先週風邪をひいて筋トレを1週間まるまる休んでしまいました。
で、風邪も治ってきたので、筋トレ再開と思った矢先に今度は副鼻腔炎になっちゃいました。
※副鼻腔炎って蓄膿症のことです。
今年のお正月に初めてかかった病気なんですが、またかかっちゃいました。
前回は39度近くの高熱が続いたのですが、今回は熱は出ていないのが救いです。
とは言うものの、無理はしないで筋トレは休もうと思っています。
「せっかくこれまで続けてきたのに・・・」
なんて落ち込むことはありません。
なぜかと言うと
「マッスルメモリー」を知っているからです。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『マッスルメモリー 休むときは休む』
です。
マッスルメモリー知ってるよ、聞いたことあるよ、って人も多いかと思いますが、あらためておさらいしておきましょう。
マッスルメモリーとは?
マッスルメモリーとは、いままで筋トレをしていた人が筋トレを数ヶ月休んで、体がもとの状態に戻ったとしても、また筋トレを再開すると、すぐに筋トレをしていた頃の体に戻る体の仕組みのことを言います。
どれくらいの期間、筋トレを継続すればマッスルメモリーが定着するのかと言う具体的な根拠はありませんが、一般的には3か月〜1年間、筋トレを継続することが重要であると言われています。体の細胞は、約3ヶ月かけて入れ替わるとされていることから考えた場合3ヶ月以上筋トレを継続する必要があると考えられます。
逆にどのくらいの期間マッスルメモリーが働いているのか?
ある研究結果では、マウスの筋肉が少なくとも4ヶ月はマッスルメモリーが働いたと言う結果が確認されています。残念ながら人については現在のところ不明です。人とマウスの寿命から単純に考えると、人では10年以上ということになります。
つまり、若いうちからしっかりと筋トレを行い、将来に備えておくことが良いと言う事ですね。 また、高齢になってリハビリの必要が出てきた場合、早期回復ができると言う可能性もあります。
とまあ、マッスルメモリーとはこんなものなんですが、ぶっちゃけマッスルメモリーの詳しい情報が重要とは思っていません。
人間の体にはそういう仕組みがあるということさえ知っていればいいと思うんです。
なぜかというと、それを知っているだけで筋トレを続けやすくなると思うからです。
短距離走ではなくマラソン
筋トレはマラソンです。継続することで初めて効果が出るんです。短期間だけ頑張ってみたところで意味はありません。短距離走ではないんです。
不安を感じたままでは走り続けられません。不安を感じないためにマッスルメモリーを知っておくことが大事なんです。途中で休んでも問題ありません。最終的にゴールすればいいんです。
長距離を最初から最後までダッシュするなんてできませんから。ペース配分というか、ちょっと休むくらいどうってことありません。いくらでもリカバリーできます。
このことをしっかりと認識しておくことが大事なんですね。
休むことを許そう
筋トレを始めて順調に継続しているときこそ注意が必要です。習慣と言えるレベルにまで継続できていたとしたらなおさらです。
たとえば、ほとんどの人が習慣にしている歯磨きなどがそうですよね。歯磨きしないと落ち着かないですよね。落ち着かないくらいのレベルならまだいいんですが、それ以上のことを感じるようになるとヤバいんですよね。
特に初心者のほうがヤバいかもしれません。
「せっかくここまで続けてきたのに・・・・」とか
「なんでここで休んでしまったのか・・・」
なんて思いがちです。
つまり、休むことに罪悪感を感じてしまうんです。これが危険なんですね。何も無い状態から休みがちになるのはよろしくないですが、休まなければならない事情があるときはしょうがないです。
そんなときは休みましょう!
1回くらい、いや2,3回休んだってどうってことないです。いくらでも取り返せます。
それよりも、休んだことに罪悪感を感じる方がよくないです。罪悪感を感じて自分を責めるようになってしまうと、自分のことを否定してしまう危険性があるんです。
「やっぱり俺には無理なんだ・・・」
「どうせ俺なんかができる訳ないんだ・・・」
って思う方がマズいんです。ですから、最初から休むことを許しておきましょう。
こういうもんなんだと、自分以外に要因があるときはそれはもうしょうがない、と気にしないことです。そういうことも想定の範囲内にしておきましょう。
まとめ
マッスルメモリーを知っているだけで、ちょっと休むくらいすぐにリカバリーできると思えます。
それだけで、気持ち的に楽になれます。そのおかげで長距離を走り切ることができるようになるんです。
ゴールはずっと先にあるんですから、休み休みでも全然大丈夫です。
気持ちにゆとりを持って、ゆっくり確実に進んでいきましょう。
それでは、また。