その話の時には若い人はいなかったので、おそらく高齢者に多い話だと思います。
どんな話だったかというと、
「最近体が硬くなってきてるんだよね。この間なんかあぐらをかくのに苦労しちゃったよ(笑)。」
と誰かが言ったんです。
すると、その場にいた他の人も「ある、ある」と同意していました。
年を取ると体が硬くなるということは聞いたことがありましたが、あぐらをかくのも苦労するほど硬くなるなんて。
で、その日帰宅してからあぐらをかいてみたんです。
そしたら・・・
僕も思っていたより苦労してしまいました。
ホントにきついんですよネ。
びっくりしちゃいました。
想像以上に硬くなってるんですよね。
50代を過ぎるとさすがに体の変化を感じるものです。
あえて「変化」という言い方を選択しましたが、ぶっちゃけ「衰え」ですね。
人によっていろんな衰えを感じるものですが、最近僕が感じる衰えについてお話ししたいと思います。
それはですねえ、体が硬くなってきたことです。
僕の場合は特に股関節の硬さを強く感じます。
あきらかに若い頃より硬くなってしまいました。
肩関節の硬さも感じるんですが、一番は股関節ですね。
あなたはどうですか?
どこに衰えを感じますか?
(いや、やっぱり「衰え」って言葉は良くないですね。これから先は「変化」を使うようにします。)
体の硬さ、関節の硬さは筋トレだけやっていても、なかなか改善されないものです。
やっぱり、柔軟性を取り戻すためにはストレッチも必要ですからね。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『股関節ストレッチ~あぐらもかけない硬い股関節に~』
です。
最近、特に硬さを強く感じたのが「股関節」だったんです。
僕はストレッチってあんまりやらないようにしてるんです。
筋トレをやっているとストレッチで筋肉を無理に伸ばさないほうがいいという判断からです。
あとは、トレーニングメニューに入れているスクワット、ランジがストレッチの役割も担っていたからです。
しかし、今回はほんとに自分の体の硬さを痛感したので、ストレッチも取り入れて柔軟にしていこうと思ったわけです。
それでは、ここから股関節ストレッチメニューを紹介していきます。
股関節のストレッチは、器具などは使用しないし、寝ながらできるし、しんどいものでもないので気軽に取り組んでみてください。
股関節ストレッチ①
まずは、寝ながらできる股関節の可動域を広げるストレッチのやり方を紹介します。
ストレッチの手順は、以下の通りです。
- 仰向けに寝る。
②指を組んだ両手で右膝(ひっかかりやすい膝とすねの間)を持ち、
胸のほうに引き寄せて いく。このとき背中が丸まらないように注意する。
③膝を曲げたまま、お尻から太ももの外側が伸びるのを意識しながら足を内側に倒す。
(けっこう腕の力を使います。)
④膝を曲げたまま、太ももの内側が伸びるのを意識しながら足を外側に倒す。
(けっこう腕の力を使います。)
⑤左膝に持ち替えて、①から④を繰り返す。
ポイントは、どこが伸びているのかを意識しながらやることです。
股関節ストレッチ②
続いて、寝ながらできる股関節ストレッチ第2弾、太もも前側に効くストレッチです。
ストレッチの手順は、以下の通りです。
- 仰向けに寝る。
②両膝を立てて、左膝の太もも側に右足のかかととくるぶしの間を乗せます。
引っ掛けるようなイメージです。
③顔を右に向けながら、左膝を右側に倒していく。勢いはつけない。
(呼吸を止めない。伸びていることを強く意識する。)
④ゆっくりと元の姿勢に戻す。
(呼吸を止めない。)
⑤左右入れ替えて、①から④を繰り返す。
ポイントは、どこが伸びているのかを意識しながらやることと、勢いをつけずにゆっくりやることです。
以上2つが寝ながらのストレッチです。
続いては座ってやるストレッチです。
股関節ストレッチ③
座ってやる股関節ストレッチを紹介します。
ストレッチの手順は、以下通りです。
- 床に座り、あぐらのような姿勢で両足の裏を合わせる。
②両手で両足のつま先を握り、かかとをできるだけ体へ引き寄せる。
③骨盤を立てるイメージで姿勢を正し、両腕でさらにかかとを引き寄せる。
(内ももが伸びていることを意識する。)
④その状態のままキープする。(腕の力を入れ過ぎない。呼吸を止めない。)
ポイントは、内ももが伸びているのかを意識しながらやること。
座ってやる股関節ストレッチでした。
次は立ってやる股関節ストレッチです。
股関節ストレッチ④
立ったままできる股関節ストレッチを紹介します。
ストレッチの手順は、以下通りです。
- 足を肩幅に開いて立つ。
②おへその下を意識しながらお腹を伸ばすように、体をゆっくり後ろに反らす。
(呼吸を止めない。)
③10秒ほどかけてゆっくり反らしたら、元の姿勢に戻る。
ちょっとした空き時間でできる簡単なストレッチです。
仕事中に取り入れてみてもいいかもしれません。
立ってやる簡単な股関節ストレッチでした。
以上4つが股関節をほぐすのに有効なストレッチになります。
できるものから少しずつでも試してみてくださいね。
まとめ
股関節は、非常に大事な役割を持つ関節です。
僕たちの体重を支え、立つ・座る・歩くといった足の動きを可能にする大事な関節です。
しかし、意識的に動かさないと硬くなりやすい部位でもあります。
特に高齢になればなるほどです。
そのため、ストレッチで柔らかくほぐすことがとても大切です。
ストレッチのポイントはどのストレッチも共通で、
①無理をしない。
②呼吸を止めない。
この2つが非常に大切なポイントです。
無理のない範囲から始めてみましょう。
それでは、また。