筋トレを始めたばかりの頃は、日々の成長を自分で確認することが楽しみだったりします。
というか、それが楽しくて筋トレを続けていると言っても過言ではない時期が確実にあります。
そのまま順調に成長していくと、自分だけで確認するだけじゃ物足りなくなってきちゃうんですよね。
どういうことかと言うと、「誰かに見てもらいたい」って気持ちが芽生え始めるんです。自分のことをナルシストだなんて思ったことが一切なかったとしてもですよ。
かといって、いきなりボディビルとかフィジークの大会に出るほどのレベルではないし、でも誰かに見てもらって「スゲー!」って言って欲しいんです、内心では。
あ、違いますね「スゲー!」じゃなくて、「すごーい!」ですね。この違い分かりますよね、やっぱり女性に言われたほうが何百倍も嬉しいですから。
こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「前腕を見せよう」です。
筋トレを始めて少しずつ確実に成長してくると、そのうち自分で自分の身体を見るだけじゃ物足りなくなってきます。
誰かに見せたくなってきますよね。見られたい。
この「見られたい」って気持ちは決して不純なものではなくて誰にでもあるものです。人間って誰かに褒められたい、認められたいっていう生き物ですから。
しかも、見せることでモチベーション爆上がりになるんですから、ほんとはどんどん見せていきたいところですよね。
ただですねえ、僕ら自宅トレ組は誰かにトレーニング姿を見せる機会が無いわけです。
自宅で一人でやってますから。
嫁さんに見せてもしょうがないですしね・・・
できれば、知り合い、会社の連中とかに見せたいわけです。
ただですね、会社で肌を見せる機会なんて無いですよね。タンクトップ着て仕事するなんてありえないですから。
会社でっていうのはあきらめるしか無いかって言うと、あるんですねえこれが。
身体のパーツ、一部分だけになりますが。
そのパーツとは、「前腕」です。
たくましい前腕
上半身の筋トレというと、胸が大胸筋、腕が上腕三頭筋と上腕二頭筋、肩が三角筋、このあたりのトレーニングがメインになってる人が多いと思います。
かなり本格的にトレーニングしている人じゃなければ、前腕に的を絞ったトレーニングはやっていないでしょう。
しかし、さきほどもお話したように見せられるパーツは、ほぼ「前腕」だけなんですよ。
どうせなら、できるだけたくましい腕を見せたいじゃないですか。
どういう腕がたくましく見えるかというと、もちろん「太い腕」、「筋肉の凹凸がはっきりしている腕」、そして「血管が浮き出ている腕」です。
「太い腕」、これはトレーニングを続けていれば、ある程度の太さにはなります。ただし、あなたが思っているほどは太くならないことは覚悟しておきましょう。
というのも、前腕を太くしようと思ったら、かなり本格的にやらなければなりませんし、前腕だけを太くしてもバランスが悪いからです。
腕全体、胸も背中も全身太くしないとバランスが取れないからです。
僕たちが目指しているのは筋肉を太くすることじゃないですよね。
無駄なぜい肉ををしぼって、適度に筋肉のついたバランスのいい健康的な身体を目指しているんです。
そう考えると、太さを追求するのは違いますね。
次に、「筋肉の凹凸がはっきりしている腕」、これは僕らが目指している腕です。
トレーニングを続けていってこの腕を目指しましょう。筋肉の凹凸がはっきりしているとはどんな状態かというと、筋肉が適度についていて脂肪が少ない状態のことです。
いくら太い筋肉がついていても脂肪がついていたら、凹凸は出ませんからね。
特別なことはせずに、自宅トレを続けていけば大丈夫です。
で、最後に「血管が浮き出ている腕」です。
今回はこれを目指そうということなんですね。
「バスキュラリティ」ってどうなの?
「バスキュラリティ」って聞いたことあります?
これ、ボディビル用語なんですけど、かなりマニアックですよね。
「バスキュラリティ」って何?ってことなんですけど「体の血管の部位が表層の皮膚に浮き上がっている状態」のことだそうです。
ま、簡単に言うと「血管が浮き出ている」ってことですね。
腕を太くしようとか、凹凸をはっきりさせようとか、このへんまでは考える人もけっこういると思うんです。
ただ、バスキュラリティまで考える人はそうそういないと思います。
だからこそ、やる価値があるんですね。
周りがやらないことをやる、楽しそうじゃないですか。
じゃあ、バスキュラリティにするにはどうするか、ですが、
①体脂肪を落とす。
②筋トレで血管を太くする。
筋肉を太くすることで、それに合わせて血管が太くなるんです。太い分大量の血液を流すためです。
③年を取ると血管が見えやすくなる。
この3つです。
①の体脂肪を落とすは、さきほども言いましたが、僕らが目指すものなので、とにかくトレーニングを続けましょう。それで大丈夫です。
②は特に意識しなくてもいいかなと思います。普通に筋トレを続けましょう。
③の「年を取ると血管が見えやすくなる」これはめったにない僕ら世代にとって有利な話です。
だいたい若い世代に有利なことばかりで、僕ら世代は常にハンデを背負ってるイメージでしたが、こういうこともあるんです。
これはもう何もする必要はありません。
黙っていても年は取っていきますから。
ここまで話しておいてなんなんですが、血管が浮き出るかどうかは、体質、遺伝の関係も強く影響しているんです。
出やすい人、出にくい人いるわけです。
これは遺伝の問題なので無駄なあがきは止めときましょう。
一つ確認する方法があって、トレーニング中に出ているかどうかである程度判別できますね。
ほんとはトレーニング中か直後がいいんでしょうけど、さすがにそれはムリ。
ということで、とにかく自分にできることをやってみましょう。
あなたの前腕はもしかしたら最高のバスキュラリティかもしれませんよ。
前腕のトレーニング
ここまでの話を聞いて、どうしても前腕を集中的に鍛えたい、と思ったあなた、そんなあなたのために一応おすすめのトレーニング種目を紹介しますね。
①リストカール
②ハンマーカール
③リバースカール
この3つがおすすめの種目です。
ただし、この3つの種目はダンベルやバーベルが必要となります。
また、僕はこの3つの種目はやったことが無いので、説明は省略させていただきます。
ここまでやろうと思う人はそんなにはいないと思いますので、3つの種目の説明はこのへんで。
あとですね、僕個人の感想なんですが、ダンベル、バーベルを使わなくても、日々のトレーニングで「前腕に効いてるよなあ」と思うのが、プッシュアップバーを使った腕立て伏せです。
プッシュアップバーは回転するタイプです。ハンドルというか取っ手というか握るところあるじゃないですか。あれを強く握ることでだいぶ前腕に効いてると感じています。
僕的にはこれで十分なんじゃないかと思います。
まとめ
せっかく見せる前腕をできるだけかっこよく見せたい、ということでお話ししてきました。
特に「バスキュラリティ」に注目してきましたが、「バスキュラリティ」を見た人の反応気になりますね。
ぜひ教えてほしいものです。
余談ですが、僕も去年の夏、シャツ1枚でいるときに「なんか腕太くないですか?」と言われたことがありました。
(このときの腕というのは二の腕のことですね)
「そう?」なんて言いましたが、もうメッチャ嬉しくって「もっと言って!」と心の中で叫んでいました。
なんなら「シャツ脱ぐからもっと見る?」って言いそうになりましたけど。
会社とかで自然な感じで見せられる部位って限られています。
胸もお腹も、ましてやお尻なんて絶対ムリです。
季節限定にはなりそうですが、前腕なら大丈夫そうですね。
せっかく筋トレで鍛えているんですから、せめて少しくらいは見せてもいいですよね。もちろん常識の範囲内でですけど。
どうせ見せるんなら、できるだけかっこよく見せたいもんです。
それでは、また。