「やっぱり年取ったよね~、じいさんみたいだったよ。」
これ、誰が誰に言った台詞か分かります?
これですねー、僕の嫁さんが僕に言った台詞なんです。つい昨日の話です。
びっくりしました。
まさにデジャブとしか言いようがないと思ってしまったんです。
実は、一年ほど前にもほぼ同じことを言われたんです。
まさか、1年後に同じことを言われるなんて思ってもいませんでした。
ということで、今回はこのデジャブをもう一度振り返ってみようと思います。
どんなシチュエーションだったかを説明しますね。
僕は電車通勤なんですけど、最寄り駅まで歩きなんです。家が山の中みたいな場所にあって、けっこうアップダウンが多い場所なんです。で、まだきれいに整備されていなくて、ちょっと大きめの道路に出るときに坂を上がってから階段で下りていくんです。
その階段を下りるところを目撃されたわけです。
階段を下りる姿が「じいさん」みたいだったと・・・
なんだか危なっかしいように見えたんでしょうか。
一つ言い訳させてもらうと、その階段というのが簡易的なもので、鉄パイプと鉄の踏み板で出来ていて、しかもかなり急こう配なんです。手すりみたいなものに掴まりながらじゃないとちょっとおっかない感じがするくらいなんですよ。
そんな階段ですから、軽やかにトントントンと下りてはいけないんですね。
毎日使っていても、いまだにそろりそろりとしか下りられないんです。
でも、ここで考えたんです。言い訳しようが何しようが、じいさんみたいに見えたってことは厳粛に受け止めなければならない、と。
何が原因でそう見えたのか?せっかく筋トレしているのに、じいさんみたいに見える動きじゃしょうがない、何か解決策はないのか?そのへんを考えなくちゃいけない、そう思ったわけです。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは
『若々しさキープ!歩き方で変わる印象』
です。
冒頭でお話しした通り、「じいさんみたいだったよ。」と嫁さんに言われ、かなりショックを受けたわけですが、このままでは終われません!
じいさんみたいに見られないようにしなくちゃいけません、若く見られるように改善しなくちゃいけません。
刑事ドラマじゃありませんが、まずは「現場」から押さえていきましょう。
階段の上り下り
今回の嫁さんの目撃情報以前から、階段の上り下りに関しては自覚症状がありました。
これは正直に言ってそうなんです、けっこう前から階段の上り下りが「おっかなびっくり」になってるんだろうなという自覚はありました。
なんて言うのか、下りのとき足を踏み外しそうになってしまう、いやちょっと違いますね。
足を踏み外しそうになると言うよりも、踏み外すんじゃないかと思って、足の運びが危なっかしくなってしまう、そんな感じですね。
じゃあ、いつごろからそんな感じになってしまったのか、記憶をさかのぼってみたんです。そしたらですね、あの頃からじゃないかな、と思い当たる節がありました。
それはですねえ・・・・
「老眼」が始まったころからなんじゃないかと。
そうなんです、僕はけっこう早い時期から「老眼」がひどくなってきまして、老眼鏡をかけるようになってしまったんです。その頃からじゃないかと。
そういえば、老眼鏡をかけるようになってから、嫁さんに「老けたよねえ」と言われ始めたように思います。
でも、よくよく考えてみると、不思議だなと。
なぜ老眼になっただけで階段の上り下りが危なっかしくなってしまうんだ?と思ったわけです。僕は筋トレもやっていて体力にはそこそこ自信がありますから、体力が衰えたとか、足腰が弱くなったなんてことはありません。
なぜなんだろう?・・・
分からないなら調べるしかありません。このまま放っておくのもしゃくですからね。ということで調べてみました。
じいさんみたいに見える理由?
年を取ると、いわゆる老人と呼ばれる年代になると様々な理由から階段の上り下りに不安を感じるようになることが多くなります。特に階段を下りるときに顕著になります。
その理由としては、
・体力の低下
・足の筋力の衰え
・体のバランス感覚の悪化
・視覚や視野の問題
・脳の認識機能の問題
などなどが挙げられます。
で、これらの中で今の僕にあてはまるものは何かと考えてみたら、視覚や視野の問題なんじゃないかと思ったわけです。
というのも、嫁さんから「じいさんみたいに見えた」理由が、「恐る恐る階段を下りていた。危なっかしい足元を見ている感じがじいさんみたいだった。」ということらしいです。
先に挙げた階段を下りるときに不安を感じる理由ですが、この対象となるのが高齢者、しかも70代くらいの高齢者が対象なんです。さすがにその年代と同じような理由はないだろうと思っているんですけどね。
しかし、一つだけ「視覚や視野の問題」、これだけはそうかもしれないと、ちょうど老眼が始まったころからとも整合性が取れるからです。
駅の階段を下りているときなんかに、トントントンとリズミカルに下りていってるときに、不意に「足を踏み外すんじゃないか」と足が止まりかけることがあります。駅の階段ですから、段差が変わることはまずありません。なのに、急に足を止めようとしてしまうのは視覚情報を間違って認識してしまうからじゃないかと思うわけです。
僕の場合で言えば、老眼のせいじゃないかと思うんですよ。もちろん、老眼ですから何か文字を読んだりする時だけ老眼鏡をかけるんですね。それ以外はかけていないんです。で、老眼も悪化が進行していますから、見え方と脳の認識でズレが生じてしまうんじゃないかと思うわけです。
ある意味この老化はしょうがないとも思うわけですが、老眼に効くサプリもありますからこれから試してみるのも悪くないかなと思ったりしています。
しかし、それ以外に僕的には歩き方、姿勢には特に気をつけたい、という思いがあります。筋トレサポーターとして、それはマズいなと。ですから、改めて若見えする歩き方、姿勢とそのための筋トレをシェアしますね。
若見えする歩き方
老けて見える歩き方ですが、僕が思うに「どこに視線を置くか」によるところが大きいと思います。
昔に比べて視線が足元の近くになってきたと思うんです。おそらく、年を取ってきてから何も無いところでつまづくようになったせいだと思います。つまづきやすくなったせいで、足元が不安になって無意識に視線が足元に近くなってきたと思うんです。
視線が足元に近くなってきたせいで、姿勢が悪くなってしまうんですよね。しかも、不安だから歩幅も狭くなってしまう。こんな歩き方じゃ「じいさん呼ばわり」されてもしょうがないですよね。
ということは、その逆の歩き方が「若見えする歩き方」になるわけです。
つまり、
①視線をできるだけ遠くに置く。
②歩幅を広くする。
これですね。
視線を遠くにすることで自然と胸を張ったいい姿勢になります。さらに、歩幅が広くなると颯爽としたイメージに見えます。自信たっぷりに見える歩き方ですよね。
難しいことはありませんので、早速やってみましょう。
意識するだけで十分できますよ。
まとめ
ちょっとしたことで老けて見られたり、若く見られたりするもんです。
自分では気づけないことが多いと思います。もし、誰かに指摘されたら感謝したほうがいいですね。そういうことを言ってくれる人ってなかなかいないですし、貴重な存在です。
意外と簡単な方法で改善できるものも多いですから、気づいたことはすぐに実践して、改善していきましょう。
それでは、また。