夏という季節は健康に意識が向くことが多い季節ですよね。暑さによる体調不良であったり、無理なダイエットによる体調不良であったり、かっこいい身体を目指しての筋トレの話題であったりと体、健康に関する話題が多い季節です。
健康に意識が向くというのは非常にいいことだと思います。できればネガティブな話題よりポジティブな話題の方が嬉しいですけどね。
ただ、どうしてもマスコミはネガティブな話題を取り上げることが多いです。そのほうが注目を集めやすいということがあります。人は他人の幸せな話より不幸な話の方が好きですからね。「他人の不幸は蜜の味」ってやつです。
ですから、他人のダイエット成功話なんてほんとは聞きたくないんです。自分がダイエットできていなかったりしたらなおさらです。もし身近にダイエットに挑戦中の人がいたりしたら、意識的にか無意識にかその人の足を引っ張ろうとするんです。ダイエットの邪魔をしようとしちゃうんです。
ダイエットなんかしたら体に悪いよ、とか美味しいケーキ買ってきたよ、とか普段やらないようなことを、よりによってこんな時だけやるんです。せっかくの好意だから断りづらくて、つい食べちゃったりする訳です。で、またそういうときのケーキが美味しいんですよ。あまりの美味しさにダイエットなんかやめちゃおうと思うくらいです。
実際、そういう経緯でダイエットを止める人も多いと思います。大体そういうことをするのは赤の他人じゃなくて身内なんです。だから余計に断りにくい。
そういうのを乗り越えないとダイエットっていうのは成功しないんです。人間関係なんかガン無視くらいの強い精神力があれば話は別ですが、なかなかそこまでの強者っていないもんです。それにケーキとかのスイーツの魅力というか魔力というか強力ですからね。
なんでしょうか?甘いもの、糖分って他の食べ物にはない、何か強力な引力を持っていますよね。どれだけ美味しい料理があったとしても、美味しいデザートとはまた別物って感じがありますよね。
しかし、ダイエットを一度決意したのなら、そのような魔力を持ってるような甘いもの、スイーツ、デザートの類を克服しなければなりません。ただ、まるっきり甘いものを断つというのも難しいと思います。ですから、今一度甘いもの、「糖」についての知識を深めましょう。それこそがダイエットへの道を容易にすると確信しています。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、シニアのための充実したセカンドライフの作り方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『糖に詳しくなれば、健康もダイエットもスムーズに』
です。
甘いものの話をしてたわりには、硬い文章でしたが、まあとにかくですね、健康を維持するためにも、ダイエットを成功させるためにも「糖」について詳しくなりましょうということです。
「糖」について知ろう!
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもので、でんぷんなどの多糖類、糖アルコールなどがあり、そのうちブドウ糖などの単糖類と、砂糖などの二糖類の総称が糖類です。
大きいくくりから言うと、
炭水化物―食物繊維=糖質、
糖質≒多糖類、糖アルコール、少糖類、
糖類≒単糖類、二糖類
という感じです。
糖は体や脳を動かすためになくてはならないエネルギー源です。脂質やたんぱく質よりも素早く使われます。
糖が不足するとエネルギー不足になり、疲れ、ふらつき、思考力の低下などが起きやすくなります。低血糖になって震えや吐き気、イライラなどが起こることもあります。
糖とダイエットの関係
なぜ糖を多く摂取すると太るのか?
糖質を摂ると血糖値が上がり、膵臓から血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。インスリンには血中の糖を脂肪に換えて体にため込む働きが。糖質を多く摂ると血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌され脂肪として蓄えられ太るのです。
特に太りやすい糖とは?
単糖類のブドウ糖は体への吸収速度が速いので血糖値が急上昇し、太りやすいです。中性脂肪として蓄積されやすい果糖も太りやすい糖質。さらに要注意なのが清涼飲料水などに含まれる果糖ブドウ糖液糖。摂ると血糖値が爆上がりするので控えめにしてください。
糖質が多い食べ物は?
糖質が多いものは、ケーキやクッキーや和菓子などの砂糖を使った甘い物全般です。そのほか、ごはんやパン、麺などの主食や、じゃがいもやさつまいもなどのいも類、かぼちゃ、果物なども糖質が多い食品です。
オリゴ糖は?
オリゴ糖は善玉菌の餌になり腸内環境を整えるので便秘改善に効果的です。砂糖より低カロリーでダイエットにおすすめ。バナナや大豆、たまねぎ、はちみつなどに多く含まれます。市販のオリゴ糖を使うのもいいですね。
太りにくい糖の摂取方法
精製度が低いものを選ぶと血糖値の急上昇を抑えられておすすめです。小麦粉製品より米を、白米より玄米や雑穀米などを選んでください。先に食物繊維が多い野菜や肉などのたんぱく質から摂るのも血糖値の急上昇防止になります。
まとめ
何かを成し遂げようと思ったら、その対象に詳しくなるのが一番です。
ダイエットしようと思ったら、カロリーについて知ることです。カロリーの中でも太りやすい糖について知ることでダイエットの成功に近づくことができます。
何も知らない状態で手探りで前に進もうとしても、なかなか足は前に出ません。自分が進もうと思っている道について事前に調べておけばどんどん前に進めますよね。知っているから、分かっているから不安なんか無い訳です。
なにも専門家レベルに詳しくならなくてもいいんです。自分が前に進める程度の知識で十分です。今回、糖についてちょっぴり知識量が増えました。これで安心してダイエットに取り組めますよ。
それでは、また。