人間50年も生きているといろいろと問題が起こります。
特に体に異常をきたすことが多くなります。最たるものが生活習慣病でしょう。
中でも、がん、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患は五大生活習慣病と言われています。
しかし最近では、五大生活習慣病以外にも中年男性に忍び寄る病気があるんです。
それが「男性の更年期障害」です。
ちょっと前までは更年期障害というと女性に起こるものだと言う認識でしたが、男性にも起こるんです。
これはもう他人事ではありません。50代ともなるといつ自分にそういうことが起こるとも限りません。自分事としてしっかり認識していかなければなりません。
今まであまり考える機会が少なかった「男性の更年期障害」を今回自分事として考えてみましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは、シニアのための充実したセカンドライフの作り方を筋トレパーソナルトレーナーの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『男性更年期障害の原因は○○の低下だった⁉』
です。
ぶっちゃけ会社とか身の回りで、男性の更年期障害についての話を聞いたことがありません。女性の更年期障害は何とはなしに耳にすることはありますが。
生活習慣病の話はわりと聞くんですけどね、特に五大生活習慣病ですね。
あなたの周りにもかなり高い確率で上記の五大生活習慣病にかかっている人がいることでしょう。サラリーマンであれば大体年一回健康診断がありますが、その結果で自分がどの病気の予備軍か分かりますよね。もしくはすでにその病気にかかっているという人いるでしょう。
イメージとしては中年サラリーマンに生活習慣病が多いような感じですよね。
これは昭和のサラリーマンのイメージによるものだと思うのですが、会社の就業時間になって仲間内で飲みに行くわけです。
まずはビールで乾杯、何杯か飲んで次になんでしょう、日本酒が好きな人は熱燗か冷酒を飲み始めるでしょう。チューハイ、焼酎のお湯割りとかもありますね。そのあたりのお酒を飲みながらつまみもがっつり食べるんですよね。
まあどんなお店かにもよりますが、一般的ななんでもありの居酒屋とかだと、唐揚げとかの揚げ物系をよく食べる印象が強いですね。もちろん、サラダとか豆腐系、枝豆とかヘルシーなつまみも多いですけどね。
で、ある程度飲んだら、いきつけのスナックに行って、水割りを飲みながらカラオケを歌う、という定番コースですね。
ま、スナックはそんなに食べる量も多いわけではありませんし、飲むのもほとんどがウイスキーの水割りですから、まだいいほうですね。ウイスキーは蒸留酒ですから。
最悪なのが、スナックもお開きになって帰ろうかというところで、締めのラーメンという謎の習慣があったんです。行ったことありますよね?
これほんと最悪ですからね。
こんな飲み方を毎週のように、ひどい人は週2,3回行ってましたからね。
これで健康でいるほうが不思議です。で、決まってそういう人たちは健康診断の後、不健康自慢大会が始まるんですよ。「俺のほうが数値悪い」って。
あの頃は「健康意識」なんて言葉は無かったですよね。
いけないいけない、思いっきりよそ道にそれちゃいましたね。
本題に戻しましょう。
男性更年期障害の症状
そもそも男性更年期障害とはどのような症状があるのかを見ていきましょう。
全身の疲労感や倦怠感、イライラ、ほてり、発汗などといった症状があります。これは女性の更年期障害と同じような症状と言えます。ただし、男性には閉経のような大きな変化がないことや発症する年齢にも個人差があることから、男性更年期障害だと気づかず症状に悩んだり、放置して悪化させてしまうケースもあるようです。
というのも、男性更年期障害の認知度はかなり低いというデータがあり、まったく知らないと言う人が30%程度もいるという結果が出ています。
更に男性更年期障害発症後に病院を受診したのは全体のわずか10%程度というデータもあります。
しかしながら、実際に発症した人は仕事と家庭、人間関係に大きな影響を及ぼしていると答えている。
これだけ影響が大きい男性更年期障害であるにも関わらず、認知度の低さは問題であると言わざるを得ない。
男性更年期障害の主な原因・対策
これは、男性ホルモンであるテストステロンの低下である。
「テストステロン」 筋トレをしている人は必ず一度は耳にしたことがあると思います。
筋肥大、筋力アップなど筋肉の成長には不可欠の男性ホルモンです。
テストステロンについては過去記事で詳しく解説していますので、こちらを参照ください。
テストステロンの低下が男性更年期障害の主な原因であるならば、テストステロンを上げる行動が必要となりますよね。
テストステロンを上げるには筋トレが一番です。
簡単に説明すると、テストステロンを上げるのは大胸筋や上腕三頭筋、上腕二頭筋などのメジャーな上半身の筋トレよりも、大腿四頭筋を主に鍛えるスクワットの方が効果的です。
上半身の筋トレももちろん効果はあります、ありますがスクワットのほうがより効果的だと言うことです。
であれば、上半身の筋トレとスクワット両方やる方がいいですよね。
どちらかだけ、ということであればスクワットをおすすめします。
まとめ
男性更年期障害の主な原因がテストステロンの低下だということが分かりました。
原因が分かれば対策が取れます。テストステロンを上げるのは筋トレです。
まだまだ認知度が低い男性更年期障害ですが、仕事と家庭、人間関係に大きな影響を及ぼしてしまうことが分かっている大問題です。できることが分かっているわけですから、すぐにでも対策に取り掛かりましょう。
そうです、「筋トレ」です。筋トレは男性更年期障害以外にも様々なメリットがあります、早いに越したことはありません。
さあ、筋トレを始めましょう。
それでは、また。