「最近疲れが取れないのよねえー」
いきなりですが、あなたの周りでこんなこと言う人増えていませんか?
ある意味当然ちゃあ当然なんですけどね、自分の周りにいる人ですからやっぱり自分と同年代が多くなりますからね。
ただ「年だからしょうがないよ。」ですませちゃうのもどうかなあ、って感じもするので、ちょっと考えてみようと思ったわけです。
いろいろと調べてみると様々な見解があるんですね。
「季節の変わり目だからしょうがないよね。季節の変わり目って疲れるじゃない?」
なんてよく聞く話から、スピリチュアル系の話、骨格の話、筋力の衰えの話、まあ色々出てくるんですよ。
もちろん原因は一つだけなんてことはありませんから、いろいろなことが同時多発的に出てきているのかもしれません。
どれがどの程度影響しているかは千差万別、個人差があるでしょうけど。
そうなると結局「病院に行けばいいんだよ」で終わっちゃいそうですが、それじゃつまらないので僕が割と納得できた話をしてみようと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『なかなか疲れが取れない~疲れを取るための対処法~』
です。
いつ疲れるのか?
まず考えてみたいのは、「いつ疲れるのか?」です。
僕らの日常生活って、ほぼパターン化していますよね。特に平日、仕事がある日ですね。
朝起きてから仕事して帰ってくるまでだいたい同じような行動パターンじゃないでしょうか?
一日の行動を振り返ってみて、どこに疲れの原因があったのかを考えてみましょう。
たとえば僕の日常で考えてみましょうか。
朝駅まで歩いていきます。これはたいした距離じゃないので、疲れるということは無いと思います。
駅まではOKですね。
次に電車の中です。
まず座れないので会社の最寄り駅まで立ったまんまです。
それでも、ギューギューに混んでるわけでもないので、それほど苦ではありません。電車の中もOKです。
会社までは駅から15分ほど歩きます。
けっこう歩く方だと思いますが、特にアップダウンがあるわけでもないし、自分のペースで歩けるので、ここもOKですね。
会社に着いてからですが、割と午前中はデスクワークが多いんです。
お昼まで3時間ほどパソコンに向き合っています。
座っているのでさほど疲れることはありませんが、ずっと同じ姿勢だからか、目が疲れるのか、疲労感を感じることが多いですね。
座れているんだから肉体的疲労は少ないと思うんですけど、OKとは言い難いですかね。〇じゃなくて△って感じです。
午後は外出して得意先回りが多いです。
車での移動もありますが、電車移動が多いですね。
昼間の電車は路線によっては座れることも多くてそんなに苦痛に感じることはないですね。
お客さんとの話し次第では精神的に疲れることもありますかね。
その辺も慣れですから、そういうう意味ではほぼOK、〇ですね。
で、会社に戻ってからメールの確認など、事務処理をするわけですが、ここもよほどのアクシデントでもない限りはOK、〇です。
僕は帰るのが早いので、あんまり同僚と話す時間はないですから、社内の人間関係のストレスもほとんど感じません。
ここもOKです。
あとは家に帰るだけ、朝と同じルートで帰ります。
朝と同様そんなにめちゃくちゃ混むわけではないので電車の中で疲れることは無いですかね、OKです。
まあ、ここでは僕の日常を話してみたわけですけれども、そんなに特別なことはないと思いますので、みなさんもこれに近いんじゃないでしょうか。
会社帰りに飲みに行く人はちょっと違うかもしれませんが。
余談ですが、自分から飲みに行く人でも2種類いると僕は思っています。
飲みに行くことで元気になる人となんだか余計に疲れちゃう人です。
なんなんでしょうね?自分から飲みに行っておいて疲れるっていうのは、僕には理解できないんですよね。
僕はほぼ疲れない、元気が出る人としか飲みに行かないんです。
それもたまーにです。わざわざ疲れるために飲みに行ってるなんて分からないですねえ。
余談はここまでとして、どうでしょうか?どこで疲れているのか分かりましたか?
最初僕自身もよくわからなかったんですが、あったんです疲れる理由が。
おそらくみなさんにも当てはまるんじゃないかという理由があるんですよ。
座っているだけで疲れる?
電車に乗っているとき「座りたい」と思うのは、ごく自然なことですよね。
なぜか?座っている方が立っているより楽だから。
異論は無いと思います。
さきほど、僕の日常生活パターンを紹介しましたが、会社での午前中の時間帯がデスクワーク、座っている時間です。
この時間帯は楽な時間帯だと思うじゃないですか、普通ね。
ところがですね、この座っている時間こそが「疲れ」の原因だという説もあるんです。
よく言われるのが座っているときの姿勢、パソコンのモニターと目線の高さが合っていないため、猫背になって、なおかつ顎を突き出すようになるという二重で姿勢が悪くなるような体勢になりがちなんですね。
じゃあ、良い姿勢にしようと、今度は骨盤を立てた座り方をしようと考える訳です。
骨盤を立てた座り方は良いんですよ、ただそのときに背筋も伸ばさなきゃいけないと必要以上に力んじゃうんですね。
緊張ははいいんです、ほどよい緊張感は。
力が入り過ぎず、かつ緩んでもいない。このほどよい緊張具合であれば問題無いのですが、いい塩梅で出来ない場合はかえって悪い姿勢になってしまうんですね。
人間の体って良く出来ていて、そんなに力まなくてもいい状態になるんです。
全身に常に力を入れていないといけないような構造ではないんです。
ほどよい力加減でちょうどいい、体に負担がかからない姿勢になるようにできているんですね。
椅子の生活なんて人間の体の構造が出来上がってからだいぶ経ってからのものです。
椅子の生活に合うように人間の体はできていません。
ましてや、パソコンの作業に人間の体が適応するなんて無理な話です。
よく人体構造を研究して開発された商品です、なんて触れ込みでコマーシャルしている商品も多いですが、そもそもそんな商品、たとえば椅子、机、PC台が人間の体にマッチするとは到底思えません。
座って何か作業するということ自体が人体の構造に反しているということです。
そりゃあ疲れますよね。意外なところに答えがあるのかもしれません。
ただし、これはあくまでも仮定、しかも一部の人には当てはまるかもしれませんが、まったく影響がない人もいると思います。
万人に対しての共通の答えはない、ということです。
とは言いながらも、座り方については意識してみる価値はあると思いますよ。
緩み過ぎず、力み過ぎず、特に背中ですね。
背中を緩ませずに力まないようにするのが大事ですね。
まとめ
「疲れ」というと体を動かしたときに感じるものだと思っていました。
それが一般的な意見だとも思っていました。
ところが、逆にじっとしている時間、座っている時間ですね。
そういう時間に疲れの原因がある可能性が非常に高い、というのはとても興味深いですね。
現代社会で座らずに一日を過ごすことなんてあり得ません。
必ず座っている時間はあります。
仕事中もそうですが、家の中でもそうです。
家の中だともっと姿勢が悪くなりそうなソファがありますからね。
確かにソファは楽だし、リラックスできますからね。
これはこれで必要なのかなと思います。
ただ楽だからというだけで何気なく生活していると思わぬところで弊害が出てくるものです。
そんなにガチガチに気を張る必要もないと思いますが、適度に緊張と緩和を意識することは大事なのかもしれないですね。
それでは、また。