筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

『筋トレとお酒の関係~筋肉を育てるために知っておくべきこと~』





なんとなく夏もピークを過ぎたように感じる今日この頃。
夕方になると若干涼しさも感じるときがあります。


昼間はまだまだ暑いですが、夜は過ごしやすくなってくるこれからの季節は最高にビールを美味しく飲めるんじゃないでしょうか?

「暑かろうが寒かろうが関係ない、いつでも酒は美味いんだ。」
っていう強者もいるでしょう。

そういった強者じゃないとしても、会社員の人は仕事終わりに飲みに行く機会も増えそうですね。


しかし、ここで問題なのが筋トレをしている場合です。

まあ、恐らく筋トレが習慣化している人は確実に筋トレを優先するんでしょうけど、まだ始めたばかりとか、始めて間もないという人は要注意です。

習慣化していれば何があろうと筋トレを最優先にできますが、まだ習慣化できていない人にとっては、筋トレよりも飲み会の方が楽しいと思う可能性がある訳です。

たとえば、どうしようかな?と迷っていると、「これも仕事のうちだからしょうがない、行くか」と考えたり、「せっかく誘ってくれてるのに断ったら明日気まずい感じになりそうだから、今日は行っておくか」

 

というように、飲み会に行くことを正当化しちゃうんですよね。

はい、これ危険です。

かなり危険です。

飲み会に行くことを正当化することで、「きつい筋トレなんかよりお酒を飲んでワイワイやってるほうが楽しい」ってなってきちゃうんです。

ましてや、女性も来る飲み会だったりしたら迷うことなく飲み会に行っちゃうでしょ。


まあね、飲み会、お酒自体を全否定するつもりはありません。
ありませんが、果たしてそれでいいんでしょうか?

筋トレは継続して初めて成果を得られるものです。
特に始めたばかりの頃は、継続できるかどうか、習慣化できるかどうかを大きく左右する時期です。


ですから、この大事な時期にどんな行動を選択するかが非常に大事な訳ですね。

もっと言うと、お酒は筋肉にどんな影響を与えるのかを知ったうえで判断すべきだと思います。

お酒が筋トレにどんな影響を与えるのかについて見ていきましょう。



こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター

よういちろう

です。

 

このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。

 

今回のテーマは

筋トレとお酒の関係筋肉を育てるために知っておくべきこと~』

です。

 




筋トレとお酒の関係:筋肉を育てるために知っておくべきこと





はじめに

 

 

「お酒を飲みながら筋肉をつけたい」

「トレーニング後の一杯はやっぱりやめられない」

 

こんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。

お酒は社交の場を盛り上げ、リラックス効果も高い飲み物ですが、一方で、筋肉を鍛えている人にとっては、その効果に影響を与える可能性がある飲み物でもあります。

 

今回は、筋肉とお酒の関係について、科学的な根拠に基づいて詳しく解説していきます。

筋トレの効果を最大限に引き出すために、ぜひ参考にしてみてください。




アルコールが筋肉に与える影響




1.タンパク質合成の阻害

筋肉の成長には、タンパク質合成が不可欠です。

トレーニング後、体内に吸収されたタンパク質は、筋肉の修復と成長に使われます。

しかし、アルコールは、このタンパク質合成を阻害する作用があることがわかっています。

 

mTORシグナルの抑制: アルコールは、タンパク質合成を促進するmTORシグナルと呼ばれる細胞内のシグナル伝達を抑制します。

成長ホルモン分泌の抑制: アルコールは、成長ホルモンの分泌を抑制します。成長ホルモンは、筋肉の成長を促進する重要なホルモンです。



2.脱水症状

アルコールには利尿作用があり、体内の水分を排出させます。
脱水状態になると、筋肉の機能低下やパフォーマンスの低下につながります。



3. 睡眠の質の低下

アルコールは、睡眠の質を低下させます。
睡眠は、筋肉の回復に不可欠です。
睡眠不足は、筋肉の成長を妨げるだけでなく、疲労感や怪我のリスクも高めます。




筋トレとアルコールの関係




1.トレーニング直後の飲酒はNG

トレーニング直後は、筋肉が最も回復を必要とするタイミングです。
このタイミングでアルコールを摂取すると、前述したようにタンパク質合成が阻害され、筋肉の成長が遅れてしまいます。



2.トレーニング前後の飲酒はパフォーマンス低下に繋がる

トレーニング前にアルコールを摂取すると、中枢神経系の機能が抑制され、運動能力が低下する可能性があります。

また、トレーニング後の飲酒は、筋肉の回復を遅らせ、翌日のトレーニングのパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。



3.長期的な飲酒は筋肉量の減少に繋がる

長期的に大量のアルコールを摂取し続けると、筋肉量が減少する可能性があります。

これは、アルコールによって筋肉が分解されやすくなることや、栄養不足になりがちであることが原因と考えられます。




筋トレとお酒を両立させるためには?




完全にアルコールを断つのが難しいという人もいるでしょう。
しかし、筋トレの効果を最大限に引き出すためには、飲酒量やタイミングを工夫することが大切です。

 

トレーニング前後は避ける: トレーニングの前後2時間は、アルコールを避けるようにしましょう。

飲酒量を控える: 一度の飲酒量を控え、週に何回までにするかなど、自分なりのルールを決めてみましょう。

低アルコールビールやノンアルコールビールを選ぶ: アルコール度数の低いビールを選ぶのも一つの方法です。

栄養バランスの良い食事を心がける: アルコールによって失われた栄養素を補うために、バランスの取れた食事を心がけましょう。




まとめ




お酒は、適度に楽しむ分には良いものですが、筋肉を鍛えたいと考えている人にとっては、その効果を妨げる可能性がある飲み物です。

 

筋トレとアルコールの関係を理解し、自分の目標に合わせて、飲酒量やタイミングを調整することが重要です。

健康的な体づくりを目指したい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 



それでは、また。