突然ですが、「勘違い野郎」っていますよね。
あなたの周りにもきっといると思います。
勘違い野郎と聞いてパッとイメージするのは、「俺ってデキる男だから」とか「君、僕のこと好きでしょ。」とか、普通に真顔で言うような奴じゃないでしょうか。
まあ簡単に言うと、一般常識が通じない人って感じですかね。しかも大抵の勘違い野郎って、イラっときたり、嫌われてるような人だと思います。
なんで突然、勘違い野郎の話なの?と思われたかもしれません。
それはですねー、「勘違い野郎」って実は強いんじゃないかと思うわけです。「勘違い野郎」になることで普通の人にはない強みを発揮できるんじゃないかと思うんですよ。
もちろん、筋トレに関して「勘違い野郎」になるメリットをメインに話していきますね。
こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「筋トレでもなんでも勘違い野郎は強い」です。
世間一般では、非常にイメージが悪い勘違い野郎ですが、使いようによっては非常に強力な武器になると思っています。
まずは、そもそも勘違い野郎とはどういうものかをみていきましょう。
勘違い野郎とは?
どこの環境にいても、1人や2人は絶対にいるのが勘違い野郎です。特徴としては、自分のことが大好き、自分が一番正しい、自分はモテる・イケていると勘違いしていることです。
彼ら勘違い野郎に困っている人も多いかもしれません。職場や学校に1人はいそうですもんね。はっきりあの人と断言できなくても、もしかしたらあの人・・・といった心当たりはあるんじゃないでしょうか。
それでは、勘違い野郎の特徴をひとつずつ見ていきましょう。
1.自分のことが大好き
勘違い野郎は、基本的に自分のことが大好きです。まあ、自己愛が強いことは決して悪いことではありません。ただし、それが行動と言動にでてしまうところが面倒なところなんですね。
2.ナルシスト
ナルシスト発言や行動が目立つのも勘違い野郎の特徴のひとつです。窓ガラスなど自分の姿が映るものがあれば必ず髪型をチェックしてますよね。また、女性相手に必要以上に男をアピールするのも特徴です。
3.俺はデキる人間だと思い込んでる
大した成果も出していないのに、俺はデキる人間だと思い込んでいます。さらにひどいと、それを周りに言う奴ですね。勘違い野郎は褒められたいという願望が強いようです。
4.我が強い
常に自分の意見が正しいと思っている勘違い野郎は、その意見を意地でも通そうとします。自分以外の人全員がNOと言っても、自分がYESだったらYESで解決させないと気が済まないのが勘違い野郎です。
5.好かれている、モテると思っている
前述の通り勘違い野郎は、自分が正しい、俺は何でもできると思っています。そこからさらに歪んでしまい、女性からモテると思い込んでいるんです。
「あの娘いつも俺のこと見てるよな、俺のこと好きなんだな。」そんな勘違い野郎も実際に存在するそうです。
どうです?こんな奴が近くにいたらイラっとしますよね。うざいし、めんどくさいしで極力近寄りたくないもんです。
勘違い野郎が筋トレに強い理由
前述した通り、勘違い野郎っていうのは本当に嫌な奴です。ただですね、何事もそうなんですが、悪い面も見る角度を変えると良い面になるんですね。
例えば、「だらしない」っていう悪い面も、見る角度を変えると「おおらか」になるわけです。
勘違い野郎の場合、強力に嫌な面だらけですから、裏返すと強力な良い面にもなるわけです。
言っておきますけど、「勘違い野郎になろう」と言っているわけではありませんよ。勘違い野郎の特徴を良い方向に修正したうえで取り込んでいこう、というのが趣旨ですから。
そこを理解したうえで読み進めてくださいね。ほんとに勘違い野郎になってしまったらヤバいですからね。
前述した特徴から1つずつ見ていきましょう。
「自分のことが大好き」
これはそのまま生かせますよね。「自分のことが好き」という自己愛を「自分のことを大切に扱う」に切り替えればいいわけです。自分の夢や目標に対してしっかりとコミットメントできる能力になるはずです。
筋トレの場合だったら、決めたメニューをスケジュール通りこなしていける能力ですね。自分を高めるための約束事はきっちりと守れるんじゃないでしょうか。
ナルシスト
これもそのまま生かせそうです。自分の容姿を気にすることは悪いことではありません。だらしない不潔な恰好よりは全然まともだと思いませんか。
ナルシストってジムにいっぱいいそうじゃないですか。タンクトップ着て鏡の前でポーズ取ったりしてる人多いですよね。そういう意味でも筋トレに向いているんじゃないでしょうか。
日々筋肉がついて、引き締まっていく身体に喜びを感じられる、筋トレに対してモチベーションがずっとキープされるんですからね、これは強い。
俺はデキる人間だと思い込んでる
これもそのまま生かせそうですね。トレーニー(筋トレしてる人、鍛えている人)は勘違い野郎が多いのでしょうか?それか勘違い野郎が筋トレに向いてるかですかね。ともかく、俺はデキると思い込んでいれば、多少の困難は乗り越えられますよね、筋トレに限らず。
これも最高の武器になりますよね。筋トレで筋肉肥大化に必要なものがこれと言っても過言ではないですね。というのも、限界まできてからの「あと1回」が重要ですから、筋肉肥大化には。
これを日々続けられれば、ほんとうに筋肉はデカくなっていきますからね。
我が強い
これも悪くは無いんですが、ちょっとアレンジが必要かもですね。「我が強い」「自分が正しい」は、ある程度必要というか、必要とする場面を選ぶ感じですかね。
筋トレを始めたことを誰かに揶揄されたとしても、意に介せず我が道を行く。そういう大事なマインドセットを持つ、ということに繋げれば最強です。
好かれている、モテると思っている
これは裏返した方がよさそうですね。「好かれている、モテている」ではなく、「好かれたい、モテたい」に変換したいですね。男であれば女性から「好かれたい、モテたい」というのは、それこそ最強のモチベーションになりますから。
これはすべてにおいて言えることですので、もちろん筋トレにもあてはまります。意中の人がいるのであればなおさらです。(その人が筋肉が好きかどうかは別の話ですけど)
まとめ
ここまでを振り返ってみると、勘違い野郎が筋トレに向いてるのか、はたまたトレーニーは勘違い野郎なのか、それともどちらもなのか。なんとなく微妙な感じになってしまいます。
ま、ここでは、その微妙な感じはいったん置いときましょう。
勘違い野郎の特徴をうまく切り替えて取り込むことで、筋トレに対する取り組み方が大幅に改善できるのではないでしょうか。
今回、筋トレのテクニック的なことには一切触れませんでしたが、テクニックよりも大事なマインドセットをより強力にすることはできそうですね。
ただし、1点注意点があります。
ここで挙げた勘違い野郎の特徴を決して周りには出さないでくださいね。そんなことをしたら、本当にあなたが勘違い野郎だと思われかねません。
あくまで、自分に対して自分の中だけにしてください。とても大事なことですからね。
最後にもう一つだけお願いがあります。
もしあなたが、ガラスに映る自分を見つめている人を見かけても(おそらくトレーニー、もしくは本物の勘違い野郎)、生温かい目でそっと見守ってくださいね。
それでは、また。