筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

『脳と習慣化の関係』





前回までやる気とモチベーションについてお話ししました。



そもそもなんですが、なぜやる気とモチベーションが必要なんでしょうか?
答えは簡単ですね。


そうです、続けるため、継続させるためです。
何かを新しく始めたけど、途中で挫折しそうになったり、諦めそうになった時に、やる気とモチベーションに頼ろうとするわけです。


ですから、何の問題も無く継続出来ているのであれば、やる気もモチベーションも必要ないわけですね。


やる気もモチベーションも使わずに継続できるのはどんなときでしょう?


まず、確実なのが、好きで好きでしょうがない、誰かに止められてもやるくらいに大好きなことですね。
よくあるケースが、子どもが親に叱られようが隠れてでもゲームをやるといったケースですね。



ですから、大人である僕たちも誰に止められてもやりたくてやりたくてしょうがないほど好きなものであればやるんです、やり続けるんです。


ただし、大人の場合、気を付けなければならないのが、「依存」です。
依存してはいけません。


お酒やギャンブルなどにどっぷりハマって、依存症レベルまでなってしまうのは危険です。
抜け出せなくなって、身も心もボロボロになってしまいますからね。


まあこの場合はその対象にもよりますけどね、体に害を及ぼすようなことを続ける意味はまるっきりありませんから。


やる気やモチベーションを使って継続させたいと思うものは、自分を成長させるためのものです。
そういうものでなければなりません。



そして、もう一つ、やる気もモチベーションも使わずに継続できる方法があります。



それは、「習慣化」です。



習慣化すれば、もう、やる気もモチベーションも必要ありませんからね。


がんばる必要がなくて継続できるなんて最高ですよね。
やる気やモチベーションに頼るよりも、よっぽど楽ですしね。


どう考えても、習慣化したほうが良さそうです。



ということで、今回は「習慣化」について考察していきましょう。






こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター

よういちろう

です。

 

 

このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を

筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。

 

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための

きっかけになれば幸いです。

 

 

 

今回のテーマは

 

脳と習慣化の関係

 

です。









人が継続できない理由は?

 






そもそも、なぜ人は継続できないのか?から考察してみましょう。



人が継続できない理由は、いくつかあります。




  1. モチベーションの低下

 

最初はやる気を持って始めても、時間が経つにつれてモチベーションが低下してしまうことがあります。



  1. 習慣化のメカニズムを理解していない

 

習慣化には時間がかかり、すぐに結果が出ないことが多いです。そのため、習慣化のメカニズムを理解していないと、すぐに諦めてしまうことがあります。



  1. 環境の変化

 

仕事や人間関係など、環境の変化によって、習慣を続けるのが難しくなることがあります。



  1. 自分に合わない方法

 

自分に合わない方法で習慣化しようとすると、挫折してしまう可能性があります。



  1. 完璧主義

 

完璧主義の人は、小さな失敗でもすぐに諦めてしまうことがあります。



  1. ストレス

 

ストレスが溜まっていると、集中力が低下し、習慣を続けるのが難しくなります。



  1. 睡眠不足

 

睡眠不足は、集中力や意志力を低下させ、習慣を続けるのが難しくなります。



  1. 運動不足

 

運動不足は、脳の機能に悪影響を与え、習慣を続けるのが難しくなります。



  1. 食生活

 

食生活の乱れは、脳の機能に悪影響を与え、習慣を続けるのが難しくなります。



  1. その他

 

遺伝的な要因や、性格なども、継続力に影響を与えることがあります。





習慣化するためには?

 






習慣化するためには、いくつかのコツがあります。



  1. 小さな目標から始める

 

最初から大きな目標を掲げると、達成までに時間がかかり、挫折してしまう可能性があります。まずは、毎日続けられる小さな目標から始めましょう。例えば、「毎日10分間英語を勉強する」「毎日10回腕立て伏せをする」などです。



  1. 具体的な行動を書き出す

 

目標を達成するために、どのような行動が必要なのかを具体的に書き出しましょう。例えば、「毎日10分間英語を勉強する」という目標であれば、「朝起きたらすぐに10分間英語を聞く」「寝る前に10分間英語の単語を覚える」など、具体的な行動を書き出します。



  1. 習慣化アプリを使う

 

習慣化アプリを使うと、目標の進捗状況を記録したり、リマインダーを設定したりすることができます。習慣化アプリを活用することで、継続しやすくなります。



  1. 周囲に宣言する

 

周りの人に目標を宣言することで、自分へのプレッシャーになり、継続しやすくなります。



  1. 自分を褒める

 

目標を達成できたら、自分自身を褒めましょう。小さな目標でも達成できたら、自分を褒めることで、モチベーションを維持することができます。



  1. 習慣化のメカニズムを理解する

 

習慣化には、脳の神経回路が関係しています。繰り返し同じ行動をすることで、脳の神経回路が強化され、習慣化されます。



  1. 継続することが重要

 

習慣化には時間がかかります。すぐに結果が出なくても、諦めずに継続することが重要です。





習慣化のメカニズム

 






習慣化は、脳の神経回路と報酬系の働きによって支えられています。



  1. 行動の反復


新しい行動を開始すると、脳内の一部の神経回路が活性化されます。この時点では意識的な努力が必要です。しかし、行動を繰り返すことで、脳内の神経回路がより効率的に結合し、情報の伝達がスムーズになります。



  1. 報酬系


行動によって快感や報酬が得られると、脳はそれをポジティブな経験と認識し、さらにその行動を強化しようとします。報酬は脳内のドーパミンなどの神経伝達物質によってもたらされ、快感や満足感をもたらします。



  1. 自動化


習慣化が進むにつれて、行動に伴う脳の活動は減少していきます。これは、脳が効率的に動作しようと、意識的な努力を必要としない自動化された行動へと変化していくためです。



  1. 無意識化


習慣化されると、行動は無意識レベルで行われるようになります。つまり、意識的に考えなくても、自動的に行動を実行できるようになるのです。




習慣化を促進する要素



習慣化を促進する要素として、以下のものがあげられます。

 

・繰り返し:行動を繰り返すことが、習慣化の最も重要な要素です。

・報酬:行動に報酬が伴うと、その行動を繰り返す可能性が高くなります。

・きっかけ:特定のきっかけによって、習慣化された行動が実行されることがあります。

・環境:周囲の環境は、習慣化に影響を与えることがあります。




習慣化を阻害する要素



習慣化を阻害する要素として、以下のものがあげられます。

 

・意志力の低下:意志力は限られた資源であり、使い果たすと習慣化が難しくなります。

・ストレス:ストレスは、脳の機能に悪影響を与え、習慣化を難しくします。

・睡眠不足:睡眠不足は、集中力や意志力を低下させ、習慣化を難しくします。

・ネガティブ思考:ネガティブな思考は、モチベーションを低下させ、習慣化を難しくします。






まとめ

 






習慣化は、脳の神経回路と報酬系の働きによって支えられています。


習慣化を促進するためには、繰り返し、報酬、きっかけ、環境などの要素を意識することが重要です。


また、意志力の低下、ストレス、睡眠不足、ネガティブ思考などの要素は、習慣化を阻害するため、注意が必要です.






それでは、また。