前回、新しいことにチャレンジして、それを継続するために知っておきたい知識として、ホメオスタシスについて考察しました。
もう一つ知っておきたい知識として挙げられるのが「コンフォートゾーン」です。
コンフォートゾーンもホメオスタシスと同様、生命活動においては必須なものであるのですが、安全に生きていく機能が逆に作用してしまう面があります。
逆に作用してしまうことで、チャレンジ、継続を妨げてしまう要因となってしまうわけですね。
ですから、妨げとならないようにコンフォートゾーンとはどういったものかを知っておく必要がある訳です。
ということで、今回はコンフォートゾーンについて考察していきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『コンフォートゾーンと学びの挑戦』
です。
コンフォートゾーンとは?
コンフォートゾーンとは、ストレスや不安を感じることなく、リラックスして過ごせる心理的な領域を指します。
日本語では快適領域とも呼ばれます。
具体的には、以下のような状況がコンフォートゾーンに該当します。
・慣れ親しんだ仕事や日常生活
・得意なスポーツや趣味
・親しい友人や家族との付き合い
コンフォートゾーンにいると、安心感や安定感を得られるため、心地よく過ごせます。
しかし、一方で成長や変化が起きにくいというデメリットもあります。
コンフォートゾーンの外側には、以下の2つの領域が存在します。
・ラーニングゾーン:適度な緊張感や挑戦感があり、成長や学習が起きやすい領域。
・パニックゾーン:過度なストレスや不安を感じ、パフォーマンスが低下する領域。
成長するためには、コンフォートゾーンからラーニングゾーンへ踏み出すことが重要です。
ラーニングゾーンでは、新しいことに挑戦したり、失敗を経験したりすることで、スキルや知識を身につけ、成長することができます。
コンフォートゾーンから抜け出す方法としては、以下のようなものがあります。
・小さな目標を設定:いきなり大きな目標に挑戦するのではなく、小さな目標を設定して達成感を積み重ねる。
・習慣を変える:いつもと違う行動をとることで、新しい刺激を受ける。
・新しいことに挑戦:興味のある分野にチャレンジしてみる。
・周囲の人に相談:周囲の人にアドバイスや協力を求める。
コンフォートゾーンは、決して悪いものではありません。
安心感や安定感を得られる場所として、必要不可欠な存在です。
しかし、成長するためには、コンフォートゾーンから一歩踏み出すことが大切です。
コンフォートゾーンとラーニングゾーンをバランスよく活用することで、成長と安定感を両立することができます。
ラーニングゾーンとは?
ラーニングゾーンとは、適度な緊張感や挑戦感があり、成長や学習が起きやすい心理的な領域を指します。
日本語では学習領域とも呼ばれます。
コンフォートゾーン(安心感や安定感を得られる領域)の外側、パニックゾーン(過度なストレスや不安を感じ、パフォーマンスが低下する領域)の手前に位置しています。
ラーニングゾーンでは、現在のスキルや知識を活かしつつ、少し難易度の高い課題に挑戦することで、新しい知識やスキルを身につけ、成長することができます。
具体的には、以下のような状況がラーニングゾーンに該当します。
・少し難易度が高い仕事や勉強
・習得したい新しいスキルに挑戦
・慣れない環境での活動
・意見交換や議論
ラーニングゾーンにいると、以下のような状態を感じることができます。
・適度な緊張感とワクワク感
・集中力が高まる
・達成感を得られる
・新しい発見や学びがある
ラーニングゾーンに入るための方法としては、以下のようなものがあります。
・コンフォートゾーンを認識する:自分がどのような状況に安心感や安定感を感じるのかを認識することが重要です。
・少し難易度の高い課題に挑戦する:自分の能力よりも少しだけ高いレベルの課題に挑戦することで、成長を促すことができます。
・フィードバックを求める:周囲の人にフィードバックを求めることで、自分の課題や改善点を認識することができます。
・失敗を恐れない:失敗は成長の過程で必要不可欠なものです。失敗を恐れずに挑戦することが重要です。
まとめ
ラーニングゾーンは、成長にとって非常に重要な領域です。
コンフォートゾーンからラーニングゾーンへ積極的に踏み出すことで、より多くの学びを得ることができます。
ラーニングゾーンとコンフォートゾーンをバランスよく活用することで、成長と安定感を両立することができます。
それでは、また。