この間聞いた話で興味深いものがありましたのでシェアさせて頂きますね。
聞いた話と言いましたが、僕は会話には参加していませんでした。
盗み聞きしていたわけでは無いんですが、僕の目の前で2人のおじさんが話していた内容なんです。
すべて漏れなく聞いていたわけではないのですが、だいたい以下ののような内容でした。
「この暑い中で歩き回るのはきついよな。」
「ほんときつい。しかも階段の上り下りがきついよな。」
「でも階段だけじゃなくて坂道(スロープ)もあるからな。」
「階段とスロープで筋肉への効果が違うって知ってた?」
みたいな会話でした。
非常に興味深い話だったのですが、この後の話を聞くことができなかったんです。
話を聞けなかったのは残念でしたが、でも非常に興味深い内容だと思ったので調べてみました。
筋トレでトレーニングするのも、もちろんいいのですが、サラリーマンの方は日常生活の中で少しずつトレーニングするのもありです。
当然、その日常生活のエクササイズに階段とスロープも含まれるわけです。
ということで、階段とスロープのエクササイズ効果についてみていきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『階段とスロープの効果の違い~日常生活エクササイズのメリットデメリット~』
です。
階段とスロープ エクササイズの効果の違い
階段とスロープにおけるエクササイズの効果は、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
階段
メリット:
より多くのカロリーを消費できる: 階段を登るためには、スロープを歩くよりも多くのエネルギーが必要なので、より多くのカロリーを消費できます。
筋力を鍛えることができる: 階段を登ることで、大腿筋群、臀筋群、下腿三頭筋などの筋肉を効率的に鍛えることができます。
骨密度を高めることができる: 階段を登ることで、骨にかかる負荷が増し、骨密度を高める効果があります。
心肺機能を向上させることができる: 階段を登ることは、有酸素運動の一種であり、心肺機能を向上させることができます。
デメリット:
膝関節に負担がかかりやすい: 階段を登ることで、膝関節に大きな負担がかかります。膝関節に問題がある人は、スロープの方が安全です。
転倒リスクが高い: 階段を登る際に足を滑らせると、転倒するリスクがあります。
スロープ
メリット:
膝関節への負担が少ない: スロープを歩くことで、膝関節への負担を軽減することができます。
転倒リスクが低い: スロープは平らなので、階段よりも転倒リスクが低いです。
リハビリに適している: 階段を登るのが困難な人や、ケガをしている人は、スロープでの歩行がリハビリに効果的です。
デメリット:
階段と比べてカロリー消費が少ない: スロープを歩くよりも、階段を登る方がより多くのカロリーを消費できます。
筋力強化効果が低い: スロープを歩くことは、階段を登るほど筋肉を鍛える効果がありません。
心肺機能への負荷が少ない: スロープを歩くことは、階段を登るほど心肺機能への負荷がかかりません。
結論
階段とスロープにおけるエクササイズの効果は、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合った方法を選択することが重要です。
膝関節に問題がない場合は、階段を登ることでより多くの効果を得ることができますが、膝関節に問題がある場合は、スロープの方が安全です。
リハビリ中の場合は、スロープでの歩行が効果的です。
高齢者には階段とスロープのどっちがメリットがある?
高齢者にとって、階段とスロープのどちらがメリットがあるかは、個人の体力や健康状態によって異なりますが、一般的にはスロープの方が安全で快適に移動できることが多いです。
スロープのメリット
転倒リスクが低い: 階段に比べて段差がないため、転倒によるケガのリスクが大幅に低くなります。
膝への負担が少ない: 階段昇降は膝関節に大きな負担がかかりますが、スロープであれば膝への負担を軽減することができます。
歩行が楽: 平らな道なので、段差を乗り越える必要がなく、歩行が楽になります。
筋力低下への対応: 筋力低下が進んだ高齢者でも、スロープであれば比較的安全に移動することができます。
車いすや介護用歩行器の利用: 車いすや介護用歩行器を利用している高齢者でも、スロープであればスムーズに移動することができます。
階段のメリット
筋力強化: 階段昇降は、下半身の筋力強化に効果があります。
骨密度向上: 階段昇降は、骨にかかる負荷を増加させるため、骨密度向上の効果が期待できます。
有酸素運動: 階段昇降は、有酸素運動として心肺機能の向上にも効果があります。
カロリー消費: 階段昇降は、スロープを歩くよりも多くのカロリーを消費することができます。
注意点
スロープの勾配: スロープの勾配が急すぎると、転倒のリスクが高くなります。一般的には、5度以下が推奨されています。
スロープの長さ: スロープが長すぎると、歩行が困難になります。高齢者向けのスロープは、長すぎないように設計する必要があります。
手すりの設置: スロープには、手すりを設置することが重要です。手すりに掴まることで、転倒を防止することができます。
まとめ
高齢者の安全と快適な移動を考えると、スロープの方が多くのメリットがあります。
ただし、筋力低下が著しい場合は、スロープでも歩行が困難になる可能性があります。
そのような場合は、階段昇降リフトなどの補助器具の利用を検討する必要もあります。
個々の体力や健康状態に合わせて、適切な方法を選択することが重要です。
主治医や理学療法士に相談するのも良いでしょう。
僕の考えは、若い人やある程度筋力のある方なら階段、それ以外の方、特に高齢者のかたはスロープのほうがメリットがあるんじゃないかと思います。
ともかく安全が最優先ですから、そこだけは間違わないようにしたいですね。
それでは、また。