前回、体幹の重要性についてお話ししました。
体幹を鍛えることで得られる効果、体幹とはどこの筋肉のことを言うのか、など体幹についての知識についてお話しさせて頂きました。
で、今回は体幹トレーニングについて具体的にみていこうと思います。
体幹と言われている各筋肉ごとのトレーニング方法をみていきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『中高年の健康に貢献する体幹トレーニング』
です。
前回ご紹介した通り、
1.外腹斜筋(がいふくしゃきん)
2.腹直筋
3.内腹斜筋
4.腹横筋
5.多裂筋・横隔膜・骨盤底筋
というように、体幹を筋肉別に見ていきました。
なので、今回も同じように筋肉別にトレーニングを見ていきましょう。
外腹斜筋のトレーニング
外腹斜筋は、お腹の横側にある筋肉で、くびれを作るために重要な役割を果たします。
外腹斜筋を鍛えることで、くびれを形成し、美しいボディラインを作ることができます。
外腹斜筋のトレーニングの種類
外腹斜筋を鍛えるトレーニングには、様々な種類があります。
・サイドプランク:体幹の横側を鍛えるトレーニングです。
・サイドクランチ:腹斜筋を鍛えるトレーニングです。
・ロシアンツイスト:腹斜筋を鍛えるトレーニングです。
・ツイストニートゥーチェスト:腹斜筋と腹直筋を鍛えるトレーニングです。
・サイドレッグレイズ:腹斜筋と股関節周辺の筋肉を鍛えるトレーニングです。
腹直筋のトレーニング
腹直筋はお腹の前面にある筋肉で、いわゆる「腹筋」と呼ばれる部分です。
腹直筋を鍛えることで、シックスパックを目指すことができます。
腹直筋のトレーニングの種類
腹直筋を鍛えるトレーニングには、様々な種類があります。
・クランチ:腹直筋全体を鍛えるトレーニングです。
・レッグレイズ:腹直筋下部を鍛えるトレーニングです。
・リバースクランチ:腹直筋上部を鍛えるトレーニングです。
・プランク:腹直筋を含む体幹全体を鍛えるトレーニングです。
・バイシクルクランチ:腹直筋と腹斜筋を同時に鍛えるトレーニングです。
内腹斜筋のトレーニング
内腹斜筋はお腹の横側にある深層筋で、くびれを作るために重要な役割を果たします。
内腹斜筋を鍛えることで、くびれを形成し、美しいボディラインを作ることができます。
内腹斜筋のトレーニングの種類
内腹斜筋を鍛えるトレーニングには、様々な種類があります。
・サイドプランク:体幹の横側を鍛えるトレーニングです。
・ロシアンツイスト:腹斜筋全体を鍛えるトレーニングです。
・サイドクランチ:腹斜筋を鍛えるトレーニングです。
・ツイストニートゥーチェスト:腹斜筋と腹直筋を鍛えるトレーニングです。
・ニートゥーエルボー:腹斜筋と腹直筋を鍛えるトレーニングです。
腹横筋のトレーニング
腹横筋は、お腹の奥にあるインナーマッスルの一つで、コルセットのように胴体を包み込むように存在します。
トレーニングの種類
腹横筋は、他の筋肉と比べて鍛えにくい筋肉ですが、様々なトレーニング方法があります。
・ドローイン:お腹を凹ませるように意識することで、腹横筋を鍛えるトレーニングです。
・プランク:体幹全体を鍛えるトレーニングですが、腹横筋にも効果があります。
・サイドプランク:体幹の横側を鍛えるトレーニングですが、腹横筋にも効果があります。
・ドローイン&クランチ:ドローインとクランチを組み合わせたトレーニングです。
・ボールを使ったトレーニング:ボールを使って行うトレーニングです。
多裂筋・横隔膜・骨盤底筋のトレーニング
多裂筋、横隔膜、骨盤底筋は、体幹を支える重要な筋肉です。
これらの筋肉を鍛えることで、以下の効果が期待できます。
効果
・姿勢改善:これらの筋肉が強化されることで、背筋が伸び、猫背や反り腰などの姿勢不良を改善することができます。
・腰痛予防:これらの筋肉は、腰椎を支える役割も担っているため、これらの筋肉を鍛えることで腰痛予防に効果的です。
・体幹強化:これらの筋肉は、体幹の重要な筋肉の一つであり、これらの筋肉を鍛えることで体幹全体が強化されます。
・運動能力向上:体幹が安定することで、体の軸がブレにくくなり、スポーツなどの運動能力が向上します。
・内臓機能向上:横隔膜は、呼吸に関与する筋肉であり、骨盤底筋は、排尿や排便に関与する筋肉です。これらの筋肉を鍛えることで、内臓機能の向上にも効果があります。
トレーニングの種類
多裂筋
・ドローイン:お腹を凹ませるように意識することで、多裂筋を含む腹横筋を鍛えるトレーニングです。
・プランク:体幹全体を鍛えるトレーニングですが、多裂筋にも効果があります。
・バックブリッジ:仰向けに寝て、腰を持ち上げるトレーニングです。
・サイドプランク:体幹の横側を鍛えるトレーニングですが、多裂筋にも効果があります。
横隔膜
・腹式呼吸:お腹を膨らませたり凹ませたりしながら呼吸をするトレーニングです。
・ドローイン:お腹を凹ませるように意識することで、横隔膜を含む腹横筋を鍛えるトレーニングです。
・プランク:体幹全体を鍛えるトレーニングですが、横隔膜にも効果があります。
骨盤底筋
・ケゲル体操:骨盤底筋を意識的に収縮と弛緩を繰り返すトレーニングです。
・プランク:体幹全体を鍛えるトレーニングですが、骨盤底筋にも効果があります。
・スクワット:太ももやお尻の筋肉を鍛えるトレーニングですが、骨盤底筋にも効果があります。
まとめ
こうしてみると、意外と多くの筋肉が体幹を構成していることが分かります。
また、そのトレーニング方法も多岐にわたりますね。
いずれは、ここに紹介したトレーニングをこなせるようになりたいもんですが、最初のうちは軽めのトレーニングから入るのがいいと思います。
それこそ、腹式呼吸やドローイン、プランクくらいからがいいんじゃないでしょうか。
何をやるかよりもどれだけ続けられるかが重要なんですから。
それでは、また。