
老けて見られるか、若々しく見られるか40代、50代ともなると非常に気になるもんです。
まあ、これを言っちゃ元も子もないかもしれませんが、老け顔なのか若く見える顔なのかでほぼ印象が決まるんじゃないでしょうか。
もうこれはあーだこーだ言ってもしょうがない部分ですよね。生まれた時にはすでに決まっていると言っても過言ではないものです。
ちなみに僕はかなり老け顔でして、もうね、中学生の頃から老け顔というか、同級生よりも先生のほうが年が近く見えるくらいでした。
それをかわいそうに思った人から「大丈夫だよ、老け顔って言ってもそのうち年齢が見た目に追いつくから」と言ってもらいました。
僕はその時淡い希望を抱いたもんです。
「そうか、そのうち実年齢が追いつくんだ、じゃあそんなに気にしなくていいな」
なんて、少し悲観的な感情が和らいだのを覚えています。
しかし・・・
いつまでたっても追いついてきてくれないんです。実年齢のヤツが。
ずーっとはるか後方をちんたら歩いてるんです。
早くダッシュで追い抜いてくれよ、って思っても全然ダメです。
高校生になっても相変わらず、大学生になって本格的に大人になっても、そしてついに社会人になっても追いついてきてはくれませんでした。
いったいいつになったら追いついてくれるんだろう・・・
30代になっても、40代になっても、そして50代、もうそろそろと思っていたのですがまだでした。
で、やっとです、やっと50代後半になったら追いついてきてくれました、実年齢のヤツが。
どれだけ待たせるんだよ、と思いましたが、やっと来てくれました。
もっと早く追いついて欲しかったんだけど・・ま、しょうがないか。
ということで、思いっきり脱線してしまいましたが、老け顔は若作りするのが難しいんですけど、他の要素は改善の余地大ありですから大丈夫ですよ。
まあ老けて見られる要素ってけっこうあるんですよ。
自分が50代後半になったことも大きいと思うんですが、見てるといろんなところに老け要素ってあるんだなと気づいたんです。
その一つが今回紹介する「歩き方」なんですね。
歩き方って年を感じますよー、っていうか、年を感じさせますよ、ですね。
では、どんな歩き方がいいのかポイントを見ていきましょう。
1. 背筋を伸ばして歩く

- 猫背にならず、頭のてっぺんが天井から引っ張られているイメージで立ちます。
- 背筋を伸ばすことで、体幹や腰回りの筋肉を自然に使い、姿勢改善と転倒予防にも効果的です。
コレです!やっぱり背筋を伸ばす、これは大きいですよね。
猫背になってると一気に老け感が増します。
特に気を付けたいポイントです。
2. 歩幅は“やや大きめ”を意識

- いつもより5cmだけ広くを目安に歩くと、お尻や太ももの筋肉も刺激されます。
- 小股歩きは筋力低下・バランス低下の原因。歩幅広めは下半身の筋力維持・向上に直結します。
これも大きなポイントですね。
若々しく見えると言うのもあるんですが、歩幅が広いと颯爽と歩いている感じでカッコよく見えますからね。
3. 腕をしっかり振る

- 肩の力を抜き、肘を90度くらい曲げてリズミカルに振ると、上半身の筋肉も動員されます。
- 腕振りは代謝アップ、肩こり・腰痛予防にも◎。
うーん、これは老けて見えるとか若々しく見えるとか以前の問題のような・・・
これは、ウオーキングや散歩中にやった方がいいですね。
仕事中にスーツ姿でこれをやられちゃうと見てる方が辛いです。
4. かかと着地・つま先蹴り出し

- 足はかかとから着地し、足裏全体、つま先でしっかり地面を蹴る。
- これでふくらはぎや足裏筋肉が鍛えられ、血流・バランス能力向上。
これは健康面でポイント高しですね。
足の筋肉の衰え防止の効果が高いです。
5. “少し息が上がる”くらいのペースで

- だらだら歩きでは運動効果が薄いので、「やや速足」を意識。
- “人と会話ができるが、少し息が上がる”くらいが有酸素運動としてベスト。
これは意外と本人は気づいてないことが多いようです。
知らず知らずのうちに歩くスピードって遅くなってるんですよ。
この話を同年代の連中がしていました。「最近すぐ若い子に追い越されちゃう、しかも女の子に」なんて言っていましたから。
意識して速く歩くように心掛けたいものです。
6. 歩く時間・頻度も大切

- 1日20~30分を目標に(10分×2~3回でもOK)。
- 毎日の積み重ねが筋力・心肺機能の維持につながります。
これは職種によって大きく変わってきますよね。
営業とかで外出する機会が多い人は歩く時間、距離も稼げますが、事務仕事とかで終日オフィスでパソコン作業という人は工夫が必要です。
仕事中は難しいでしょうから、通勤時に歩く距離を稼ぐようにしないと難しいですね。
プラスαアドバイス
- 途中で軽く階段を使う・坂道を歩くと、さらに下半身強化&心肺機能向上に役立ちます。
これはおすすめです。
日常生活に取り入れやすいことですから、まずはここからでしょうね。
- 普段からウォーキング用のシューズで、足腰への負担を軽減しましょう。
最近はカジュアル化が進んでいますから、スニーカーを履くことも違和感は無くなっていますからね。
- ストレッチや簡単な筋トレ(スクワット、かかと上げ)も週2~3回プラスすると効果倍増。
これはいきなり始めるよりは、歩くことにだいぶ慣れてからの方がいいでしょう。
まとめ
「歩く」は一番手軽な“全身運動”です。
50代でしっかり歩く習慣を身につければ、老後も元気に、自分の足で好きな場所に行ける「若々しさ」をキープできます!
そうなんです!正しく歩くことは健康面でも大きなメリットをもたらしてくれますが、若々しさをキープできるというのも大きなポイントです。
歩くことは見た目の若々しさと中身の健康という一石二鳥なんですよね。
ぜひ、50代以上の方に取り入れて頂きたい内容ですね。
それでは、また。