先日、ある人と筋トレについて話をしていたときのことです。
そのときに聞かれたのが、「筋トレの回数ってどうやって決めてるの?」です。
まあ、僕は自重トレ派ですから、そんなに厳密には設定していないんです。
それこそ、ありがちな10回x3セットをベースにしています。
ですから、「大体10回x3セットだよ。」と答えたんです。
すると、「えっ、そんな適当でいいの?もっと細かく計算して決めてるのかと思った。」と、ちょっと否定的な感じで言われました。
ムキになった訳ではありませんが、「そんなことはないよ。プロのボディビルダーでもなければ、そんなに細かく設定はしないよ。効いてる感じがあればいいと思うよ。」と返しました。
すると、「ふ~ん」って感じで、さらに「でも、やっぱりそれじゃ適切な回数とは言えないよね。もっと科学的な決め方ありそうだけど、いいの?それで」とのことです。
まあ確かにおっしゃることは分かります。現代はインターネットであらゆる情報を入手できます。最新の情報も入手できます。しかも、あらゆるジャンルの情報が入手可能です。
そんな時代ですから、そういう風に考えるのも分からないではありません。
しかしですね、違うんですよ。
違うんですよねー。
ということで、今回はこの「違うんです」についてお話ししていこうと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『科学的エビデンスよりも大事なこと』
です。
ちょっと話を戻しますが、僕の知り合いの人は、僕の答えが納得いかなかったようなんですね。
そんな非科学的な考え方、方法でいいの?ってな感じですね。
これは、僕がボディビルのプロ選手で大会出場を決めて、これから本番直前っていうような状況であれば、科学的根拠を基に重さも回数も決めると思うんですよ。
筋肉を大きくさせる、カットを入れる、メリハリをつけるというような、一般人の筋トレとは次元の違うステージでやっているのであれば、きっちり決めなければいけないと思います。
しかしですね、違うんですよ。
僕はプロのボディビルダーではありませんし、超一流のアスリートでもありません。
そんなに最新の科学を必要としているわけではないんですよね。
おそらくですが、今の僕のレベルでは最新の科学的エビデンスよりも必要なものがあると思うんです。
僕は基本的に10回x3セットをベースにしているんです。
腕立て伏せも、腹筋も、スクワットもです。
ただし、ちょっと違うんです。
きっちり10回x3セットで終わる訳じゃ無いんです。
3セット目の最後、あと1回で終わりとなって、最後の1回が終わったら、あと1回だけ追加でやるんです。
最後3セット終わる頃には、けっこう限界なんです。あと1回っていうのもかなりキツイんですよね。
言ったら、限界ギリギリまで行ってから、力を振り絞ってあと1回やるんです。
これが効くんです。
この1回が効果あるんです。
限界までいってからの、あと1回これです。
科学的エビデンスも大事です。知らないよりは知ってるほうが全然良いに決まってます。
でもですねえ。
それよりも前に、大事なことがあると思うんですよね。
実際に僕がやってきた、やっていることです。さらにその効果を実感しているわけです。
10回x3セットでもいいし、15回x2セットでもいいんですよ。
限界までいったら、そこから最後の力を振り絞ってあと1回やるんです。
これが効くんです。
この1回が筋肉を大きくするんです。
僕はそう信じていますし、その効果も信じています。
結局ですね、こういうギリギリの状態までいってからの、あと1回が差をつけると思うんですよね。
正直言って、筋トレに関しては、科学が絶対ではないと僕は思っています。
それでは、また。