以前聞いた話でものすごく腑に落ちた話があります。
今回はその話をシェアしたいと思います。
今でも、行き詰ったり、動けない時などに思い出して行動の糧にしています。
あなたが何か夢や目標があって、それに向かって行動をしているのであれば必読です。
こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「やりたいことやりたくないこと」です。
人はみんなやりたいことがやりたいですよね。やりたくないことをやりたいと思っている人はまずいないでしょう。
ほんとうに自分のやりたいことだけをやっている人は果たしてどのくらいいるのでしょうか。
そもそもそんな人いるのでしょうか。
たとえば、僕は筋トレを始めて3年近くになります。
最初は筋トレをやりたくて始めたわけではありません。
別の目的があって、その手段として筋トレを始めたわけです。
その目的とは・・・・
あなたのやりたいことは何ですか?
大した話でもないんですが、変に引っ張っちゃいました。
隠してもしょうがないんで正直に言いますけど、その目的というのはですね、ある女性からかっこいいと思われたいというものです。
いやー、これを嫁さんが読んだらえらいことですわ。
その頃は完全な中年太りでしたから、お腹も出てましたし、「これじゃヤバいよな」っていうんでダイエットしようとなったわけです。
目的はダイエット、手段が筋トレというわけです。
やりたいことがダイエット、やりたくないことが筋トレと言いたいところなんですが、やりたくないわけじゃなかったんです。
というのも、やりたいことに対する気持ちが強すぎたので、やりたくないとは思わなかったんです。
(これ超重要です。)
それともう一つは、筋トレがもともと好きだったんでしょうね。
これだと話が進まないので、別な話にしましょう。
たとえば、ブログ。
僕もこうして筋トレのおかげでブログを始めたわけですけど、メインの話が筋トレなので割と楽しく書いています。
ところが、ブログを始めたばかりの人のグループがあるんですが、そこでは「書き続けるのが大変」とか「なかなか時間が取れなくて困っている」とか「どうしたら書き続けられるんだろう、何か秘訣はないのかな」っていうような意見が多いんですね。
モチベーションが上がらない、みたいなことです。
ブログを始めるきっかけが、「ブログを書くのが楽しそうだったから」であれば、楽しくなかったら「止めれば」ってなりますよね。
「楽しそう」と思ったら、「楽しくなかった」んですから。
この場合はしょうがないです。
このケースとは別のケースもありますよね。
何か目的があって、その目的の手段としてブログを始めたというケースです。
このケースの場合、手段であるブログに対して「モチベーションが・・・」って言うこと自体おかしいと思うんですよ。
モチベーションは手段に対して持つものじゃなくて、目的に対して持つものだからです。
目的という「やりたいこと」のために、手段という「やりたくないこと」がある状態になってるわけですね。
やりたくないけどやらなければならないこと
昭和の時代だったら「仕事なんてそんなもんだ」で終わっちゃいそうですが。
とは言っても、今でも日本のサラリーマンは圧倒的に「やりたくないけどやらなければならないこと」をやっている人が多いと思います。
会社の仕事なんて全然やりたくないけど、お金のためにやらなければならないんだよ。という人ですよね。
嫌な仕事のために、ほんとうは早く帰りたいのに残業をしなくちゃならない。
やりたくないことのためにやりたくないことをやっている状態でしょうか。
こうなっちゃうと、何の楽しみも無いんじゃないのって感じもしますが、今の日本のサラリーマンの現実なんでしょうね。
まだ、やりたいことのためにやりたくないことをやっているのであれば、いつかこの状態を抜け出せそうですよね。
せめてこの状態には持っていきたいところです。
やっぱり僕らは、やりたいことをやりたいじゃないですか?
「そうは言っても、やりたいことだけやれるわけないだろ。」なんて声が聞こえてきそうですが。
でもあるんですよ、方法が。
やりたくないことをやりたいことにする
本来人間はやりたくないことはできないようにできているんです。
「いやいや、やりたくもない仕事を毎日やってるよ。」
と言われそうですが、そうじゃないんです。
「やりたくないことをやっている」と言いますが、結局、そのやりたくない仕事を毎日やるという選択をしているのはあなたですよね。
やりたくないと言いながらも、それをやるという決断をしているのは、他でもないあなたなんですよ。
本当にやりたくないと思ったことはできないんです。
普段意識していないかもしれませんが、そういうことなんです。
じゃあ、どうすればいいのか、どんな方法があるのか、が知りたいところですよね。
たとえば、やりたくないことをやらなければならない状況があったとします。
何も考えなければ、ただの「やりたくないこと」ですよね。
もし、その「やりたくないこと」をやれば、あなたの夢、理想、目標が叶うとしたらどうですか?
絶対やりますよね。
逆に「やらせてください」って言いますよね。
夢や希望って「やりたいこと」ですよね。
「やりたくないこと」をやれば「やりたいこと」が叶う。
それはもう「やりたいこと」になりますよね。
そういうことなんです、「やりたくないこと」でも「やりたいこと」に変わるんです。
具体的な例で言うと、「金持ちになる」という夢、目標がある人が、ブログで稼ぐという選択をしたとします。
ブログの記事を毎日欠かさず書いていけば、いつか必ずお金を稼げるとしたらどうでしょう?
「絶対稼げる」と仮定してですよ。
やりますよね、絶対毎日欠かさず記事を書きますよね。
もうそれは「やりたいこと」じゃないですか。
ですから、「やりたくないこと」でも、すべてが自分の夢に繋がっていると思えれば、「やりたいこと」に変えられますよね。
ま、そうは言っても僕らはそんなに人間出来ていませんから、聖人君子じゃないですからね。
なかなかすべて理想通りにいかないもんです。
そんなときは、「ご褒美」を用意しましょう。
腕立て伏せ10回x5セット、いつもより2セット多くやった日は、アイス食べていい、とか。
本を20頁読んだら、YouTubeを1時間見ていいとか。
そしたら、本を20頁読むのが苦痛な人でも大好きなYouTubeのためにがんばれると思いません?
僕はこの方法をどんどん取り入れたほうがいいと思います。
餌を目の前にぶら下げたほうががんばれますから。
まとめ
何年か前に「松紳」ってTV番組あったの覚えてます?
島田紳助とダウンタウンの松ちゃんのトーク番組です。
ある回で紳助が「なんかおもろいことないけー、ひまやわー」とか言うんですよ。
それに対して松ちゃんが「そんだけやりたいことやってんやから、おもろいはずやし暇なわけないでしょ」みたいなことを返すんですね。
そしたら紳助が「そうなんやけど、おもろないし暇やわー」って言うんです。
「なんとなく分かりますけどね。昔、僕学校嫌いやったんですけど、学校行ってました。その頃は暇やなーって思ったことないですもん」と松ちゃん。
「やりたいことだけやってたら暇なんですよ。やりたくないこともやるから暇じゃないし、おもろいこともあるんですよ」と松ちゃん。
どうですか?これけっこう真理だと思いませんか?
ほんとうに「やりたいこと」だけしかやらなくて良くなったら、面白くなくなるかもしれません。
だったら、「やりたくないこと」を「やりたいこと」と定義してやれば面白くなるんじゃないでしょうか。
筋トレでもブログでもなんでもそうですが、「今日はやる気しないなあー」というときには、この話を思い出して、「やりたくないこと」を楽しむのも一つの手だと思います。
「やりたくない」をどうやって「やる」かによって、人生を面白くできるのかもしれないですね。
それでは、また。