外でも家の中でも体を動かすのが苦痛にならない、
むしろ気持ちのいい季節ですね。
何か運動を始めるには最高のタイミングじゃないでしょうか？
しかし、いくら最高のタイミングでスタートしたとしても、
継続するのはなかなかに難しいものです。
ちゃんと定着させるのは本当に難しいものです。
始めてしばらく経つと、心が挫けたり、折れたりするもんです。
心は弱くて脆いもんですからね。
その弱い心の心理的ハードルを下げて習慣化したいものです。
運動しようと考えるとつい、
「このメニューを１０回ｘ３セットやる」というように、
「最低限やらなければならない」という思考になりがちです。
そのように、自らハードルを上げてしまうと、
無理して続けている状態になったり、
あるいは運動を諦めてしまう結果につながりやすくなります。
そこで大切なのが、
「ゼロ→イチ」思考です。
たとえ、３分のウォーキングであっても、
「運動をしていない」から「運動をする」
に変わるのは十分に健康的なことです。
まずは、「ただ運動をするだけで意味がある」と考え、
継続するための精神的なハードルを下げることが重要です。
「ハードルを下げることが重要なのは理解したけど、
実際どうやってハードルを下げればいいかが分からない。」
という人に向けて、
具体的なアイデアをシェアしていこうと思います。
こんにちは、５０歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『「継続できない理由なんかない」絶対に！』
です。
継続するための精神的なハードルを下げる方法ですが、
まず言っておきたいのが、大半の人が運動や筋トレを
おっくうに感じているということです。
ほとんどの人が運動をめんどくさいもの、おっくうなもの、
できればやりたくないものと思っているんです。
決してあなただけじゃない、ということを理解しておいてくださいね。
その前提の上で、どんな具体的なアイデアがあるのかを
見ていきましょう。
ベイビーステップ、小さなゴールを設定する
絶対にやっちゃいけないのが、最初につらい運動をすることです。
「今日から毎日1万歩！」などと高い目標を設定したばかりに
つらい思いをしてしまうということはありがちですよね。
それをやってしまったがゆえに、
運動を続けられる可能性が著しく低下してしまいます。
逆に、運動をしてポジティブな感情になった人は、
その後の運動量が増えるという研究結果もあります。
「スポーツウエアに着替えて、スポーツジムに足を運ぶだけでOK」
「エスカレーターを使わずに階段を使っただけでOK」
などとミニゴールを設定し、
ストレスフリーに運動をすることが継続のコツです。
よく眠る
運動しないことと睡眠不足は同じぐらい体によくないことなんです。
適度な運動は質の高い睡眠につながりますが、
睡眠不足は運動不足につながってしまうのだそうです。
運動不足で睡眠の質は低下し、
だるさが残って座りっぱなしの時間が増えると
負のスパイラルに陥ることになってしまいます。
運動をしたくないなら、まずはよく寝ることです。
すっきりした気分で1日をスタートできれば、
「ちょっと歩いてみようか」なんて気持ちになるかもしれません。
手近なところから始める
「毎回、運動するためにスポーツウェアに着替えたり、ジムに行くのが面倒！」
という人は多いでしょう。
そういう人には、ちょっとした時間に軽い気持ちで
運動するのがおすすめです。
たとえば、デスクのそばにダンベルを置いておいて、
作業の合間にちょっと持ち上げてみるとか、
休憩時間にサクッと腕立て伏せをしてみるとかですね。
これなら習慣化のハードルも低いですし、
もしかしたら続けているうちに本格的に
トレーニングがしたくなってきて、
少しずつ筋トレを始めるようになるかもしれません。
長続きしない人は？
そうして、始められるようになったとしても、
継続できなければ意味がありません。
「継続する＝長く続ける」
ということですから、
「先は長いなあ」
と諦めの気持ちが出てきてしまうんですね。
であれば、
「ちょっとだけやってみる」
を今日だけやる。
それを明日も同じ気持ちでやる。
それを毎日続けるわけです。
「ベイビーステップを今日だけ、ちょっとだけ頑張ってみる」
を毎日やるということです。
まとめ
何事も成功するためには継続することが絶対に必要です。
筋トレは特にそうです。
たとえば、野球の天才がいたとします。
ただ、その天才くんはこれまで一切運動をしたことがありません。
ですから体力は全く無いんです。
でも彼は天才ですから、一打席だけなら
どんなに凄いピッチャーからでもホームランを打っちゃいます。
筋トレで同じような天才がいたとして、
意味があるでしょうか？
いくら天才でも、それでは筋力も強くなりませんし、
筋肥大も無理でしょう。
ですから、天才じゃない僕らは諦めて、
なんとか継続するべく頑張らないといけないわけです。
少しでもハードルを下げる工夫が必要なんです。
1つヒントですが、その工夫を楽しみながらできたら、
継続しやすくなりますよ。
それでは、また。
