こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
今回も読んでいただきありがとうございます。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは「お尻は若さ」です。
しばらくぶりに会う人によく「痩せたよねえ、何かやってんの?」と聞かれます。
「筋トレをやっているんです」と答えると、だいたい視線は上半身にいくんですよね。
世間のイメージは、筋トレ=上半身みたいですね。
ちなみに上半身を見た後に、下半身を見る人も皆無です。
ほんとは下半身、特に「お尻」も見てほしいところなんですけどね。
なかなか世間からフィーチャーされない「お尻」なんですが、実は若々しさをキープする重要ポイントなんですよね。
お尻のトレーニングで若々しく、かっこよくなるんです。
今回はそんな「お尻」についてお話ししていきますね。
(あくまでも筋トレ目線の男性のお尻についてですからね。)
お尻は年齢が出やすい
僕がまだ筋トレを始める前なんですが、いよいよ50代に突入した頃の話です。
自分の身体で年齢を感じることが多くなってきた頃です。
白髪は増えるし、ひげも白髪、眉毛も白髪、鼻毛まで白髪かあーって感じの頃ですね。
その頃です、ついに来たかあーと思ったのがお尻のたるみです。
お尻と太ももの境い目に、お尻の肉が垂れてシワみたいになっちゃってるんです。
肉が垂れた分、お尻の肉は薄くなった感じで。
いかにも老人のお尻って感じです。
鏡で自分のお尻を見たときに懐かしささえ感じてしまいました。
昔見た、年を取ってからの父親のお尻を見ているようでした。
実は「ついに来たかあー」と思ったのは父親のお尻を思い出したからではないんです。
思い出したのは、そう、プロレスラーのアントニオ猪木です。
僕が中学生の頃、プロレスが同級生の間でも大人気でした。
全日本プロレスだとドリーとテリーのザ・ファンクスなんかも人気がありましたね。
僕は完全に新日派でしたけれど。
新日というのは、もちろんアントニオ猪木率いる新日本プロレスのことです。
僕がテレビでプロレスを見始めた頃は、新日だとスタン・ハンセンが全盛期で、ボブ・バックランドとか、その少し後ですかね、ハルク・ホーガンが出てきたのは。
まだまだアントニオ猪木が絶対的なエースとして君臨していました。
僕がアントニオ猪木、新日本プロレスが好きだったのは肉体美も理由の一つでした。
全日本プロレスのプロレスラーはぜい肉が多いというか、たるんでるというか、あんまりかっこよく見えなかったんです。
中学生の僕目線では。
ジャイアント馬場やアブドーラ・ザ・ブッチャーのインパクトが強烈過ぎたのもあるかもしれません。
その頃の僕が見てたプロレスラーの肉体の部分は、お腹がまず第一でした。
お腹が出ていないか、お腹がぶよぶよじゃないか、あと脇腹の肉です。
あの頃の新日のプロレスラーは圧倒的に黒パンツが多かったんです。
しかもちょっとキツめというか小さめくらいのパンツですね。
そのパンツに脇腹の肉が乗っかってるのはダメだったんです。
脇腹に余計な肉がついていない、黒パンツまでシュッとまっすぐな脇腹ですね、これがかっこよかった。
伝わりますかねえー、この感じ。
もちろんそこ以外でも、新日本プロレスのストロングスタイル、アントニオ猪木の燃える闘魂とか、それこそ燃える要素が盛りだくさんでしたね。
高校に入ってからはあまり見なくなってしまったんですが、ある時ショックを受けたんです。
それは、アントニオ猪木の試合を観ていた時でした。
アントニオ猪木の黒パン姿にちょっと違和感を感じてしまって、何だろうこの感じは・・と思っていたんです。
何だろうと観ていたら、分かったんです、違和感の理由が。
それは、アントニオ猪木が老けて見えるようなったと、その老けて見えるようなったのが「お尻」だったんです。
アントニオ猪木はスタイルも良くてかっこよかったんです。
この時気づいてしまった「お尻」の違和感というのが、お尻の肉が落ちてしまっていて、ちょっとたるみもあったんです。
「そうかあー」と。「猪木も年を取ったんだな」と。
妙に納得したのを覚えています。
で、筋トレを始める前の自分のお尻を見た時に戻りますが、「猪木でさえお尻の肉が落ちて、たるんでたんだからしょうがないな」と諦めモードでした。
自分もとうとうあの頃のアントニオ猪木と同じ年代になったんだと、別な意味でも感慨深さを感じました。
お尻はシルエットが大事
僕は昔ラグビーをやっていたんですが、ラグビーって走るスポーツなんです。
ダッシュを繰り返すし、一方で長距離走の一面もあるんですよ。
80分間走り続ける訳ですから。
そのために練習では、ダッシュはもちろん、中距離走、長距離走といろいろな練習をやりました。
その中でもキツかったのが、中距離走でした。
グランドの周りを1周か2週走るんです。もちろんダッシュです。
これがキツかった。
ゴールした後は、肺が爆発するんじゃないかってくらいに息切れするんです。
そして、もう1つキツいのが、お尻なんです。
お尻が異様に痛くなってました。お尻の筋肉が痛いっていう感覚です。
中距離走はお尻にくるんだと思ってましたね。
普段毎日こんな練習をしているわけです。ですからラグビー選手はだいたいみんないいお尻をしていました。
「プリけつ」なんて呼んでました。
お尻の筋肉が盛り上がっているので、プリっとしてるんです。
ジーパンとかはくとかっこよかったですよ。
一応僕もその頃はいい感じで「プリけつ」でしたよ。
で何が言いたいかというと、お尻は正面からじゃ分からないじゃないですか。
お尻は横から見て、垂れていないか、厚みがあるかどうかでかっこよさが決まると思うんですね。
後ろから見てもあんまり分かりませんから。
お尻は横からのシルエットで決まるんです。
今も何かスポーツをやっているという人でもなければ、トレーニングしないと筋肉が落ちて垂れてしまうのはしょうがないわけです。
だったら、トレーニングしましょう。
お尻のトレーニング方法
お尻のトレーニング方法は何がいいのか?
これはもうスクワットが一番です。
自宅でやるにしても、ジムでやるにしてもお尻のトレーニングメニューで一番に挙がるのはやっぱりスクワットですね。
自宅でやるスクワットのやり方を紹介します。
ジムみたいにバーベルを使ったりしない自重だけのスクワットです。
僕らはこの自重だけのスクワットで十分です。
実際、僕も自宅での自重スクワットでお尻のたるみを解消できましたから。
で、そのスクワットのやり方ですが、僕がおすすめするのが「ワイドスクワット」です。
ワイドスクワットのほうが通常のスクワットよりお尻に効くからです。
通常のスクワットの足幅は肩幅か肩幅よりちょっと広めに取るんですが、ワイドスクワットはそれよりも足幅を広めに取ります。
どのくらい広めがいいかですが、これは個人差あります。
相撲の四股を踏むイメージよりちょい狭いくらいでいいかもしれませんが、無理のない範囲にしてください。
というのは、僕らくらいの年代は身体がかなり固くなってきているので、無理しちゃうと筋を伸ばしてケガをする可能性が高いんです。
決して無理はしないでくださいね。
足幅を広めに取る以外は普通のスクワットと同じです。
だいたい膝が90度になるくらいまで腰を落とす、そこから膝を伸ばして腰を上げる。
このとき背筋を伸ばすことを意識しましょう。
手の位置はどこでも大丈夫です。
上げ下げに合わせて手を振ってもいいですし、腕を組んだ姿勢でもいいです。
ポイントは、足幅を広く取った場合つま先が外側に向くと思うんですが、膝の向きはつま先の向きに合わせることです。
この向きが合っていないと、膝を傷める可能性があります。
もう一つ大事なポイントがあって、スクワットをやっているときにお尻の筋肉を意識してください。
お尻の筋肉を使っている、お尻の筋肉が伸びているなどの感覚を意識しながらトレーニングすることが大事です。
これは他のトレーニングでも重要なポイントですのでお覚えておいてくださいね。
まとめ
ここまでお話ししてきたように「お尻」は年齢が非常に出やすいパーツです。
しかし、逆に言うと若々しく見せることができるパーツでもあります。
僕も筋トレを始める前はお尻が薄くなって、たるんで、たるんだ肉がお尻と太ももの間でしわみたいになってました。
下着のボクサーパンツからたるんだ肉がはみ出ちゃうくらいの感じでした。
それでも、そんな状態からでも、筋トレすればたるうんだ肉が引き締まって厚みもでてきます。
若いころの「プリけつ」とまではいきませんが、イイ線いってると思います。
(誰にも見せる機会はありませんが・・・)
ぜひですね、筋トレで若々しい、かっこいいお尻を取り戻してほしいですね。
最後にもう一つおすすめしたいことがあります。
下半身、特にお尻のトレーニングに持って来いなのが、「階段の昇り降り」です。
会社勤めで電車通勤をしている方なら分かると思います。
必ず階段がありますよね。
この階段をぜひ有効に活用してください。
日々の日常生活での運動(階段の昇り降りなど)はトレーニングよりも効果が高いという研究結果もあるようです。
絶対にエレベーターやエスカレーターを使っちゃダメという訳ではありません。
そこまで厳密にやらなくてもいいですが、極力階段を使うようにしてみてください。
必ず効果を実感できますよ。
ほんとに誰にも見せられないのが残念ですね。
会社で女性に見せたりした日にゃ犯罪になっちゃいますからね、ご注意下さいね。
それでは、また。