筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

『体幹トレーニングの重要性と効果とメリット』





筋トレをしている人はもちろんですが、最近では世間一般でも認知されてきていると言えるのが、「体幹」です。



某サッカー選手が日本人離れした体幹の強さで海外でも大活躍したり、また別のサッカー選手は小柄な体格ながら、海外の大柄な選手とも対等に渡り合えたりしたのも、「体幹の強さ」があったからこそだと言われています。



その選手が行っている体幹トレーニングが話題になり、トレーニング本が売れたり、テレビでも取り上げられたりしましたよね。
その勢いで、体幹トレーニングがちょっとしたブームになったりしました。



と、ここで疑問に思ったのが、「体幹」って言うけど、「体幹」って具体的にどこのこと?
とか、
体幹を鍛えるとどんなメリットがあるの?
とかを理解したうえで行っているんだろうか?


と思ってしまったんです。



いかがでしょうか。


あなたは「体幹って何?どんなメリットがあるの?」って聞かれたとして、すぐに答えられますか?



特に、40代、50代の方こそ、体幹を鍛えるべきですよ、と言われています。


なぜ、40代、50代の方こそ体幹を鍛えたほうがいいのか?


どんなメリットがあるのか?もご理解いただけるかと思います。



それでは、今回は「体幹」について詳しくみていきましょう。





こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター

よういちろう

です。

 

 

このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を

筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。

 

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための

きっかけになれば幸いです。

 

 

 

今回のテーマは

 

『体幹トレーニングの重要性と効果とメリット』

 

です。




 

 





それでは、まず体幹ってどこのことなのか?から見ていきましょう。



最初に言っておくと、体幹っていう筋肉はありません。


体幹とは、体の軸となる胴体の部分を指します。


具体的には、背骨、腹筋、背筋、横隔膜、骨盤底筋 などを含みます。
体幹は体の姿勢を保持したり、バランスを取ったり、運動力を発揮したりするなど、様々な役割を担っています。



体幹にも、いちばん表層(アウターマッスル)に外腹斜筋があり、その下に腹直筋と内腹斜筋、さらに深層部(インナーマッスル)には腹横筋や多裂筋、横隔膜、骨盤底筋があります。


体幹を強くするには、これらのアウターマッスルとインナーマッスルをバランスよく鍛えることが大事なんですね。



なかでも特に重要なのが、お腹の深部で内臓を包み込む腹横筋、背骨に沿って走っていて脊椎を安定させたり動かすときに使われる多裂筋、呼吸のときに働く横隔膜、骨盤内の臓器を下から支える骨盤底筋という4つのインナーマッスルです。


この4つは呼吸をすると連携して動くんです。



これらが十分に鍛えられていると、体をしっかり支えられるようになって腰への負担が減り、腹圧が高まってお腹も引き締まります。


体幹力を鍛えるときは、これらの筋肉を意識して行うのがポイントです。



それでは、アウターからインナーに向かって、筋肉の位置と働きをそれぞれチェックしてみましょう。




1.外腹斜筋(がいふくしゃきん)






脇腹の筋肉のうち、表層にあるのが外腹斜筋。
体をひねるときや、体幹を安定させるときに働く。




2.腹直筋






お腹の表層部を縦に走る筋肉。
脊椎を前屈させるときに働き、内臓を保護したり内臓下垂を防ぐ働きも。





3.内腹斜筋






外腹斜筋の内側にあるのが内腹斜筋。
外腹斜筋と同じく体をひねる動きや体幹を安定させるときに働く。




4.腹横筋






お腹の深部に位置し、内臓を包み込むようについている筋肉。
背骨の安定にもかかわり、姿勢を維持する。





5.多裂筋・横隔膜・骨盤底筋






背骨に沿って走る多裂筋、腹式呼吸で息を吸うときにメインで働く横隔膜、骨盤内臓器を支える骨盤底筋。






まとめ

 






いかがだったでしょうか?


体幹という呼び方は知っていても、それがどこの何という筋肉かまでは、ご存じなかったんじゃないでしょうか。



ま、ぶっちゃけそこまで知っておく必要も無いですけどね。
体幹トレーニングという呼び方で十分です。


ただし、トレーニングをする際、今どこの筋肉を鍛えていると理解できているのと、何も分からずトレーニングするのとでは結果に差が出てきます。


それはもったいない話ですから、どうせなら理解しておきましょう。



ということで、次回は具体的なトレーニング方法について解説していきますね。





それでは、また。