筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

『ついに答えが出た?筋トレは週何回か国が推奨するのは』





筋トレや運動を継続的に行っている方であれば、ほとんどの方がスケジュールを決めていると思います。
みなさんは週何回でスクジュールを組んでいますか?



もちろん、これが正解というものはありませんし、人それぞれ今の自分に合った運動量、頻度でスクジュールを組んでいると思われます。
また、始めてすぐの人がやりがちなのが、オーバーワークですけれども、継続出来ている方はオーバーワークなんてこともないでしょうから、ご自分に合った適正なボリューム感でスケジュールできていると思います。


何度も言いますが、継続出来ているということがすべてだと思います。
運動、筋トレは継続することが最優先ですから、継続出来ているあなたは特に何の問題もありません。



ところがですね、そんな方々であっても自分のスケジュールが合っているのか、もっと効果的なスケジュールの組み方があるんじゃないかと不安に思うことも少なくないようなんですね。


現状に甘んじることなく、さらに高みを目指すその精神は大変すばらしいものだと思います。僕も見習いたいです。



確かに、自分の経験値だけで決めるのはいささか不安になるというのも分かる気がします。人間はそんなに自分の決定に自信を持てる生き物ではありませんからね。


何か方向性というか、指針があると安心するもんです。
ただ、その指針も誰が発信したのか分からないものでは、イマイチ信憑性に欠ける気もしますよね。
本当に信用できる、信頼できるところからの発信じゃないと、これはこれで信用しきれなくなってしまうものです。



それでは、どこの情報であれば一番信用できるかというと、これはもう「国」になるのではないでしょうか?
そうです、僕らが住んできる「日本」ですね。


もちろん、世界規模で考えるのであれば、他の国の情報のほうが信用できるというケースもあるかもしれません。
特に現在は、インターネットが当たり前の時代ですし、ボーダーレスの時代でもありますから、国単位という区別に意味を持つものも少なくなってきています。



しかし、こと体についてのこととなると、ちょっと違うと思うんです。
それは、世界規模で見ると地域、国でそこで生活している人種も違うわけです。
生活様式も違います。食事も違えば、どんな病気にかかりやすいとか、どんな薬が出るのかなど、文化の違いによっても大きく違ってくるわけです。



そうなると、日本人の僕が、日本人の体に関して詳しく知りたいときに信用できるコミュニティの中で一番大きいのが、「国」、「日本」になるんじゃないかと思うわけです。


そういう意味では、僕らは僕ら自身の体、健康については、日本が発表する指針を信じてもいいんじゃないかと考える訳です。



で、今回、日本(厚生労働省の専門家検討会)が11月27日、健康づくりのために推奨される身体活動・運動の目安となるガイド案をまとめたんです。
その中に非常に興味深いものがありましたので、今回シェアさせていただきますね。






こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター

よういちろう

です。

 

 

このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を

筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。

 

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための

きっかけになれば幸いです。

 

 

 

今回のテーマは

 

『ついに答えが出た?筋トレは週何回か国が推奨するのは』

 

です。




 





「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(案)」

 







2023年11月27日に、厚生労働省の専門家検討会は、健康づくりのために推奨される身体活動・運動の目安となるガイド案をまとめたんです。改訂は10年ぶりだそうです。



気になる内容はというと、
身体活動や運動量が多い人は少ない人と比べ、循環器病やがん、うつ病、認知症などの発症・罹患(りかん)リスクが低いことが報告されている。


ガイド案は、科学的根拠をもとに子ども(18歳未満)、成人(18歳以上)、高齢者に分け、推奨する具体的な内容を示した。個人差もあるため、強度や量を調整し、できることから取り組むよう求めている。


歩行やそれと同じ程度の活動について、成人は「1日60分(1日約8千歩)以上」、高齢者は「1日40分(1日約6千歩)以上」を推奨する。歩行以外には、卓球やテニス、水泳などの様々なスポーツのほか、階段の昇降や風呂掃除といった日常生活の動きも例示した。


腕立て伏せやスクワット、マシンなど一定の負荷のかかる筋力トレーニングは、成人、高齢者ともに「週2~3回」を推奨。高齢者は、ダンスやラジオ体操、ヨガなども含め、安全に配慮し転倒などに注意する。


筋トレの実施により、死亡や心血管疾患、がん、糖尿病などのリスクが、10~17%低くなるとの報告もある。


子どもは、国内でのデータが乏しいため、少し息があがる程度の活動を「1日60分以上」や、有酸素運動など強めの活動を「週3日以上」とする世界保健機関(WHO)のガイドラインの推奨内容を参考として示した。



ということなんです。






気になるのは筋力トレーニング







で、これらの中で気になるのが、やっぱり
腕立て伏せやスクワット、マシンなど一定の負荷のかかる筋力トレーニングは、成人、高齢者ともに「週2~3回」を推奨。
という記述の部分なんですね。



正直言って、指針とするにはエビデンスに乏しいなという感じです。
まあこれはしょうがないところもあるんですけどね、あくまでも「健康づくりを目指した」筋トレの方向性ということらしいのです。


健康づくりを目指した筋トレの科学的根拠ということですから、人それぞれ目的が違えばその根拠も変わってきますからね。


筋肉をつけて引き締まった体を目指していたり、筋肉をつけて基礎代謝量を上げてダイエットを目指すというのでは、根拠が変わってきますからね。



ここは、それぞれご自身の目的に合った科学的根拠から自分の筋トレスケジュールを作成するのが正解なのかなと思います。





まとめ

 





筋トレをしている身としては、国からこういったガイドラインが発表されるのは嬉しいことです。


注目されるからやる、注目されないからやらない、そういうことではないんですが、国が発表するということは、国民に対してちゃんと目を向けてね、と言ってるんじゃないかと思うわけです。


それだけ重要なんだよ、と。


ですから、現代を生きる僕らは、最新の科学的エビデンスを気にしながら、自分の体調、生活リズムと相談しながら適切に筋トレを続けていくべきだと改めて思ったわけです。


最終的には、自分が判断して決断していくようにしたいですね。






それでは、また。