50歳、いや40歳を超えたあたりくらいからでしょうか。
将来というか老後の不安がふと頭をよぎることがあるんですよね。
まあ、年齢的にそういった会話をする機会も増えてきますから、しょうがないっちゃあしょうがないんですけどね。
あとは、「カラーバス効果」も相まって、なおさらそういった情報が目に飛び込んでくるようになるんですね。
「カラーバス効果」とは、「自分が意識している情報が自然と目に飛び込んでくる」という現象のことを指します。
人間は、自分にとって興味のないものは視界に入っても情報として受け取りません。
人間の心理効果の一つですね。
当然まだ経験したことがない「老後」ですから、いわば未知の世界なわけです。
未知の世界に対しては、大半の人が不安を覚えるものです。
「自分の老後は大丈夫だろうか?」と。
老後の不安と言っても様々な不安があります。
経済的な不安であったり、健康面での不安であったり、また孤独という面で不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
これには、マスコミの弊害もあると思います。テレビの報道番組などでは不安を煽るような演出をされていることが非常に多いです。
ま、テレビ的にはこういった手法が王道ですからね。
「大丈夫ですよ、心配ないですよ。」と言っている番組よりも、「あなたは大丈夫ですか?こんなに不安要素だらけなんですよ、未来なんかないですよ。」と煽ったほうが視聴率は取れるからなんですね。
人はそういうふうにできていますから、しょうがありません。
しかしですね、そういうマスコミに煽られて無意味に不安に、悲観的になる必要はありません。
ここでは、経済的な話はしませんが、健康面についてはお話しできます。
ぶっちゃけ言うと、経済的な不安も健康ならなんとかなると思っています。
例えばですよ、老後も元気で健康ならいくらでもお金を稼ぐことはできます。
年を取って、体力がなくなる、病気がちになる、そういう不安からお金の不安が出て来るんじゃないでしょうか。
好きな仕事がある、とか元気で健康でいくらでも働ける、というのであれば、そんなに心配することも無くなるんじゃないでしょうか?
ということで、今回はそういった不安を少しでもなくすために、健康寿命を延ばすために今からやっておくべきことをみていきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『老後が不安なあなたへ「健康寿命を延ばそう!」』
です。
年々人の寿命は延びています。
しかも、日本人の寿命は世界トップレベルです。おそらく今後も寿命は延びていくでしょう。
それはそれでとてもいいことだと思います。
ただし、あえて言わせてもらうならば、寿命が延びるだけじゃ心もとない感じがしちゃいます。
できれば、「健康寿命を延ばしたい」というのが僕も含め、みんなの正直な気持ちですよね。
今現在分かっている健康寿命を延ばすためにできることがあります。
健康寿命を延ばすために大事な体の部位があるんです。
日常生活の中でできることですし、難しいことではありません。
ぜひ、できることから取り組んでいただければと思います。
1.血管の状態を良くしよう
健康寿命に直結するのが「血管の状態」です。
内臓や筋肉は血液中の栄養が血管を通って届くことできちんと働いてくれます。
血管が傷んでいるとそれがうまくいかなくなり、全身が衰えていくのは当然だといえます。
また、血流が悪いと心臓がポンプの圧を上げなくてはならず、高血圧の状態になります。
すると血管が傷つきやすくなってしまうんですね。
そこでおすすめなのが湯船にしっかり浸かることです。
現代人はほぼ毎日お風呂に入ります。
しかもシャワーだけではなくて、湯船にちゃんとお湯を張ってお風呂にします。
そんな僕らですから湯船にしっかり浸かることなんて簡単なことですよね。
しかも、「週に5回以上湯船につかる習慣がある人は、4回以下の人に比べて心臓や血管の状態が良好である」という大学の研究結果もあるくらいです。
入浴は特に下半身がしっかり温まるので、血流がよくなり心臓の負担を抑えられます。
目安としては、40度のお湯に10~15分は浸かるようにしましょう。
2.歯を大事にしよう
「老化は口から始まる」と言われるくらい重要なのが、口腔ケアです。
歯を失うと硬いものが食べられなくなりますよね。
柔らかいものばかり食べるようになり、噛む力、飲み込む力(嚥下機能)がどんどん衰えていきます。
すると食欲が落ちたり、バランスがかたよりがちになり、心身が衰えていくという悪循環に陥ってしまうんです。
また歯周病は、心疾患や脳・血管の病気、認知症などとも深い関係があるとも言われています。「たかが虫歯」と放置してはダメ。3ヶ月に1回は歯科検診・クリーニングに歯医者さんに行きましょう。
歯間の汚れは歯ブラシだけではきれいになりません。
毎日デンタルフロスを使って健康なお口をキープしてくださいね。
3.孤独感を感じないようにしよう
実は、孤独感は不健康に直結し寿命を縮めることにつながるという研究結果があるんです。
その要因は複雑にからみあっているのですが、孤独感による「ストレス」が大きいようです。
孤独感によるストレスは長期化しやすいので、じわじわと心身にダメージを与えてしまいます。
ストレスは心臓病や脳卒中、認知症のリスクを高めるという報告もあります。
今は仕事をしていて、社会的に人と繋がっていても、失職や退職したときにそのつながりが一気に断たれることも考えられますよね。
孤独を回避するために、ランニングでも読書でも、なんでもいいので同じ趣味を持つ人との交流を今のうちに作っておくといいと思います。
ただし、気を付けてほしいのがみんながみんな同じような孤独感を感じる訳では無いということです。
当然、孤独感を感じる度合いは人それぞれです。
たとえば、Aさんは2、3日誰とも会わなくても一切ストレスを感じない、それどころか、独りで自分の好きなことに好きなように没頭できるので充実感を味わえると考えています。
一方、Bさんは1日誰とも会わないなんて考えられない、というタイプの人。
半日独りでいるともう我慢できません、すぐに誰かに会いに行ったり、誘いの連絡をしちゃいます。
とまあ、こんな風に全然タイプが違えば、孤独感の感じ方も違うわけです。
ですから、一概には言えませんので、みんなと同じじゃなきゃいけないってことはありませんから。
ですから、あえて「孤独」ではなく「孤独感」としたわけです。
人それぞれ感じ方が違うわけですね。
それでも、孤独感を感じないようにご自分なりに調整することが大事ですね。
まとめ
「健康寿命を延ばそう!」という話になると、だいたい「タバコを控えましょう」とか「お酒はほどほどに」とか「食事はバランス良く」とか「適度な運動を」というのをよく聞くと思います。
もちろん大事なんですよ、大事なんですけど、もう耳にタコって感じじゃないですか?
いつもとは違う角度から考えることも大事です。
今回は、いつもとは違う角度から考えてみました。
決まり切った考え方だけじゃなくて、柔軟にあらゆる角度の切り口で考えてみるのも若くいられるコツかもしれませんね。
それでは、また。