朝からどよーんとした覇気のない顔で
「おはようございます・・」
って蚊の鳴くような声で言われたらどう思います?
「えっ、何?」
って聞き返しますよね。「おはよう!」って返しづらくなっちゃいます。
会社とか、グループとか、それなりに人数が多くなるとこの手の人っていますよね。
まだ20代、30代なのに元気がない人。
普段からほとんど声を聞かないから、どんな声だったか覚えて無いような人です。
で、そういう人を見ていて「俺なんか20代、30代の頃は徹夜してたって、二日酔いで頭がガンガンしてたって、朝は元気に挨拶したもんだ。」と昭和感バリバリに出して言ったりしたもんです。
ところがですね、そんなことを言ってる自分も最近朝からだるーい日があるんです。
「あれ、おかしいな?夕べ深酒したわけでもないのに・・・」と。
で、会社について「おはよう!」と挨拶したつもりが「おはよう・・・」くらいしか声が出てなかったりして。
周りからは「どうしたんですか?具合悪いんじゃないですか?」って真顔で聞かれたり、「どうせ二日酔いでしょ。」って、酒以外の理由なんかこれっぽっちも信じていない奴から言われたりするんです。
「あれ、やっぱりおかしいな・・なんか疲れてる、っていうか疲れが取れていない感じだ。」
とまあ、長々と書いちゃいましたが、この話はフィクションです。
ある50代男性サラリーマンに起こるであろう日常の話です。
50も過ぎると、やっぱりこういうことが起きてくるんですよね。
僕の周りでも「疲れたー」だとか「元気が出ない」とか言う同年代がいますから。
「なんだか最近疲れやすくなった。」とか「最近疲れが取れにくい気がする。」とか耳にすることが多くなりました。
あなたはどうですか?そんなことありませんか?
何もしなくても元気な人もいっぱいいますが、ほっといたらどんどん元気、活力がなくなる人もけっこういます。
僕らくらいの年代、50代になると、「疲れ」に対してきちんと対策を取ることは非常に大事なことです。
こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「疲れがとれにくくなってきた50代のための筋トレ」です。
50代になってから「疲れやすくなった」、「疲れが取れにくくなった」と感じる男性が多いようです。
それも「悩み」レベルで感じている男性が多いんですね。
僕らにとっても他人事ではありません。
これは早いうちにしっかりと対策を打つ必要がありますね。
そもそも「疲れ」とは?
「疲れ」といっても、何がどう疲れているのか具体的に説明できる人がどれだけいるのかっていうことです。
つまり、「疲れた、疲れた」言ってても、何がどう疲れているのかをはっきりさせないと対策が取れないということですね。
「疲れ」つまり「疲労」は、大きく分けて3つの種類があります。
「肉体的疲労」、「精神的疲労」、「神経的疲労」の3つです。
一つずつ見ていきましょう。
まず、肉体的疲労ですが、現代人の僕ら、特にサラリーマンは、ほんとの意味で肉体的疲労っていうのは少ないです。
もちろん、業種などによって差はありますが、そんなに体力の限界ギリギリまで酷使しているということはないでしょう。
体が疲れてると思うのは、おそらく本人の錯覚が多いと思われます。
次に精神的疲労です。精神的疲労とはストレスが要因となって起こるものです。
ストレスも、精神的ストレス、肉体的ストレス、環境的ストレス、社会的ストレス、科学的ストレスと様々なストレスがあります。
僕らは生きている以上、ストレスは避けられないですから、上手く付き合っていくことが大事ですね。
最後に、神経的疲労です。神経的疲労とは、パソコン作業などで視神経を酷使したり、脳の緊張によって起こる疲労です。
肉体労働以外の業種では、ほぼパソコンを使っていると思いますので、この神経的疲労は避けようがないかもしれません。
今挙げた3つの疲労ですが、僕ら50代に限定して考えてみましょう。
疲れが取れにくい50代
肉体的疲労についてですが、50代ともなると体力も低下していくため、若いころと同じ働き方や生活習慣では疲れやすくなるのは仕方がないことかもしれません。
次に精神的疲労ですが、ストレスは50代になったからと言って減ることはまずないでしょう。逆に仕事でも家庭でも責任が増えることも多く、疲れの中でも精神的疲労が占める割合が最も多いと考えられますね。
3つ目の神経的疲労です。50代でもパソコン作業は当たり前ですし、むしろ書類の作成などは他の年代よりも多いと思われるので神経的疲労も多いと思われます。書類自体も会議資料などが増えてきて、簡単なものが少ない分、脳の緊張度合も高いでしょう。
また、上記3つの疲労以外にも疲れの原因として考えられるのが「男性更年期障害」です。
これは、加齢に伴う男性ホルモンの減少が影響しています。
50代ならではのと言っていいのか、新たな心配の種が出てくるんですね。
まさか、自分が更年期障害の心配をすることになるなんてと思われるかもしれません。
でも、ここで悲観的になってもしょうがありません。
しっかり受け止めて、対策を取っていこうじゃありませんか。
「疲れ」に対する筋トレの効果
疲れに対する対策として一般に言われているのが、
1.1日3回、バランスのよい食事をとる
体に必要な栄養分をしっかり補給しましょう、 ということですね。
2.睡眠をしっかりとる
毎日6~7時間の睡眠時間を確保しましょう。
3.規則正しい生活を送る
生活リズムを整える。平日も休日も同じリズムで生活する。
4.ストレスをこまめに発散させる
それぞれ自分の好きな方法で気持ちをリフレッシュさせる。
以上の4つですね。
以上の4つで疲れの対策として十分だと思います。
思いますが、僕としてはやっぱり「筋トレ」で疲れを何とかしたい訳です。
当然、筋トレで基礎体力をアップさせることで、疲れにくい体を作ることができるんです。
普通に考えても、運動不足は筋肉量が減り、筋力も低下します。そうすると当然疲れやすくなります。
やはり、筋トレです。
特に下半身の筋肉を動かす運動をすると、男性ホルモンの分泌量が増加するといわれており、男性更年期障害の悪化抑制、活力アップなども期待できます。
であれば、「スクワット」が一番ですね。
男性更年期障害の治療方法に「男性ホルモンのテストステロンを注射で投与する」方法があるそうです。即効性はあるようですが、リスクもあるようです。
男性ホルモンのテストステロンと言えば、筋トレというくらいに、テストステロンと筋トレは密接な関係にあります。
テストステロンは、それこそスクワットで爆上がりしますから、スクワットは「疲れ」、「男性更年期障害」の対策として十分に役立つと思われます。
男らしいと思われる筋トレメニューのベンチプレスよりも、テストステロンが爆上がりするのがスクワットです。
スクワットは、ノーマルなやり方として、
①足は肩幅程度に開く。
②つま先は膝と同じ向きにする。※これ非常に大事
③腕は胸の前で軽く組んでもいいですし、上下運動に合わせて軽く振ってもいいです。
④太ももと床が平行になるまでお尻を下げる。
⑤お尻に力を入れたまま、ゆっくり元の位置に戻す。
⑥背筋を伸ばす。 ※これも大事です。
以上です。
ここで僕がおすすめのスクワットがありますので、紹介します。
基本的にはノーマルと同じなんですが、足の位置が違います。
①足は肩幅の1.5~2倍くらい開く。
②つま先を開く角度は90度くらいにして、膝と同じ向きにする。
③以降はノーマルと同じです。
これはワイドスクワットと言って、お尻に効きます。
ヒップアップ効果があります。僕はこちらをおすすめします。
まとめ
50代の疲れ対策として、僕としてはやっぱり筋トレをおすすめしますね。
筋トレは身体、筋肉を強くします、と同時にメンタルも強くしてくれるので、疲れの大きな要因であるストレスへの耐性が強くなります。
また、スクワットなどの下半身の筋トレをやることにより、テストステロンを爆上がりさせることで男性更年期障害の悪化抑制、活力アップにも繋がります。
さすがに筋トレが万能とは言いませんが、それでもおすすめNo1ですね。
最後に筋トレとは関係ない話になりますが、僕はこの話を聞いて「これはいい」と思い、使うように心掛けていることがあります。
それは、「疲れた」ではなく「がんばった」と言う、です。
誰でもほぼ無意識に「ああ疲れた」とか言っちゃいますよね。
でも、「言霊」と言われるように、言葉にはパワーがあります。
マイナス、ネガティブな言葉を使うとネガティブなパワーが働き、逆にプラス、ポジティブな言葉を使うとポジティブなパワーが働くんです。
日々のちょっとしたことかもしれませんが、積み重なっていくと大きな差になります。
あなたもぜひ試してみてください。
きっと何か変化に気づくと思いますよ。
それでは、また。