やっても無駄なんてない!

やっても無駄なんてない!

 

 

 

第1章:はじめに

 

50年以上も生きてくると子供の頃とは大きく変わってしまったものがたくさんあります。

 

もちろん見た目が変わるのは言わずもがなですが(笑)

なんて言うんでしょう。

心というか、精神というか、メンタルというか、気持ちの部分ですね、「変わったなあ」と感じるのは。

 

もちろん歳を重ねることで成長していますよ。

成長しなきゃおかしいですからね。

 

でも、でもですねえ。

無くしてしまったものもありますよね。

 

無くなって良かったもの、無くなるべきものも必要だと思います。

というか、無くすことで大人になるものはいっぱいありますからね。

 

ただ、「無くさない方が良かったんじゃないの?」って思えるものもきっとたくさんあるんですよ。

日常生活の中ではそういうことってなかなか気づく機会は少ないですけどね。

ふとしたときに「あっ!これって子供の頃はこうじゃなかったよな・・」って思い出すことがあるもんです。

 

今回僕が気になったのは、子供の頃って何かをやる時に「理由」なんて必要なかったと思うんです。

ただ「やりたいからやる」それだけで十分だったはずなんです。

 

けれども、大人になるにつれて「理由」が必要になっちゃったんですね。

 

「健康にいいから○○しよう」

「社会人として○○くらいはやっておかないとみっともないから」

みたいな感じで、「やりたいからやる」っていうのが皆無になっていったんじゃないでしょうか?

 

あなたも心当たりあるんじゃないですか?

 

やる理由を見つけないと動き出せない、逆にやらなくていい理由を探している自分がいることに気づいたことありませんか?

 

第2章:「やっても無駄」が出てくる本当の理由

 

そうなんです、僕らは大人になるにつれ「やらなくてもいい理由」を見つけるようになっていったんです。

 

それが年を重ねるにつれ、「やらなくてもいい」から「やっても無駄」にエスカレートしていくんですよね。

 

あなたもきっと心当たりがあると思います。

でも安心してください、それはあなただけではありませんから。

もちろん僕もそうです。

っていうか、全人類みんなそうです。

 

なぜか?

それは大昔、僕らのご先祖様がまだ狩りをして食料を得ていた時代に遡ります。

周りには大型の猛獣がわんさといるような環境でなんとか生き延びていた時代です。

 

人間はとてもじゃありませんが、1対1では勝負になりません。

どうしたかというと、「集団」で生活することで身の安全を守ったんです。

 

集団で生活することで命の危険から身を守ってきたんですね。

そんな環境では、みんなと同じ生活を送ること、同じ生活リズムで独りにならないようにすることが大事だったんです。

 

間違っても集団から飛び出て独りで生きてみようなんて考えは、「死」を意味する行為だったからです。

もちろん中には、外の世界に興味を持ってしまって集団から抜け出した者もいたでしょう。

しかし、まず間違いなくそういう人間は生きて帰って来れなかったことでしょう。

 

ですから、現代の僕らの祖先はそういう危険を冒さずにずっと集団の中にいた人たちなんです。

昨日と同じ今日、今日と同じ明日を繰り返し繰り返し生きて生き延びたのが僕らの祖先なんですね。

 

未知の世界に興味を持たず、新しいことに挑戦しようという考えを持たず、同じことを繰り返すことが一番安全だと生き延びてきた人たちです。

 

そうです、僕らにはそういうご先祖様の遺伝子色濃く受け継いでいるんです。

ですから、ほぼ無意識に「やらなくてもいい」、「やっても無駄」という考えが出てきてしまうんです。

 

これはもう遺伝子レベル、本能のレベルでそうなっているんです。

しかしですね、現代は大昔みたいに身の危険を感じることはまず無いと言える訳じゃ無いですか、少なくとも今の日本では。

 

ですから、この遺伝子が僕らの成長の邪魔をしていると言えるんですね。

個人レベルの話ではないんですよ。

 

筋トレを始めてみようと思っても、「この歳で筋トレなんて始めてケガでもしたら・・」なんて言い訳がすぐ頭に浮かんじゃうんです。

 

頭では理解しているんですよ、筋トレをやることでどんなメリットがあるかは。

でも、脳が新しいことを「危険」とみなすんですね。

 

ある意味、人間としては正しく機能しているとも言えるわけです。

リスクがあるのは事実ですからね、現実的ではあるんです。

 

でも、これが非常に厄介なんですよ。

 

 

第3章:現状維持は危険

 

遺伝子レベルで「やめとけ」と言われてしまうと、それに抗えない人も多いんですよね。

 

で、どういう考えに落ち着くかと言うと、「そうだよな、無理してケガでもしたら大変だしな。今すぐどうこうってわけでもないから、しばらくこのままでもいいんじゃないの?」って感じで「現状維持」を選択するんですよ。

 

「現状維持」って便利な言葉なんですよね。

プラスでもないけどマイナスでもない。

「マイナスじゃないんだからいいんじゃない?」って都合よく考えちゃうんですね。

 

しかし、言わせてください。

「現状維持」なんて無いんです!

 

「現状維持」ってプラスでもマイナスでもない、今のこの位置に居続けるってことじゃないですか?

でも実際は現状維持なんて無いんです、あり得ないんです。

 

どういうことかと言うと、今の位置に居続けるとは言うものの、時間は経過しているんです。

人間にとって時間が経過するとは何を意味するかと言うと、それは「老化」です。

 

そうです、「何もしないから何も変わらない」なんてことはなくて、刻一刻と時間は過ぎていくんです。

時間を現状維持することはできないんですよ。

現状維持とは、「老化」「劣化」を意味するものだと理解すべきなんです。

 

「やらなくてもいい」「やっても無駄」という思考が、現代ではどれだけ危険なことなのかを理解していただけたと思います。

 

第4章:スイッチを切り替えよう

 

ではどうすればいいのか?

 

もうこれは、「やらなくてもいい」「やっても無駄」という言葉が頭をよぎるのはしょうがないと諦めましょう。

僕らの脳はそういう風にできているんだと自覚することです。

 

ただ、その言葉に流されないようにすることです。

「やらなくてもいい」「やっても無駄」頭をよぎったら、「ポチっと」切り替えることです。

 

スイッチを切り替えるイメージで「ポチっとな」切り替えるんです。

昔ありましたよね、タイムボカンでしたっけ?ボヤッキーとかいう悪者が爆弾のスイッチを押す、あの感じです(笑)

どうです?なんとなく簡単に切り替わる気がしませんか?

 

「やっても無駄」なんてことはない、と理解することも大事です。

ほんとにやっても無駄なんてことは無くて、やってみて初めて分かることがあるんです。

 

って言うか、やってみたからこそ分かることの方が多いんじゃないでしょうか。

 

「やっても無駄」が頭をよぎるのはしょうがない。

でも間違っても、それを口にしちゃいけません。

言葉にすると、より強く認識されてしまいますから、そっちに引っ張られちゃいますからね。

 

言葉にはそれだけ強い力がありますから、ここは要注意です。

 

第5章:まとめ

 

僕も筋トレを始めて6年が経ちました。

50を過ぎてから筋トレを始めて、6年継続しているんです。

 

あの時筋トレを始めてホントに良かった。

筋トレを継続してるおかげで、体だけじゃなくてメンタル面も成長できたと自負しています。

自分で言うのも何なんですけどね(笑)

 

でも、あの時もし「この歳で今さら筋トレなんて・・」って考えて止めていたらと思うとゾッとしますね。

いろんな可能性をすべて潰すことになっていたかもしれませんからね。

 

「やってみなきゃわからない」

これは真実だと僕は持を持って理解できたと思っています。

 

もしあなたが「今さらやっても無駄・・」なんて思っていることがあるとしたら、それは非常にもったいないことですよ。

 

やってみなくちゃ分からないんですから、少し、ほんの少しからでもいいと思います。

まずは一歩踏み出してみましょうよ。

 

それでは、また!