最近よく思うのが、科学の進歩が早過ぎて
ついていけなくなるんじゃないか、
と不安になってしまうことです。
ニュースでもよく見かける、「AI」や「ChatGPT」なんて
正直言ってまだついていけてません。
僕の記憶では、ちょっと前まで「AIもまだまだ実用性には乏しいね」
なんて言われていたような気がします。
ところが、最近では「こんな便利なものはない」、「ものすごい進歩だ」
みたいな風潮に変わっちゃった感じです。
そんなにたいして時間経っていないように思うんですけどね。
凄いです、どんどん進化していきますね。
世の中はどんどん科学的に合理的になっていくんでしょうね。
ただ一方で、
そんな最新の科学とはかけ離れた世界観が多く残っているのも事実です。
いまだに昭和っぽい世界観って言うんですかね。
これだけ世の中が最新の科学でどんどん進化しているにもかかわらず、
古いしきたりや慣習にこだわり続けている分野も多いんですよね。
筋トレにおいてもそういうことがけっこう見受けられます。
筋トレも最新の研究結果が発表されるたびに、
これまでの常識が覆ることが多くあります。
最近は特にそういう最新の発表が多いような気がします。
「これまで信じてたのに違ったのかよー」
なんてことがよくあります。
ただ言っておきますが、
これまでのやり方が大きく間違っていた、
ということはほとんどなくて、
「より効率的なのは、こっちのやり方ですよ」
という最新の発表がされた、という感じです。
ということでですね、
これまで当たり前だと思っていたことが
覆った事例をご紹介していきますね。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『謎ルールは守らなくていいんじゃない?』
です。
筋トレを始めたての頃は、
右も左も分からない、何も知識が無い状態ですから、
愚直に筋トレに取り組むと思うんですね。
ところが、筋トレに取り組んで、継続していくうちに
いろいろと知識も増えていきます。
続ける時間が長くなればなるほど知識も増えていきますよね。
なんでもそうですが、「好きこそものの上手なれ」ですね。
そうやって、いろんな知識を吸収していくうちに、
「これが常識なんだな」
「これをやっていれば間違いないな」
「自分にはこれが合ってるな」
ということが分かってきます。
まあ、厳密に言うと分かったような気になったものが増える
ということなんですけどね。
で、それを当然のようにやるわけです。
しかし、その常識が最新の研究結果によって覆るわけですね。
覆って、正しいと思われる最新の研究結果に基づいたやり方に
移行すればいいんです。
移行すればいいんですが、なぜか古い常識がそのまま信じこまれて
そのまま残ってしまっていることがあるんです。
そういうのは、分かったうえでやってるんであれば問題ないと
思うんですけどね、プラシーボ効果みたいなことですね。
しかし、それしか知らなかったという場合はやはり問題ですね。
もしあなたが「知らなかった・・・」ということがないように、
謎ルールをシェアしていきましょう。
1.毎回限界まで追い込む
このへんは、「昭和の根性論」の名残のような気がしますね。
たとえば、10kgのダンベルでカール15回できるとしたら、
毎回15回やらなければ効果がない、というものですね。
しかし、
「これ以上は1回もできない」
というところまでやれば、十分効果は期待できるんですね。
ただし、すべてのセットで限界までやるとヘトヘトになってしまう、
という欠点があります。
かなりの疲労を感じるでしょう。
そして、その疲労感は、着実に良い運動をすることの妨げになります。
限界手前の回数で終えるときがあってもいいんです。
逆にそういうセットも織り交ぜながらのほうが無理なく
続けられるというものです。
これは自重トレでも同じです。
腕立て伏せであれば、毎回同じ回数をこなさなければならない、
ということはなくて、その日の体調によって回数を調節するのもありです。
2.筋トレは少なくとも1日、間隔を空ける
これもかなり長い間常識とされていました。
プロのボディビルダーから素人の家トレ派の人まで
信じていた人は多いことでしょう。
アメリカスポーツ医学会は、
ある筋肉に対して激しいトレーニングをするときは、
48時間休んでから再開することを推奨しています。
ところが、その数字の根拠を見ると、
初心者や健康維持のために運動している人に対する
一般的な推奨でしかありませんでした。
アスリートや熱心にトレーニングしている人なら、
疲労を効果的に管理するプログラム、
(たとえば、日によってトレーニングの強度に緩急をつけるなど)
を取り入れていれば、
ほとんど毎日トレーニングしても問題ないことがわかっています。
3.サプリメントは絶対必要
「筋トレをやる人は絶対にプロテインを飲まなければならない」
と信じていた人も多いと思います。
「プロテインを飲まないと筋肥大しない」
という理由からですね。
筋トレを続けていく上で役立つサプリはいくつかありますが、
どれもが絶対に必要なわけではありません。
プロテインと並んで必須と言われているクレアチンは、
最も有名な筋肉増強サプリの一つです。
クレアチンが効果的であることはよく知られていますが、
多くの人に効果があるからといって、
それほど大きな効果があるわけではありません。
普通にバランスの良い食事を摂っていれば、
ほぼ問題無いといえるでしょう。
「無くても問題ないが、あったほうが安心できる」
という人は摂取したほうがいいかもしれません。
まとめ
どんなところにも、「謎ルール」や「古いしきたり」って
あるもんですね。
僕は必ずしも「謎ルール」や「古いしきたり」が悪いとも思いません。
人によってはそっちのほうが、
「やる気が出る」とか「モチベーションがアップする」
ということもあるでしょう。
確実に体に悪いとかじゃなければ、
自分にとってどうなのかを判断して、止めるのか取り入れるのかを
決めていけばいいんじゃないでしょうか?
人それぞれのやり方があっていいんですからね。
そういう個性がなくなるほうが、なんだか怖い気もします。
「人は人、自分は自分」
このマインドだけは無くしちゃいけないと思います。
マイルールが一番大事ってことですね。
それでは、また。