成功はタイムラグでやってくる——結果が出ない時期を乗り越えられる人とそうでない人の差

- 第1章:はじめに
- 第2章:なぜ人はすぐに結果を期待してしまうのか
- 第3章:成長は「指数関数」で起きる——グラフで理解する本当の仕組み
- 第4章:タイムラグを知っていれば、乗り越えられる——僕の実体験
- 第5章:まとめ
第1章:はじめに

筋トレを始めたのに挫折してしまう人、止めてしまう人の多くが「結果が出ないから自分には筋トレは向いてない」という理由です。
確かに体質によって筋肉質になりやすい体質の人もいますし、逆になかなか筋肉がつきにくい体質の人もいます。
分かりやすいのが欧米人と日本人の比較でしょう。
欧米人のイメージというと、厚い胸板をしていて腕も太い人が多いというイメージがありませんか?
その多くが特に鍛えていないにもかかわらず、そういう体型になっている感じです。
スーツ姿を見たら分かりますよね、ビシッと決まってカッコいいですもんね。
かたや日本人、薄い胸板、細い腕という貧相な体型のイメージがないですか?
スーツを着てもなんだか様にならない感じで、いまいちカッコいいとは言い難い感じですよね。
もちろん、欧米人でも華奢な人はいますし、日本人でもがっしりした肩、厚い胸板で颯爽とスーツを着こなしている人もいますけどね。
日本人でもきちんと筋トレすればそういう体型になれるんですよ。
何もしないで欧米人並みの体格の人なんてほとんどいません。
ちゃんと筋トレを続けたからこそカッコいい体型を手に入れているんです。
なぜこのような話をしたか分かりますよね?
筋肉がつきにくい人でも筋トレを続けることで、厚い胸板や太い腕を手に入れることができるんです。
ただし、手に入るのは筋トレを始めて「すぐ」ではありません。
ある程度の期間は必要です。
感覚的には日々変化を感じることはできます。
しかし、見た目、外見的に明らかに変わったと思われる変化には、ある程度の期間が必要です。
その期間は「自分だけで成長を感じる期間」として捉える必要があります。
この期間に「成果が出ない」「全然結果が出ない」と判断するのは間違いなんです。
気持ちは分かりますよ、一刻も早く成果を出したいと思うのが人間ですからね、あなただけが特別ってわけじゃありませんから。
みんなそうですからね。
しかし、筋肉が大きく変化を感じさせる成長には時間が必要なんですね。
そりゃそうですよね。
たった1日や2日筋トレをしたらすぐにシュワちゃんになれるわけないですから。
そうなるんだったら、世界中シュワちゃんだらけになっちゃいます。
何度も言いますが、筋トレはもちろん何事においても「すぐに結果は出ない」ということを理解する必要があるんです、
ほぼすべての成長に共通する話です。
第2章:なぜ人はすぐに結果を期待してしまうのか

多くの人が間違うことがあります。
それは、「こんだけやってんのに全然変化がないじゃん」という思考パターンです。
これはどういうことかというと、「やったらやった分だけ結果が出る」と思い込んでいるということです。
分かりやすい例えで言うと、「3やったら、すぐ3結果が出るもんだ」と思い込んでいるということですね。
今日はこれだけやったから、当然それだけの結果がすぐに出るだろうと言う思考です。
この思考でいるために挫折しやすくなるんです。
これはですね、ビジネスで考えると腑に落ちると思います。
先ほどの「やったらやった分結果が出る」という思考は、「雇われる側」の考えです。
1時間働いたから、1時間分の報酬が得られるというものです。
アルバイトや多くの会社員の思考法ですね。
どんな成果を生み出したか、とかは関係無いんですね、「時間」を差し出したんだから、それに見合う「報酬」をよこせと言ってるようなもんです。
一方で、雇う側、経営者の立場ではどうでしょう?
会社の社長が何十時間も一生懸命寝る間も惜しんで働いたとしても、結果を出さないことには報酬は得られないんです。
結果と言うのは利益ですよね。
起業して会社を起こしてから何年も赤字状態が続くなんてこともあるわけです。
それでも辛抱して続ける、そしてある時利益が出る、しかもその後の成長が凄まじくて、いつの間にか世界のトップレベル、有数の会社にまで昇り詰めるなんてこともあります。
そうです、皆さんご存知のAmazonなんか代表的な例ですね。
ジェフ・べぞスは創業後何年も赤字続きでも決してあきらめず、今や世界を代表する企業にまで成長させましたからね。
もっと分かりやすく説明しますね。
多くの人が間違って認識している成長スタイル、アルバイトやサラリーマンの報酬スタイルをグラフで表すと、右肩上がりの直線なんです。
やった分(横軸)成果(縦軸)得られるというのは直線なんですね。
このイメージを持っているんです。
一方で経営者、会社の成長スタイルというのは直線では無いんです。
始めはずっと横ばい状態です、しかもほとんどセロの状態で。
それがあるとき上り始めたら、その後は急激に上り続けるんです。
いわゆる指数関数的な曲線になるんです。
多くの人が何事にも右肩上がりの直線の幻想を抱いてしまうことが挫折の原因なんです。
違うんですよ。
本当はもうちょっと続けていれば成果は出たはずなんです。
そこまで我慢できない人が本当に多いということなんです。
第3章:成長は「指数関数」で起きる——グラフで理解する本当の仕組み

さきほども話したように「成長を右肩上がり」と思い込んでしまうのは幻想なんですね。
ちょっと言い方は悪いですが、サラリーマン根性が染みついた幻想なんです。
その幻想に惑わされることで挫折してしまうんです。
これは根性とかやる気とかの精神論では無くて、構造の話なんです。
成長の仕組みがそうなっているということなんです。
そうなっているということを理解する必要があるんです。
そりゃあ僕もそう思ったことありましたよ。
「なんでやってるのに成長しないんだ?」って。
でもそうじゃなかったってことです。
今では「あんな風に成長できたらどれだけ楽か」って思いますね。

第4章:タイムラグを知っていれば、乗り越えられる——僕の実体験

筋トレは他の分野と違って、まだ成長を感じやすいものです。
外見、見た目ではほとんど変化がなくても、自分自身の感覚としては変化を感じられるんです。
たとえば、筋肉痛なんかが一番分かりやすいですね。
周りから見ても何の変化もないのに、当の本人にとっては痛みがあり、その痛みが成長の根拠と思える嬉しさ、喜びとも感じられる。
これは確実に成長と言えるものですからね。
ただ、そうは言ってもやっぱりタイムラグはあるんですよね。
自分ではだいぶ「引き締まってきた」って思っているのに、周りが一切リアクションしてくれない、そういうときがあるんです。
かと言って、自分から見せに行くのもヤバいヤツって思われますから、そんなことできませんし・・
これこそ、「自分が感じる変化」と「他人の目に映る変化」の二段構えのギャップですよね。
まあ、その分、周りからリアクションがあったときは嬉しかったですけどね。
心の中で「よっしゃー!」と叫びましたから、マジで。
そのときに報われたって感じましたよ。
まだまだ序の口なのにね。
でも、言ってみればこういう小さな成功体験を積み上げていくことが成長なんでしょうね。
小さな成功体験とは言え、そこまでの道のりは簡単ではないわけですから、それを乗り越えた人だけが結果を得るということなんです。
第5章:まとめ

最後にまとめです。
「成功はタイムラグでやってくる」という核心をしっかりと理解することが重要です。
それは、タイムラグを事前に知っているだけで継続率が変わるからです。
成長することが分かっていたら「もうちょっと、もう少しがんばれば成果が出る」と思えますから。
人は不安になると続かないもんです。
成果が得られるかどうか確信が持てないから不安になる、迷う、そして別の方法を探しに行く、止めちゃうんです。
ですから、成長は直線では無くて、指数関数だと理解しておくことが重要なんです。
どうですか?
この話を聞いたことで「あまり成長を感じられなかったメニューをもう一回やってみよう」って思いませんか?
あなたが「もうムリ」って思ったちょっと先に成果があるもんですよ。
あなたが今諦めようとしているその習慣、もう少し続けてみましょうよ。
それでは、また!