シニア世代ともなると多方面で気になることが多くなってきます。
健康面であったり、経済的なことだったり、人間関係だったりする方も多いことでしょう。
理想としては今までの人生で蓄えてきたもので安心して生きていける状態が望ましいのですが、なかなかそうもいかないのが人生なのかなあと思うことがあります。
蓄えというと、金銭的なものを想像しがちですが必ずしもそれだけではありません。これまでの人生、それなりに長く生きてきているわけです。その間、健康面であれば、病気やケガをしたこともあったでしょう。そういったものを乗り越えて今現在生きているわけですし、人間関係であれば、家族もできて、友人もいて、長い期間そういう人達に囲まれて楽しい時間を過ごし、これからも楽しい時間を過ごせるだろうと思えるのは素晴らしいことです。
金銭面も人間関係もそれなりに蓄えがあって、これからもその蓄えで安泰だと思える人も多いことでしょう。そう思える人は幸せですよね。僕もそうありたいなと思います。
若い頃の心配事といえば、人間関係、経済面、健康面というような順番だったんじゃないでしょうか。悩み、落ち込んで、またその反面、楽しい時間を共有し過ごせたのも、自分の周りの人達のおかげだったり、経済的にも満足するレベルではなかったにせよ、自分だけじゃなく家族もなんとか幸せに暮らしてこれたことを考えると十分と言っていいレベルだったのかなと思えると思います。
しかし、これからシニア世代を生きていく上で最重要課題と捉えなければならないのは、やはり「健康面」です。これから先、経済面で不安なことはありません、人間関係も良好で幸せです、と言える人でも、それを謳歌できるのは自分が健康であって初めて可能になるんじゃないでしょうか。
シニア世代を幸せに生きていくためには、「健康」という土台があってこそだと言えると思います。その健康という土台を形成するために今からできることを考えていきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、シニアのための充実したセカンドライフの作り方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『健康寿命は最重要課題』
です。
日本では高齢化が一段と進んでいます。少子化が進む中、内閣府が20日に発表した2023年版の「高齢社会白書」によると、65歳以上の人口が3割近くとなっています。医療技術が日々進化することで長寿大国である日本はさらに高齢化の道を進んでいくことになるでしょう。
そうした状況下で、国としても重要な課題として捉えているのが「健康寿命」です。
健康寿命とは?
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。
別な言い方をすれば、「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」と言い換えることができます。
ではどうやったら健康でいられるのか?を今から考えて実践することが、これから健康寿命を延ばすためカギとなることは明白ですよね。これからシニア世代を生きていく僕らにとっては、もうすぐそこまで迫ったリアルな問題です。
健康寿命を延ばすために何が必要かを考えてみましょう。
健康寿命を延ばすやらなければならないこと
現代を生きる僕らは長生きするようになりました。長寿大国である日本で、日本人として生活していれば環境的には問題はそんなにないと思われます。普段、安全で身の危険を感じることなど皆無と言ってもいい環境で僕らは生きています。こういった面ではとても恵まれた環境だと思います。
また、医療環境も充実しています。病気になったとしても医者にかかれないという人もまずいないでしょう。食に関しても、生活困窮者の増加が問題になっているとはいえ、今日食べるものに困っている人も比率としては多くは無いのではないでしょうか。
このようなことから、僕らは今すぐ何かをやらなければ生きていけない、ということは少なくて、それなりに長生きもできそうですよね。
ところが、健康的に長生きする、健康寿命を延ばすという側面から考えるとやらなくてはいけないことがあります。
具体的に見ていきましょう。
①運動
やはり最優先でやらなければならないこととして「運動」が挙げられます。
現代は便利になり過ぎて自分で意識しないでいると、確実に運動不足になってしまいます。運動不足になると、メタボになり生活習慣病のリスクが非常に高くなってしまいます。また、病気のリスクだけじゃなく、筋力の衰えにより歩行困難、ひいては寝たきりという状況を招く恐れもあります。
運動は、病気の予防と日常生活を何の制限もなく送るためには必須と言えます。今のうちから日常生活に運動を取り入れていくことが必要です。ぜひ取り組んでいきましょう。
②食事
高齢者、シニア世代というと、イメージ的に和食、しかも田舎料理を食べるイメージがあるかと思います。しかし、それは何年も前のイメージであって現代は違います。
だって考えてみてください、僕ら50代くらいだと60代になったからと言って食生活がガラッと変わると思います?
そんなに変わらないと思いませんか?ハンバーガーも食べるし、インスタントラーメンも食べる、コンビニ弁当も食べる、ほぼ今の若者と同じようなものを食べるんじゃないでしょうか。
ダメとは言いません、言いませんが、お肉などはこれまでと摂取量は変える必要はそんなにないと思うんです。ただし、病気でお医者さんに制限するよう言われている人は別ですよ。
そうじゃなければ、いいんです、いいと思うんですけどね。
ただやっぱりメタボの心配があるような食べ物は控えた方がいいと思いますし、カロリー摂取量は考えた方がいいと思います。また、極力、加工食品の摂取は控えた方がいいんじゃないでしょうか。
加工食品すべてに有害な物質が入っているとは言いませんが、リスクはあると思った方がいいと思います。それに余分なカロリーが多過ぎますから。
タンパク質や脂質、炭水化物などの栄養に関する知識はあった方がいいのは間違いありませんが、やっぱり一番いいのは手作りの料理ですね。栄養バランスの取れた手作りの料理を腹八分、これが一番じゃないでしょうか。
まとめ
僕らはこれから先、おそらく大半が長生きするでしょう。しかし、ただ長生きするだけでは面白くないじゃないですか?それだと身近な人たちに迷惑をかけることも多くなってしまいます。
僕はできるだけ健康寿命だけを延ばしたいと思っています。健康寿命が終わってからの長生きは望んでいません。
ですから、そうなるために運動、特に筋トレをやっていますし、食事も制限とまではいきませんが、食べていいもの、食べないようしているものを明確にして普段の食生活に取り入れています。
僕は未来のために今を犠牲にするという考え方は好きではありません。未来のために必要なことは、多少しんどくても、窮屈なことであっても楽しくできると思うんです。
もっと言えば楽しくできるように工夫すればいいだけの話です。
健康寿命を延ばすことが幸せに繋がるのであれば、ぜひ今から始めましょう。
未来のために運動も食事も今から取り組んでいきましょう、それもできるだけ楽しく。
それでは、また。