筋トレをやっている人ならもう常識と言っていいくらいに当たり前になっているのが、タンパク質の摂取です。
今や筋トレをやっている人ならばプロテインを飲んでいるほうがデフォルトですよね。ここでいうプロテインとはプロテインパウダーをプロテインシェイカーでシャカシャカして水に溶かして飲む、あの「プロテイン」のことです。
もう普通にどこでも買えますしね。コンビニでもプロテインの飲み物だけじゃなく、プロテインバーも買えるようになりました。
プロテイン大人気ですね。
筋トレをやっていない人も買っているようですしね。でなければ、あんなにたくさんの種類が商品化されないですもんね。あ、あとサラダチキンとかもプロテイン人気から来ているんでしょうね。猫も杓子もって感じですね。
ただですね、気をつけなければいけないというか、意識しなければいけないのは、プロテインというのは基本的に補助食品だということです。本来、僕たち人間は食事から必要な栄養を摂取する生き物です。ですから、本来食事で栄養を摂取できればいいわけです。
なのになぜプロテインなどで栄養を摂取しなければならないのか？ですが、簡単な話です。食事だけでは必要とされる栄養を摂取できていないということなんです。現代は飽食の時代と言われていますが、食べるものは豊富にあっても栄養も豊富ということではないということです。
ファストフードやインスタント食品など便利で安価な食べ物が溢れていますが、これらの食事だけでは必要な栄養を補いきれないんですね。ですから、プロテインやサプリなどの補助食品で不足している栄養を補給しているんですね。
ボディビルダーのように本格的に筋肉を大きくしたい人達だけじゃなく、一般人の僕らのように筋トレして少しでも筋肉を大きくしたい人にとっても現代の食事では補いきれないんですね。
そうは言っても、僕はやはり食事から必要な栄養を摂取するのが本来の姿だと思います。
ただですね、食事に気を使って食材から吟味して、調味料、調理の仕方も徹底的にこだわって、三食すべてそういった料理を食べるのは至難の業です。仕事をしていたらほぼ無理でしょう。
ですから、僕は筋トレ始める人によく言ってるんですが、とりあえず食事は出てきたものを食べるようにしましょう。タンパク質はプロテインで補えばいいです、と言ってます。
特に家での食事を奥さんとか、家族の人に作ってもらってる人はそうしてくださいね。
いきなり、食事に注文をつけるようになると、作っている人はイヤな思いをすることがありますからね。ここは、せっかく作ってもらっているわけですから、出てきたものをおとなしく食べましょう、ということです。
で、徐々に少しづつ注文を言っていきましょう。そこでまず最初にお願いすることは何かというと、「ブロッコリーを買ってきて」とお願いすることをおすすめします。
ブロッコリーは栄養面で非常に優秀な食材ですし、調理方法も簡単です、手間もかからないですから、そんなに嫌な顔をされることもありませんから。
絶対、ブロッコリーです。
ということで、今回はブロッコリーについてお話ししていこうと思います。
こんにちは、５０歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『筋トレにブロッコリー』
です。
筋トレにはブロッコリーの理由
ブロッコリーが筋トレに効果的とされるのは、ブロッコリーに筋肉を鍛えるのに必要なタンパク質やビタミンB6などのさまざまな栄養素が含まれているからです。
タンパク質は肉や魚などの食品に多く含まれる栄養素で、体内では筋肉や臓器、皮膚、髪の毛など体の組織を構成するのに使われます。
ほとんどの野菜にはあまり含まれていませんが、ブロッコリーは他の野菜と比べてタンパク質を多く含む食品として知られています。
またビタミンB6はタンパク質や脂質などの「基礎代謝」に関わっています。
タンパク質の摂取量が増えるほどビタミンB6の必要量も増えるため、タンパク質と併せて補給したい栄養素です。
その他にもブロッコリーにはエネルギーをつくるのに欠かせないビタミンB1やビタミンB2なども含まれています。
また近年ではブロッコリーに含まれる「ケルセチン」というポリフェノールには脂肪の分解を促したり筋肉の減少を抑えたりする作用があることが分かってきています。
これらの作用は動物試験で確認されており、ヒトに対しても同様の効果が期待されています。
このようにブロッコリーは、筋トレで体を動かしたり筋肉を増やそうとしたりする方が摂るのに適した食品であるといえますね。
ブロッコリーに含まれる栄養素
ブロッコリーにはタンパク質やビタミンB群をはじめさまざまな栄養素が豊富に含まれています。
主な栄養素は以下の通りです。
たんぱく質、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅
などです。豊富です。
ブロッコリーの効率的な調理法
ブロッコリーに限らずすべての食材に言えることですが、栄養素を効率良く摂るためには、できるだけ栄養素を失わない方法で調理をすることがポイントです。
ブロッコリーに含まれる水溶性ビタミンやカリウムなどの栄養素は水に溶けやすく、ゆで過ぎるとゆで汁へ流出しその分の栄養素が摂取できなくなります。
そのため、ブロッコリーを食べる場合は炒めたり電子レンジで加熱したりすると良いでしょう。またスープなどの料理にすると、流れた栄養素も摂取することができますよ。
もしゆでる場合は、ゆでる時間をできるだけ短くしたり食材を大きく切ったりすることで栄養素の損失を抑えられるでしょう。
また一般的に食べられる「花蕾（からい）」だけではなく茎も一緒に食べるのがおすすめです。
花蕾の部分しか食べず茎は捨ててしまう方も多いのではないでしょうか。
ブロッコリーは茎にも栄養素が含まれているといわれています。
茎は厚めに皮をむき薄く切った状態で、炒めたり塩ゆでしたりするとおいしく食べられますよ。
ブロッコリーをできるだけ捨てずに上手に調理して食べてくださいね。
まとめ
ブロッコリーは筋肉の材料となるタンパク質、タンパク質の代謝に関わるビタミンB6、エネルギーの代謝に関わるビタミンB1・B2を豊富に含んでいます。
そのため、僕ら筋トレをしているトレーニーが積極的に摂取したい食品の一つといえます。
さらに食物繊維、ビタミンCや葉酸などのビタミン、カリウムや鉄などのミネラルも含まれ、これらの栄養素もヒトの体の健康維持には欠かせません。このようにブロッコリーは筋トレをしている方に限らず、多くの方にもおすすめの食品だといえるでしょう。
完全な食事の管理は難しいですが、できるところから食事にも気を配りたいもんです。
そのはじめの一歩はブロッコリーがおすすめですね。
それでは、また。
