ふくらはぎが第二の心臓って呼ばれていることはご存じですよね?
そうです、ふくらはぎは心臓なんです。
なぜふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるのか、今回はそこにスポットを当てたいと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『第二の心臓ふくらはぎ~ふくらはぎトレーニングのメリット~』
です。
なぜふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるのか?
ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれる理由は、主に以下の3つの働きにあります。
1.筋肉のポンプ作用による血液循環
ふくらはぎには、下腿三頭筋と呼ばれる大きな筋肉があります。
この筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことによって、まるでポンプのように下半身の血液を心臓へ押し上げる役割を果たします。
特に、歩行やジョギングなどの運動時に効果を発揮し、血液循環を促進します。
2.静脈弁の役割
ふくらはぎの静脈には、逆流を防ぐための静脈弁が複数存在します。
この静脈弁が適切に機能することで、血液が下半身から心臓へ一方通行で流れるように促します。
重力によって下半身に滞留しやすい血液を、効率的に心臓へ戻すために重要な役割を果たします。
3.筋膜のポンプ作用
ふくらはぎを覆う筋膜と呼ばれる組織も、血液循環に関与しています。
筋膜が伸張と収縮を繰り返すことによって、筋肉のポンプ作用を補助し、血液の流れをさらに促進します。
これらの働きにより、ふくらはぎは心臓からの血液を下半身へ送り出し、また下半身から心臓へ血液を戻すという重要な役割を担っているため、「第二の心臓」と呼ばれています。
ふくらはぎの健康を維持することの重要性
ふくらはぎは、下半身の血液循環だけでなく、全身の健康にも重要な役割を果たしています。
ふくらはぎの筋肉が弱ったり、血流が悪くなったりすると、むくみや冷え、下肢静脈瘤などの様々な問題を引き起こす可能性があります。
そのため、普段から意識的にふくらはぎを動かすことが大切です。
ウォーキングやジョギングなどの運動を取り入れるだけでなく、エスカレーターではなく階段を使う、長時間座りっぱなしを避けるなど、日常生活の中でこまめに体を動かす習慣を心がけましょう。
また、ふくらはぎをマッサージしたり、ストレッチを行ったりすることで、筋肉の柔軟性を高め、血流を改善する効果も期待できます。
まとめ
ふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれるように、血液循環にとって非常に重要な役割を担っています。
日頃からふくらはぎの健康を意識し、適度な運動やマッサージ、ストレッチなどでケアすることが、全身の健康維持につながります。
健康のためのふくらはぎの筋肉
僕らにとってのふくらはぎのトレーニングは結論から言うと、筋肉をつけて見栄えを良くするとか、運動能力を向上させるとかよりも「健康のため」が一番の理由になります。
ふくらはぎの筋肉について説明します。
ふくらはぎの筋肉は、ふくらはぎで最も膨らみのある「腓腹筋(ひふくきん)」と、腓腹筋の下層に位置する「ヒラメ筋」で構成されています。
腓腹筋は駆け足やジャンプなど瞬発性を要する動作を、ヒラメ筋は歩行や直立といったバランス・持久力を要する動作をサポートします。
腓腹筋とヒラメ筋を合わせた総称が「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」です。
ふくらはぎは運動の面でも重要な役割を持っている筋肉であることは間違いありません。
ただし、もう一つの役割がとても重要なんです。
それは「下半身の血液を心臓に送る」です。
血液は心臓から送り出され、全身を巡って心臓に戻ります。
しかし、下半身の血液は重力に逆らって心臓に戻らなければなりません。
その際に活躍する部位が、ふくらはぎの筋肉なんです。
ふくらはぎの筋肉は収縮することでポンプのような働きをし、血液を下半身から心臓に向かって押し流します。
これが、ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれる所以なんです。
であればですよ、僕らの年代にとっては非常に重要な部位、筋肉と言える訳じゃないですか。
これはしっかりとトレーニングしなければなりませんよね。
僕は常々下半身のトレーニング場所は2か所だと思っています。
1か所は、自宅もしくはジムですね。筋トレをやる場所です。
ふくらはぎのトレーニング法
さて、もう一方の自宅でのふくらはぎのトレーニング方法です。
いずれも基本的に自重を利用する、自宅で行える筋トレです。2つご紹介します。
2つにしたのは、他の部位のトレーニングもありますから、あまり多くのメニューをこなそうとするとムリがきちゃうからです。
1.スタンディングカーフレイズ
立った状態でかかとを上げ下げする筋トレで、腓腹筋を鍛えることができます。
- 両足を肩幅程度に開いて立つ
②かかとをできるだけ高く上げる
③限界までかかとを上げたら、1秒間静止する
④かかとをゆっくりと下ろす
⑤2~4を30回繰り返す
⑥1分間程度のインターバルをとる
以上を1セットとして、合計3セット行います。
(あくまで目安とお考え下さい)
2.ジャンピングスクワット
ジャンプとスクワットを組み合わせた筋トレで、下腿三頭筋に加え、お尻や裏ももの筋肉なども鍛えられます。
ふくらはぎ以外の部位も鍛えることで、瞬発力アップも期待できます。
ちなみに僕もやってるメニューです。
- 足を肩幅よりも少し広く開いて立つ
②背筋を伸ばしたまま、軽く膝と股関節を曲げる
③腕を振って真上にジャンプする
④軽く膝を曲げて着地する
⑤着地したら素早く再びジャンプする
⑥ジャンプを10回繰り返す
以上を1セットとして、合計3セット行います。
(あくまで目安とお考え下さい)
最初のうちは1セットだけで十分です。
まとめ
筋トレの中でも、あまり日の目を見ない「ふくらはぎ」ですが、意外と重要な部位だということが分かりましたよね。
人間の体には重要じゃない部位なんて無いってことですね。
特に健康面で重要な効果が期待できるというのは、僕ら世代にはとても意味があることです。
ぜひ、ふくらはぎのトレーニングもメニューに入れてくださいね。
それでは、また。