いきなりですが、最近また同年代と話していて、(ここで言う同年代は50代後半のことです)違和感を感じたことがあります。
「また」と言っているのは、以前にも同じような会話があったんです。
で、まだそのときと同じようなことを言っていることにがっかりしたわけです。
どういうことかというと、「高齢者は筋トレなんかやっちゃいけないよね」と言ってるんです。
(実際は、「高齢者」なんて言わないですよ。「年寄り」とか、ジジイとか言ってましたけど。)
「年を取ったら運動なんかできないよね。せいぜい散歩くらいかな。ましてや筋トレなんかできるわけないじゃん。」
って感じなんですね。
なんでしょうか?昔からの刷り込みと言うか、既成概念というか、凝り固まった固定観念というか。
どちらにせよ、僕はとてもじゃないけど同意できない話なんですよ。
で、「そんなことないですよ。高齢者こそ筋トレやったほうがいいんですよ。」と言っても、
「いやいや、無理でしょ。今でさえ筋トレなんて無理なのに。」と聞く耳を持ちません。
筋トレのイメージがフリーウエイトトレーニングになっているようなんですよね。
筋トレ=バーベル
みたいな感じでしょうか。
だから、あんな重いもの持ち上げられない、下手してケガでもしたら大変だ、という発想のようです。
その後は、時間が無くて、話はそこで終わってしまいました。
うーん、なんだかすっきりしない感じ、残念な感じでしたね。
まだまだこんなふうに誤解されてるのかな、と思ってしまいました。
ということで、そういった誤解を解くために、高齢者にとって筋トレは良いことを解説していきますね。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『健康維持のための高齢者向け筋トレの重要性』
です。
高齢者こそ筋トレをやるべき理由とは?
高齢者こそ筋トレをやるべき理由はたくさんあります。
以下に主な理由をいくつかご紹介します。
1.筋力低下を防ぐ
年齢とともに筋肉量は減少します。
これはサルコペニアと呼ばれ、転倒や骨折のリスクを高め、日常生活の動作を困難にする可能性があります。
筋トレは筋肉量を維持・増加させ、サルコペニアを予防・改善するのに効果的です。
2.骨密度を高める
筋トレは骨に適度な刺激を与え、骨密度を高める効果があります。
骨粗鬆症の予防・改善に効果的です。
3.転倒予防
筋トレは筋力とバランス感覚を向上させ、転倒予防に効果的です。
転倒は骨折やその他の怪我のリスクを高めるため、転倒予防は高齢者にとって特に重要です。
4.生活習慣病の予防・改善
筋トレは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防・改善に効果的です。
また、筋トレは血行を促進し、冷え性や便秘などの症状を改善する効果もあります。
5.精神的な健康を維持する
筋トレは、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の分泌を促進し、気分を改善し、ストレスを軽減する効果があります。
また、筋トレは達成感を味わうことができ、自信を高める効果もあります。
高齢者が筋トレをする際の注意点
高齢者が筋トレをする際には、以下の点に注意する必要があります。
・無理のない範囲で行う
・痛みを感じたらすぐに中止する
・水分補給をこまめに行う
・医師に相談してから始める
筋トレは、高齢者の健康維持・増進に効果的な運動です。
高齢者の方には、ぜひ筋トレを習慣にしていただきたいと思います。
まとめ
このように、高齢者は筋トレをやるべき理由があります。
十分に注意することで、懸念されているケガも防ぐことができます。
高齢者になってから筋トレを始めるよりも、若いうちから、早いうちから始めた方がいいのは間違いありません。
自分はまだ若いから、などと考えずに、今すぐに始めた方が効果も大きく、続きます。
筋トレ、今すぐ始めましょう。
それでは、また。