筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

質問に回答します『腕立て伏せとプランク』


今回はブログに頂いた質問への回答をシェアさせて頂きます。
質問者さんだけでなく同じような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思うので、参考にして頂ければと思います。




「筋トレ初心者のための正しい『プランク』」という記事にコメント頂きました。


余談ですが、ブログを書いていてコメントを頂けるのは本当に嬉しいですよね。
ブロガー冥利に尽きるってもんです。
しかも、質問まで頂いたので最高に嬉しかったです。
質問者さん、本当にありがとうございました。



話を戻しますが、頂いたコメントに質問があったんです。





こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー

よういちろう

です。



このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。



あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。




ということで、今回のテーマは
「質問に回答します『腕立て伏せとプランク』」
です。

 





もみじてるやまさん(https://momijiteruyama.com/)から頂いたコメントがこちらです。


「おはようございます。
いつも参考にさせていただいてます。ありがとうございます。
腕立て伏せやってれば、プランクはやらなくてもいいですか?」


このコメントで

「腕立て伏せやってれば、プランクはやらなくてもいいですか?」

という質問を頂いたわけです。




この質問、実はかなり深い質問でして、回答するのにけっこう考えちゃいました。


なので、今回あらためて詳しく解説したほうがいいんじゃないかということで書かせて頂きます。





腕立て伏せ




腕立て伏せは説明するまでもないと思いますが、


こういった体勢から腕を上下に曲げる運動ですね。主に大胸筋、上腕三頭筋を鍛える運動です。



大胸筋

上腕三頭筋





メインで鍛えられるのがこの2つですが、腕立て伏せはそれ以外にも僕の体感的には肩の筋肉(三角筋)にも効いてる感じがあります。
また、体勢から考えても腹筋、体幹にも効いてるのは間違いありません。





プランク




一方、プランクですが、プランクは


こういった体勢を取って、動かないんです。動かずに一定の時間そのままキープする運動になります。その時に、主に意識するのは腹筋と体幹です。

この記事で詳しく解説しています。

 

train50.com

 



どちらもフォーム的にはよく似ています。腕を伸ばして手のひらで支えているか、肘で支えているかの違いくらいです。





腕立て伏せでプランクもカバーできるのか?




ほぼ同じフォームであれば、わざわざ2つのメニューをやらなくてもいいんじゃないの?
という疑問が出るのはごくごく自然な流れ、当たり前の発想だと言えます。



ただ、僕の回答は、「2つともやってください。」でした。


というのも、腕立て伏せをやる人は何が目的なのか?プランクをやる目的はなんなのか?ということなんです。


筋トレで何のメニューを選択するかは、どの筋肉を鍛えたいかで選んでいるはずなんですね。


胸、大胸筋を鍛えて大きくして、Tシャツをかっこよく着たいとか、スーツ姿をかっこよく見せたいとか、そういったもろもろの目的があって、腕立て伏せを選んでいるわけです。


そうすると、当然腕立て伏せをやっているときには、大胸筋を意識して、ちゃんと大胸筋に効いてるのか、大胸筋に効くフォームでできているのかなどを考えながらやっているわけです。さらに、やっている最中に効きが弱いと感じたらフォームを微調整して、より効くようにするなどするわけですよ。



何が言いたいかというと、それだけ大胸筋に集中しているときに同時に腹筋や体幹のほうに意識を持って行く余裕があるのか、ということです。


これは、プロと呼ばれるような人たちであっても容易なことではありません。
逆にプロのボディビルダーは、筋肉ごとに細かくメニューを分けてトレーニングしているくらいです。


すべてを同時に鍛えるというのはできないことではないかもしれません。
それぞれの筋肉に同じようにある程度の負荷をかけることは不可能ではなさそうです。


ただ、人間の体というのはよく出来ているというのか、便利に出来ていないというのか、そんなに分かりやすいものではないんですね。


ただ単に負荷をかけて動かせば筋肉が鍛えられる、大きくなるという単純なものでは無さそうです。






意識することが大事




そうなんです、筋トレをするときにただ身体を、筋肉を動かせばいいってもんじゃなくて、そこに、その筋肉に意識を集中することが大事だということなんです。



意識を集中するという点で考えるならば、動的トレーニングである腕立て伏せよりも静的トレーニングであるプランクのほうが集中しやすいんです。


意識するというのは、言うほど簡単ではないんですね。しかも、動的トレーニングのように動かしながら意識するのは慣れも必要だと思います。
その点、静的トレーニングは意識するのに向いています。じっとしている分、この筋肉に効いているんだと意識を集中させやすいんです。


そういう意味でも、静的トレーニングであるプランクをやりながら、今どこの筋肉に効いているか、効かせているかを意識する訓練をすることが非常に大事だということです。






まとめ




「腕立て伏せやってれば、プランクはやらなくてもいいですか?」
の回答は、

「両方やりましょう。」

です。



筋トレは継続することが何より大事ですが、一つ一つのトレーニングメニューを集中して、意識してやることも大事です。


腕立て伏せには腕立て伏せの、プランクにはプランクのメリットがあります。そのメリットを最大限引き出すために、それぞれ集中して行うことをおすすめします。


それはきっと後々大きな差となって表れます。
そのためにも今は一つ一つのメニューを丁寧に集中して取り組んでいきましょう。



このブログではコメント、質問大歓迎です。
お気軽にコメントくださいね。






それでは、また。