筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

『ぽっこりお腹も垂れ尻もイヤだ!』





「ぽっこりお腹」と「垂れ尻」。


あんまり聞きたくないワードではないでしょうか?


下手をするとトラウマレベルで聞きたくない、と思う人もいらっしゃるかもしれません。
特に女性にとっては嫌な気持ちになりそうですよね。


痩せてる太ってる以前に、なりたくない体型ですよね。



しかしですね、いくら本人が嫌がっていたとしても、そんな体型になる可能性はあるんです。
一番可能性が高いのが、基礎代謝量が下がることで食事など、生活パターンは変わっていないのにお腹がぽっこりと出てくるわ、お尻もダラーっと垂れてくるわけです。


想像したくもないですよね。



基礎代謝量の低下が一番の理由だとして、それ以外に原因は無いんでしょうか?


残念ながらというか、やっぱりあるんですね。
このブログでも最近取り上げる機会が多いのですが、
それが、「股関節と太ももの硬さ」です。





ぽっこりお腹の改善にはお腹のインナーマッスルを鍛える事が大切です。
1日中と言っていいほど座ってる時間が長い人に起こりがちなのが、股関節の詰まりや太ももの硬さです。
お腹を支えるのに大切なインナーマッスルの強化の邪魔をしてしまって、お尻が垂れる原因になっていることもあるわけです。


長時間座った後やお腹のインナーマッスルを鍛える前に行うと、効果の上がる腸腰筋&大腿四頭筋ストレッチのご紹介しましょう。





こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター

よういちろう

です。

 

 

このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。

 

 

このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。

 

 

 

今回のテーマは

 

『ぽっこりお腹も垂れ尻もイヤだ!』

 

です。



 






ぽっこりお腹と股関節の詰まりの関係とは?







デスクワークが多い方、一日のうちに座っている時間の長い方は、股関節の詰まり感や硬さを感じている人も多いと思います。


座っている時には股関節を前から支えている筋肉は収縮され、股関節を後から支えているお尻側の筋肉は圧迫されている状態が起きています。
その事から股関節周りの筋肉の可動が悪くなり、脚の付け根に違和感を感じやすくなるのです。


 股関節を前から支えている筋肉に、股関節から骨盤を繋ぐ腸骨筋という筋肉がありますが、この腸骨筋は下半身と上半身を繋ぎお腹を内側から支える大切な腹部のインナーマッスルです。


大腰筋と腸骨筋のセットが腸腰筋で、お腹痩せや姿勢保持には必要不可欠な筋肉なんです。


座っている時間が長い人は腸骨筋が緩んでいる時間も長くなることで、前ももの筋肉と共に弱まり、姿勢を維持することがきつくなっています。
姿勢を起こすにはお腹と背中の筋肉が活躍しますが、座りっぱなしで硬くなった太ももと脚の付け根に引っ張られて前かがみ姿勢が日常化してしまっていることもあるんです。


座っている時や立っている時の前かがみの姿勢は、骨格を歪ませ、筋肉も正しく使えなくしてしまうのでデメリットしか起こりません。
姿勢を正す筋肉が弱まるとお腹には脂肪が蓄積されやすくなり、お尻と太ももの裏の筋肉も低下して垂れ尻にもなりやすいので、座りっぱなしの方は、腸骨筋に柔軟性をつけるケアがおすすめです。





腸腰筋(ちょうようきん)と大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

 






太ももの大腿四頭筋は体の中の筋体積が一番大きな筋肉の為、パワーもある分、硬くなると張りやすくなりつらく感じる人も多いです。


腸腰筋は股関節の前を通り太ももの骨の上部内側までついているので、大腿四頭筋の上部(大腿直筋)と関係の深い筋肉になります。


股関節の詰まり感を和らげたり、腸腰筋を鍛えたりストレッチする時には、大腿四頭筋の動きも欠かせません。


表面の大きな筋肉(前ももの大腿四頭筋)が硬ければ、インナーマッスルの腸腰筋も動きにくくなるので、今回のストレッチでは前ももの筋肉も多くストレッチさせます。
ストレッチをしないと柔らかくなりにくい部分なので、股関節につまりを感じる時や姿勢が正しにくい時はもちろんのこと、一日のリセットとして3種類のストレッチを行ってみて下さい。 





腸腰筋ストレッチのやり方







大腿四頭筋&腸腰筋ストレッチ①




四つ這いになり、右の足を手の間に置き、左の膝は腰骨よりも後ろへ置きます。

左の膝の下にはタオルを敷いたりマットを重ねて保護しましょう。

重心を左足に載せたら前へ押し出す様に、右脚に重心を移します。

その姿勢で10秒キープします。




大腿四頭筋&腸腰筋ストレッチ②




①で10秒キープした姿勢のまま、左の膝の曲げ伸ばしを10回繰り返します。




大腿四頭筋&腸腰筋ストレッチ③




②で曲げた膝のまま右の手で左の足をキャッチして10秒キープします。

足を持ちにくい場合は無理をせずタオルを足に引っかけて行うのもお勧めです。


①~③まで1方向を続けて行ったら反対の脚でも同じことを繰り返しましょう。

太ももの筋肉は大きくてパワーがあるので、硬い人は時間をかけてストレッチを続けていきましょう。





まとめ

 






ぽっこりお腹や垂れ尻の原因となる、股関節と太ももの硬さですが、いつもでしたら筋トレで改善しましょう、という話をしていますが、今回はストレッチをご紹介しました。


筋トレで改善できるものは、筋トレを提案しますが、筋トレ以上、あるいは同等の効果が見込めると判断できる場合は、筋トレにこだわることはしません。


極論、良くなるのであればなんでもいんです。
ま、その判断は様々なフィルターによって、答えも様々なパターンが出てきます。



たとえば、筋トレをおすすめするのは、筋肉がつくことはもちろんですが、長い目で見て筋肉をつけることで、基礎代謝量を増やして健康になるということです。
また、筋トレを続けることで、マインドセットも成長できるというロングスパンでの見方も必要な場合もあります。



結局、筋トレなら筋トレ、ストレッチやヨガならストレッチ、ヨガというように良いものはどんどん取り入れていく貪欲さがもっとも必要なことかもしれませんね。







それでは、また。