筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

「作業興奮」を利用しよう


こんにちは、50歳からの筋トレサポーターよういちろうです。



今回も読んでいただきありがとうございます。


このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。


あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。



今回は「作業興奮」についてお話ししていきます。



1.なぜ続かないのか

作業興奮」、あまり耳になじみが無い言葉ですよね。


しかしですね、この作業興奮、非常に有益なものですからぜひ使ってくださいね。



筋トレはもちろん僕たちが何かを始めた時に必ずと言っていいほどぶつかるのが「継続」の壁です。


新しく何かを始めるときって、いやいややるものもあるかもしれませんが、大半がワクワクしながら始めるものだと思います。


ワクワクする楽しいことを始める訳ですから、最初の頃は全然苦じゃないと思うんですね。



もう寝食を忘れるほどに没頭しちゃうかもしれません。





仕事などでどうしてもって時が来て、やっと中断するくらいの状態になっちゃうかもしれません。



これがゲームとかの遊び、趣味みたいなものであれば、「飽きてきたからやーめた。」で終わりでもいいですよね。


ただ、もしこれが続けなければ成果が出ないようなものだったらどうでしょう?


その作業をやること自体が目的ではなくて、作業をやり続けることで得られるものが目標だという場合です。


筋トレがまさにそうですよね。


筋トレを続けることで初めて筋肉がついて、無駄なぜい肉が落ちて自分の理想の身体に近づいていく。


その身体が目標という人もたまにはいますが、ほとんどの人はそうではないはずです。


理想の身体に近づくことで得られるもの。

例えば、健康、若々しさ、前向きな気持ちなどなどいろんな得たいものがありますね。



どれだけ渇望している目標であったとしても、日々の作業を継続したその先にしか得ることができないもの。


その先にある目標のためだと分かっているのに、いつか日々の作業がおっくうになる時が来るんですね。



「ああ、今日はなんだかやる気がしない・・・」





そうして、その日やる予定だった作業をさぼっちゃう。

で、次の日もなんだか気分が乗らずにさぼってしまう。



そうして、いつの間にかさぼる口実を作る天才になってしまうんですね。


人間はやりたくないことの言い訳にはものすごく理性が働くんですね。

すごいまっとうな理由(言い訳)を思いつくんです。


やっかいですねえ。



なぜ、さぼっちゃうのか。


もっと言うと、なぜ続けられる人とそうでない人に分かれるのか。


昔だったら根性だ、努力だ、辛抱が足りないだと、精神論で終わっていました。


現代はそんな時代ではなくなりました。


いろんな科学でいろんな研究がされて、その研究結果で様々な謎が解明されてきました。


「モチベーション」という言葉もよく聞きますよね。


「やる気」と同義語として使われています。


ちょっと前に学習塾のCMで、「やる気スイッチ」というのが子供の背中についていて、それを押すと子供がやる気になって勉強する、というのがありましたよね。



「やる気スイッチ」

あなたも欲しいと思いませんか。


僕は絶対欲しいです。



ただ残念ながら無いんですよねえ、「やる気スイッチ」。


無いんですが、それに代わるものなら知っています。


それは何かと言うと・・・



2.作業興奮を利用しよう


パソコンを使って仕事をすることが本当に多くなりました。

現代のサラリーマンからパソコンを取り上げたら仕事になりません。

全くと言っていいほどです。

 


あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、
ある若いサラリーマンが家で仕事の残りを片付けようとパソコンを家に持ち帰ったんです。


ところが、家に帰ったらまったくやる気が起きず何もしないで寝ちゃったんです。


次の日こそはと家に帰ったんですが、やっぱりやる気が起きずにそのまま寝ちゃったんです。


その若いサラリーマンは昼間会社の先輩に相談します。

「先輩、どうやったらやる気が出るんすかね?」


先輩が答えます、

「お前わかってないなあ、やる前からやる気なんか出る訳ないだろ。やり始めてからやる気はでるんだ。」


「はあ?」

後輩くんは意味が分かりません。

「やり始めるのに必要なのがやる気じゃないんですか?」


「違うよ。さっきも言った通りやり始めることで初めてやる気が出るんだよ。だから、やる気スイッチってのはパソコンで言えば電源ボタンなんだよ。」


「まあ、お前も1回やってみろ。俺の言った意味が分かるから。」




ということで先輩の言った通り試してみた後輩くん。


確かにパソコンの電源を入れて始めてみたら、思った以上に仕事がはかどった。


「そっか、とりあえず始めることが大事なんだな。」

と、気づいた後輩くんでした。



ということで、なんだか出来の悪いドラマを見せられたような感じですね。


しかしですね、これこそが作業興奮になんです。


作業興奮とは、一度作業を始めると湧いてくる集中力や意欲のことです。





一般的に、人は作業を開始する前に面倒くささを感じます。意欲が湧かず、なかなか勉強や仕事に着手できません。


しかし、面倒くさいのを乗り越えて一度作業を始めると、思ったより集中できる場合があります。これが作業興奮です。


作業興奮脳科学的にも説明がつくものですから、特別なことではありません。



3.まとめ


僕らが何か作業を始めるときには、とにかく着手することが大切です。


筋トレもまったく同じで始めやすい環境にすることが大切です。


とにかくトレーニングを始めるハードルを下げる、これにつきます。


じゃあどうするか。


僕の場合ですが、例えば日々のメニューが腕立て伏せ、腹筋、スクワットだったとしますね。


それぞれ、10回x2セット。


どうしても気分が乗らない時は、今日は腕立て伏せだけやろう。1回だけで今日はやったことにしよう、と決めてやるんです。



そうして始めると、作業興奮が威力を発揮するわけです。


実際やってみると分かりますが、腕立て伏せ1回で終われないんですよ。


絶対と言っていいほど、ほぼいつも通りのメニューをこなせちゃんです。


この作戦はかなり有効です。


あなたも筋トレはもちろんですが、何か他の作業の時にもぜひ活用してみてください。




それではまた。