「体にいい」という科学的エビデンスがあるということです。
ただですねえ、ただ歩けばいいってもんじゃない、という注意点があります。
ウオーキングの注意点
よく運動不足の人がお医者さんに言われるのが、「極力歩くようにしましょう。1日1万歩を目指しましょう。」というものです。
で、日本人は素直というかお医者さんの言うことはかなりの確率で守ろうとする人が多いですから、1日1万歩を目指すわけです。
日常生活の中で、エスカレーターを使わずに階段を使うようにしたり、最寄り駅の一つ手前の前で降りて、一駅分歩くとかですね。そういったことをすることで、1日1万歩を目指すわけですね。
そのうち、1日1万歩歩くようになるわけです。
しかも、2、3日だけの話ではなく、2週間以上も続けられるようになったりするわけです。
きちんとお医者さんの言うことを聞いて、その通りに実践しているわけですから、運動不足が解消され、健康的にダイエットできると思うじゃないですか?
ところが、なかなかそうはいかないんです。言われた通りにやっているのになあ?
と不思議に思ったりします。
実はただ普通に歩くだけでは、ウオーキングと同様の効果を得られないことが多いんです。
言ってみれば、「散歩」と「ウオーキング」の違いというんでしょうか?
「歩く」ことが運動ではなくて、「ウオーキング」が運動だと認識する必要があるんですね。
運動として歩くのがウオーキング
歩くを運動にするには、ただ歩くだけではダメなんですね。
運動として歩く時は、きちんとウオーキングをしなければいけません。
ウオーキング時は、正しい姿勢を保持して、歩くスピードも速くして、足の運び方も気をつけなければなりません。
ですから、こんなことを言うと元も子もないのですが、サラリーマンが革靴でスーツを着たままでウオーキングをするのはかなり困難だということです。
ですから、仕事中に歩けば、それで運動になるという訳では無いんですね。
というか、仕事中に効果がある運動をするのは、かなり難しいと言わざるを得ないんです。
しっかり効果を出そうと思うなら、ちゃんとウオーキングをすることをおすすめします。
最初の頃は1時間も2時間もウオーキングする必要はありません。自分の生活リズムに合わせてできる範囲で始める方が効果は出やすいと思います。
まとめ
健康のための運動をする場合、ハードな運動をする必要はありませんが、正しいフォーム、正しいやり方でやる必要があります。
かといって、無理にハードな運動をすることはありません。
激しい筋トレやランニングで疲労が蓄積すると「免疫力が下がり、感染症リスクが上がる」というのも注意したい点ですね。
そう考えると、ウオーキングはおすすめと言えるわけです。
ただ、ウオーキングだけしかないわけではありませんよ。
筋トレもハードにやらずに、ソフトな感じでやることで、健康的な効果も得られます。
ソフトな筋トレというのはなにか?
というと、家トレ、自重トレです。
ジムでの器具を使ったトレーニングではなく、自分の体重を負荷にして行う筋トレであれば、ケガのリスクも少なくてすみます。
ぜひ、筋トレ(自重トレ)にもチャレンジしてくださいね。
それでは、また。