筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

注意!ストレスはダイエットの大敵


夏です。


夏に向けて以前から計画的にダイエットをしている人もいれば、夏が来てから焦ってダイエットを始めた人もいるでしょう。



計画的にダイエットをしている人は心配ないと思います。何が心配ないかというと、計画的にできるということは無理なくできていると思うからです。ダイエットという決して楽ではないことを計画的にできる人はそうそういないわけで、それができる人が無茶な計画を立てるとは思えませんので大丈夫だと思うわけです。



一方で夏が来てから焦ってダイエットを始めた人もいます。心配なのがこちらの人達です。というのも、焦って始めたということは計画性も何も無いわけです。ということは、まず間違いなく無茶なダイエットをしている、あるいはしようとしているはずです。さきほども言いましたが、決して楽ではないダイエットですから無茶なダイエットが成功するなんてとてもじゃありませんが無理でしょう。



計画的にダイエットに取り組んでいる人は自分で決めたルールをこなしていくことに満足感、自己肯定感を覚えますので、精神的にも非常に満たされるんです。行動しているだけでも十分な満足感を感じられ、さらにその行動によってたとえ少しずつであったとしても体重が減るなどの数字で見て取れればモチベーション爆上がりですよね。明日もがんばろうという気が起きない訳がありません。



心配なのがもう一方の焦ってダイエットを始めた人たちですね。無茶なダイエットですから、無理な目標通りにいくわけありません。おそらく何の根拠もない自分の希望だけで「ー〇〇kgやせるんだー」って感じでしょうから、まあ無理ですね。どんなダイエット方法を選ぶのか分かりませんが、運動の場合でも1回にできる運動量には限界がありますし、食事制限も食事を減らす量にも限界があります。運動し過ぎでも食べなさすぎでも倒れちゃいますからね。



そうなるとどうなるか、自分の思い通りに体重が落ちない日々が続くわけです。どんどんストレスが溜まっていきます。我慢して運動しているのに、我慢して食べないでいるのに、全然体重が落ちない。もう1週間経ったのに全然ダメ。みたいな感じになっちゃいます。



こうなると最悪です。体にも無理な負担がかかっていますし、さらに精神的にも過度なストレスがかかっていきます。ストレスはダイエットの大敵ですから、逆に痩せにくくなっていくんです。もう完全な悪循環ですね。



このストレスがダイエットの大敵だということはあまり語られていないようですので、今回はダイエットの大敵であるストレスについて見ていきましょう。






こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター

よういちろう

です。

 

 

このブログでは、シニアのための充実したセカンドライフの作り方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。

 

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。

 

 

 

今回のテーマは

 

『注意!ストレスはダイエットの大敵』

 

です。




 






まず、ダイエットとストレスの関係性について知っておきましょう。
僕たちの体はストレスがかかると、コルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールは精神的なストレスがかかった場合や筋トレなどで肉体的なストレスがかかった場合に分泌されるホルモンですが、これがなんといってもダイエットの大敵なのです。


コルチゾールがどうしてダイエットの大敵と言われるのか、その特徴をみていきましょう。






コルチゾールの特徴





・肉体的、精神的なストレスがかかった時に分泌される。

・血糖値を高める作用があり、血糖値の上昇によってインスリンが分泌されて体内に脂肪がつきやすくなる。

・筋肉を分解してアミノ酸にして血糖値を上げるため、筋肉量が減る。

・脂肪を合成する酵素を活発化する際、その働きは主に腹部で起こることから、お腹周りに脂肪がつきやすくなる。


「ストレスホルモン」とも言われているコルチゾールは体に悪影響を及ぼすホルモンとして知られていますが、このコルチゾールが分泌されると、上記のとおり血糖値が上がり、大量のインスリンが分泌され体内に脂肪がつきやすくなります。


それだけではなく、筋肉を分解してアミノ酸にしたり、乳酸やグリセロールを材料にして糖新生(糖以外の物質からグルコース<エネルギー源>を作り出すこと)を起こしたりします。つまり、コルチゾールが分泌されることにより、脂肪が蓄積されやすくなるだけでなく、筋肉量が減ってしまうのです。


コルチゾールは、主にお腹周りで活性化される、脂肪を合成する酵素を活発にさせます。
そうなることで、お腹周りに脂肪がつきやすくなります。また、筋肉量が減ってしまうことにより代謝が下がってしまい、痩せにくい体質になってしまうのです。






ダイエットにNGなもの





ダイエットの結果がなかなか出ない人は、以下の項目が当てはまらないか振り返ってみてください。ひとつでも当てはまったら、少し意識して行動するだけでも効果が違ってくる可能性がありますよ。


・長時間の過度なトレーニングをしている。

・過度な空腹状態が続くことが多い。

・睡眠不足や不規則な生活リズムになっている。

・過度な緊張や精神不安の状態にある。


これらは精神的・肉体的にストレスをかけるものですので、ダイエットにはNGです。くれぐれも気をつけてくださいね。






ストレスを軽減する食べ物





ストレスがなぜダイエットに良くないのかを頭で理解しても、生活習慣の改善はなかなか難しいものです。ところが食べ物の摂取でもコルチゾールの分泌量を減らすことができるんです。




・カフェイン



カフェインの健康・ダイエット効果については賛否両論ありますが、カフェインを摂取することで一時的にコルチゾールの分泌量が減ることがわかっています。トレーニングをしてダイエット効果をより得たいのであれば、トレーニング前、トレーニング中にカフェインが含まれるカロリーほぼ0のコーヒーや、お茶、紅茶などの飲み物を摂取するのも一つの選択肢です。効果が期待できるカフェインの摂取量は1回につき150mg程度が目安です。




・フルーツ



フルーツに含まれる果糖はダイエットによくないからと食べないようにしている人がいるかもしれませんが、ストレスの軽減には、バナナやキウイが効果的と言われています。


ストレスがかかったり、気分が落ち込んだりしがちなときは、脳内分泌ホルモンであるセラトニン(別名「幸せホルモン」)の分泌量が減りやすくなることがわかっています。バナナやキウイは、セラトニンの分泌を促してくれる作用が期待できます。


また、バナナやキウイに豊富なビタミンCは、セラトニン、アドレナリン、オキシトシンなどの気分を上げるホルモンの分泌を増やす作用があることがわかっています。






筋トレ後は必ず糖質摂取





ダイエット中はできるだけ敬遠されがちな糖質ですが、たんぱく質と一緒に摂取することでより効率よくたんぱく質が体内で吸収できるようになります。ですから、筋力トレーニング後はたんぱく質単体で摂取せず、糖質とたんぱく質を一緒に摂取するほうが、より効率よくたんぱく質が体内に吸収されるので、代謝アップにつながり、ダイエット効果が得られるのです。


糖質とたんぱく質のおすすめは栄養吸収の早い、バナナ+飲むヨーグルトといった組み合わせですので、ぜひ意識してみてくださいね。






まとめ





せっかくダイエットを始めても思うような結果が出ないと続ける気力も無くなってしまいます。


ただし、そんなときにストレスを感じてしまうと悪循環に陥ってしまい、さらにダイエットの効果が出にくくなってしまいます。そんなときにはストレスを軽減する食べ物があるのでそういった食べ物を意識して食べるようにしてください。


こういった食べ物も100%その効果を保証するものではありませんが、気休めになればそれはそれで十分役目を果たしたとも言えます。効果があるんだと信じることでストレスの軽減になるならそれはそれでよしとしましょう。



要はあまり難しく細かいことは気にせずに取り組むことが一番だと思います。
さきほど出てきたバナナも効果を期待して食べるよりも単純に美味しいから食べると思った方がより効果が期待できるかもしれませんよ。







それでは、また。