これは、あるあるというか、誤解している人が多いようなので、今回改めてお話ししようと思ったテーマです。
それは何かというと、「意志の力」です。
「意志の力」が何なの?
と言われそうですが、意志ってとても大事なもので、なおかつこれが無いと何事も達成できないと思っていません?
「根性」とか別の呼び方になることもありますよね。
何かくじけそうになったり、挫折しそうになったり、途中で止めることになったり、こういうときによく言われます。
「意志が弱いからだ!」
「根性が足りない!」
「心を強く持て!」
みたいな感じで言われることが多いと思います。
まさしく精神論ですね。
日本は特にこういった精神論がはびこっていましたよね。
どうでしょう、昭和は当たり前にありましたし、平成もまだまだあったように思います。
令和はどうなんでしょうね?
特にスポーツの世界では顕著ですね。
そういう意味では、最近でこそスポーツのトレーニングもだいぶ科学的になってきたように思います。
それこそ、昭和の時代では根性論は当たり前、精神力さえあればなんとかなる、くらいにいわれていましたからね。
僕が体験した、まさしく精神論のエピソードがあります。
僕は昔ラグビーをやっていたんです。高校、大学、社会人とやっていました。
社会人はそんなに強いチームでは無かったんですが、チーム強化に力を入れ始めた頃で、強豪の大学(当時のラグビーと言えば必ず名前が上がるような有名校です)からも選手がはいっていました。
で、指導者もそういった有名どころ出身の人がいて、よく意味の分からない練習をやらされたりしたんです。
当時、僕も理解に苦しんで(イラっとして)聞いたんです。
「これは何の練習ですか?」って。
そしたら驚きの答えが返ってきたんです。それは
「魂の練習だ!」
ですよ。
高校生でもやらないような練習を、社会人のチームがやらせるんですから、ほんとに理解に苦しみました。その頃のチームは大嫌いでしたね。
と、このままだと脱線しっぱなしになっちゃうんで、軌道修正しましょう。
要は、日本は特に精神論、意志の力でなんでもかんでも片付けようとしがちなんですね。
少なくともそういう時代が長くありました。
しかしですね、最近はなんでもかんでも精神論、意志の力に頼るのは違うんじゃないかという研究結果が多く発表されています。
分かりやすい例で言うと、目標を達成できないのは意志の力が弱いからだ、というのが一昔前までの当たり前だったわけです。
ところが、あらゆる研究で、それだけじゃないよ、という結果が出ているんです。
精神論、根性論だけじゃなくて、科学的エビデンスもしっかり取り入れていきましょう、というのが最新の研究で明らかになっているんですね。
ということで、今回は「意志の力」以外の有効な手段についてみていきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『意志の力を超える!習慣化の重要性』
です。
意志の力ではなく習慣化
意志の力に頼らずに目標を達成するために、習慣化は非常に有効な手段です。
以下に、その理由と具体的な方法をいくつか紹介します。
意志の力には限界がある
人は誰でも意志の力を持っていますが、それは有限な資源です。
毎日多くの意思決定を迫られる中で、意志の力は徐々に消耗していきます。
そのため、重要な目標達成のために意志の力を使い果たしてしまうと、他の場面で判断力が鈍ったり、自制心が弱くなったりする可能性があります。
習慣化は意志の力を節約する
習慣化された行動は、意識的に考えなくても自動的に実行できるため、意志の力を消耗しません。
例えば、毎朝歯磨きをする、朝食を食べる、運動するといった習慣は、意志の力に頼らずとも自然に行うことができます。
習慣化のメリット
・意志の力を節約できる
・目標達成を容易にする
・無意識レベルで行動できる
・継続しやすい
・ストレスを軽減できる
習慣化の具体的な方法
・小さな目標から始める:いきなり大きな目標を設定すると、達成できずに挫折してしまう可能性があります。まずは小さな目標から始めて、徐々にレベルを上げていきましょう。
・行動を簡単にする:習慣化したい行動をできるだけ簡単にすることで、実行しやすくなります。例えば、運動習慣を身につけるためには、運動場所を自宅近くにする、運動用の服を準備しておくといった工夫が有効です。
・ルーティンを作る:習慣化したい行動を、毎日決まった時間に行うようにしましょう。そうすることで、行動が習慣化しやすくなります。
・記録をつける:習慣化したい行動を記録することで、自分の進捗状況を確認することができます。これは、モチベーション維持に役立ちます。
・ご褒美を設定する:目標を達成できたら、自分にご褒美を与えましょう。そうすることで、モチベーションを高めることができます。
習慣化は時間と労力が必要
習慣化には、時間と労力が必要です。
すぐに結果が出なくても、諦めずに継続することが重要です。
まとめ
目標を達成するためには、意志の力ではなく、習慣化が非常に有効な手段になります。
目標を達成するのとほぼ同じ意味になりますが、物事を継続するのも習慣化が非常に有効な手段です。
非常に有効な手段である習慣化ですが、残念ながら簡単ではありません。
やはり、時間と労力は必要になります。
目標を達成するためには、楽な道は無いということですね。
それでは、また。