筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

糖尿病問題を考えよう! 糖尿病と筋トレの関係


コレステロールもいろいろと問題がありますが、糖質もいろいろと問題がありますよね。


ダイエットのために糖質制限したり、糖尿病もそうですね。
糖尿病の場合は食べ過ぎや運動不足による肥満も、もちろん糖尿病発症の一因なのですが、遺伝的な問題もあるので一概には言えない部分も多いのは確かです。


ここで言う糖尿病は、食べ過ぎや運動不足による肥満が発祥の一因の場合の糖尿病と認識してください。


世界的に見ても糖尿病人口が増えてきている傾向があるため全世界的な問題と言えます。


中国では、もうすぐ二人に一人が糖尿病になるんじゃないかという予測データも出ているそうです。WHO(世界保健機関)が糖尿病とがんとAIDSをこれからしっかりコントロールしていこうというふうなことを宣言しています。糖尿病は多くの人が罹りやすい病気ですし、それに併存して発症するいろいろな疾患による医療コストも、社会的な問題になっていくだろうということが言われているんです。


かなり深刻な問題と言えるでしょう。そんな状況下で僕ら一人一人ができることは何なのか?まずは個人レベルでできることから考えていきましょう。






こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー

よういちろう

です。

 

 

このブログでは、シニアのための充実したセカンドライフの作り方を筋トレパーソナルトレーナーの立場からお伝えしていきます。

 

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。

 

 

 

今回のテーマは

『糖尿病問題を考えよう! 糖尿病と筋トレの関係』

です。

 

 

 



糖尿病はわりと身近な病気と感じませんか?よく話題にも出てきますよね。健康診断で血糖値の数値が悪かったりすると、「俺は数値が〇〇だった。」とか「俺なんか○○だぜ、ヤバいよな。」みたいな謎の会話が交わされたりしますよね。変なプチ自慢大会が開かれたりしますよね。


健康意識が低いと言わざるを得ない会話ですね。今では「考えられない」と思う方も多いことでしょう。



血糖値が上がらない体に戻すことは限りなく不可能に近いのが糖尿病なんです。
どんなに食べても、どんなに運動不足でも、血糖値が上がらないという状況に戻すのはは無理なんです。


糖尿病と戦うのではなくて、糖尿病と共に生きる方法を考えたほうが得策だということです。糖尿病とうまくつきあって血糖値をよくすることによって合併症(糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、動脈硬化など)が出ないようにするんです。


さらにその血糖値をよくするためにいろいろな努力をすることが大事なんです。
糖尿病と戦うんじゃなくて、糖尿病という体質とうまく付き合って幸せな人生を生きていくということが大事なのかなと思います。






糖尿病と筋トレの関係

 



一見、糖尿病と筋トレにどんな関係性があるの?

と思われるかもしれません。しかし、結論から言うと筋トレはとても重要です。
昔は、とにかく有酸素運動をすればいいと言われていたのですが、最近は筋トレが見直されてきているんです。というのは、筋肉の量が多くなれば、糖を取り込むキャパシティーが増えるからなのです。なので、筋肉の量を増やすことによって、そこに糖を取り込めるようになるので、筋トレはとても大事です。


ただ、筋トレをしていれば食べてもいいというのは違います。
ただし、好きなだけ食べていい訳では無くて、筋トレもやる必要があるということです。



僕も筋トレを始めてから体重が15kg落ちました。その間筋肉は付いていきましたから、余計な脂肪が落ちていったんですね。で、そこからその体重をキープしています。筋肉量は増えていっていますから、さらに余計な脂肪が落ちているってことですね。


そうなってからの健康診断の結果は良好な結果が続いています。もちろん体重が落ちたこと、余計な脂肪が落ちたことが大きな要因であることは間違いありません。
それともう一つ言えるのは、筋肉量が増えたことによるものだったと言える訳ですね。


さきほども言いましたが、ただ体重を落とすだけだったら有酸素運動だけやればいいわけです。(本当は体重を落とすのも筋トレはとても有効なんですけどね。)
しかし、科学的に筋トレの効果が見直されてきたということです。


これはまさに僕が実体験で立証済みですので間違いないですね。健康のためには筋トレが非常に有効なんです。


糖尿病に限らず、筋肉量というのはすごく大事です。

糖尿病の合併症の中でもサルコペニア(加齢による筋肉量の減少)フレイル(筋肉虚弱)という筋肉がどんどん落ちていくような老年疾患があるんですけども、そういった人は寿命が短いことがわかっているんです。


ですから筋肉量を保つということは、一つの長生きの秘訣というか、健康を保つ秘訣だというふうに言える訳です。


じゃあ筋トレをやらなきゃダメなのかというとそれだけじゃありません。

日常生活の中でも十分に効果的な行動を取ることができるんです。
たとえばジムで筋トレしようと思っている人は、ジムに行くのが面倒くさいとか、雨が降ったから行きたくないとか、シューズとかウェアを買うのにお金がもったいないとか、という理由で続けられなくなる人も多いと思います。


僕としては筋トレを続けてほしいので、ジムで筋トレしたい人にはなんとかジム通いしてほしいのですが、いつもは筋トレするには家トレをおすすめしています。そのほうが継続しやすいからです。


そうは言っても筋トレを継続するのが難しいという人もいると思います。
糖尿病予防で言えば、筋トレしか効果が無いという訳ではありません。運動ができなければ日常生活の中で身体活動量を上げることが大事です。


仕事中であれば、オフィスでずっとデスクワークをしている人は、30分に一回はトイレに行ってくようにするとかですね。


家事中であれば、洗濯物を干すときにはかごに全部の洗濯物を入れて運ぶのではなく、何回かに分けて洗濯機からベランダまで何往復もして干すようにするとかですね。



筋トレが一番おすすめですが、筋トレが難しい場合は日常生活の中でできるだけ体を動かすよう心がけることが大事です。






糖尿病と食事の関係

 



食事についてはシンプルに三食きちんと食べることと、間食をしないことが非常に大事です。

つまり、空腹の時間を作るということです。そのためにも三回はちゃんと食べるけど、間食は一切取らないというメリハリをつけることが非常に大事だということです。


どうしても食べたいときは、食事の時に一緒に食べるか、それ以外の時間は一切何も食べないというふうにすることです。


果物についていえば、食事と一緒に摂るとうにしたほうがいいでしょう。間食は避けましょう。


お酒についていえば、糖尿病的に言うと、血糖値が上がりやすいお酒とそうじゃないお酒があります。蒸留された焼酎やウイスキーなどは、比較的血糖が上がりにくいです。でも、ビールや日本酒などの醸造されたものは糖質が入っているので血糖値が上がりやすいんです。

ただし、飲み過ぎてしまえば全部ダメです、量をきちんと守ることが大事なんですね。






まとめ




僕らの年代では糖尿病の人、糖尿病予備軍の人もけっこういます。


ほとんどの人が健康診断で血糖値が高いということがわかり病院に行き、受診を始めます。

それからでもいいですが、あらかじめ筋トレや運動を習慣にしたり、食事も意識して1日3回しっかり食べて、間食をしないように心掛ける。
そういうところから始めておくことが非常に大事です。


糖尿病になっていない人も、糖尿病と診断された人も筋トレの習慣、しっかりとした食事を心掛けることが大事です。


今自分にできることから始めましょう!







それでは、また。