
「時間がない」
この言い訳を使ったことが無いという人はいないでしょう。
おそらく100%の人が使ったことがあると言っても過言ではないと思います。
何か新しく始めたけれど、なんだかやる気が出ないとか、なんかめんどくさいとか、思ってしまったときに言い訳として使っちゃうんですよね。
別に誰かに報告する必要があるわけでもないのに、自分に対して言い訳を言っちゃうんです。
それで自分を納得させようとする。
「時間がない」からできなかった、と。
まだ、本音ベースで「今日は全然やる気しないから、やーめた!」のほうがいいと思います。
嘘じゃないから。
「めんどくせーから今日はやらない」でもいいんです。
嘘じゃないから。
でも、こういった本音を隠そうとして、「時間がなかった」からという言い訳を理由にしちゃうと、「時間がない」を正当化しようとするんですね。
正当化しようとするということは、「時間がない」というのは嘘だということなんですよ。
言い換えれば、もっともらしい嘘なんですね。
人間とうのは言い訳の天才ですから、やろうと決めたことをできなかったのは自分のせいじゃない、「○○のせいだ」と言い訳を考えるんです。
もうね、こういうときの人の計算速度って並みのコンピュータ以上ですからね。
一瞬で答えを出しちゃうんです。
で、そういうときの常套句として多く使われているのが、「時間がない」なんですね。
言ってみれば便利な言葉なんですよ。
本当は、この「時間がない」の前にはいろんな理由がついているんです。
「仕事が忙しい」から「時間がない」
「つきあいがある」から「時間がない」
「家族サービスがある」から「時間がない」
もういくらでもあるんですよ。
こういううふうに、悪いのは自分じゃない、自分以外の何かのせいなんだ、としておきたいんです。
どう思います?
これだけ聞いてたら、なんか嫌なヤツ~って思いません?
でもね、これ、あなたのことなんですよ。
もっと言うと、みんなそうなんです、もちろん僕もです。
嫌ですよね~、こんな奴になりたくないですよね~。
しかもですよ、最悪なのが、こういう言い訳を一回でも使うと、自分の中で「しょうがない」と正当化してしまうんです。
だから、その次もこの「時間がない」を言い訳にしても、正当化した理由なので、しょうがないんです。
自分は悪くないんです。
自分は悪くないと正当化してしまうことで、その新しい何かを続けられないのは自分のせいじゃないからしょうがないよね、で片づけちゃうんです。
だって自分が悪いわけじゃないから。
どう思います?
こんなことばっかりやっていたら、いっこうに成長なんてできっこないと思いますよね。
こんなことがクセになったらホントに大変ですから。
ですからね、この「時間がない」を今のうちに、できるだけ早いうちに正当化できないようにしなくちゃいけません。
「時間がない」なんてウソですからね。
本当は時間なんて作ろうと思えばいくらでも作れるんです。
本人のやる気次第なんです。
とは言っても、いきなりやる気で時間を作れっていうのもムチャかもしれません。
ですから、今回時間の作り方をシェアさせていただきますね。
ぜひ参考にしてください。
時間は作るもの:忙しい毎日から抜け出すための時間創造術

「時間がない」「忙しすぎて何も手につかない」「やりたいことがあるのに時間が足りない」
現代社会に生きる私たちが日常的に口にする言葉です。
しかし、本当に時間がないのでしょうか。
それとも、時間の使い方に問題があるのでしょうか。
時間は有限だが、使い方は無限

一日は誰にとっても24時間です。
この物理的な制約は変えることができません。
しかし、その24時間をどう使うかは、完全に私たち次第です。
「時間がない」と嘆く人と、同じ24時間を有効活用して充実した日々を送る人の違いは、時間に対する考え方と向き合い方にあります。
時間は「与えられるもの」ではなく「作るもの」という発想の転換こそが、時間不足の悩みから解放される第一歩なのです。
時間を「作る」ための3つの基本原則
1. 優先順位の明確化
すべてのタスクが同じ重要度ではありません。
緊急度と重要度のマトリックスを使って、本当に大切なことから取り組む習慣を身につけましょう。
重要で緊急なことはもちろん優先しますが、重要だが緊急でないことにも時間を割くことで、将来的な時間の節約につながります。予防は治療よりも効率的なのです。
2. 「隙間時間」の活用
通勤時間、待ち時間、移動時間など、一日の中には想像以上に多くの隙間時間が存在します。
これらの時間を有効活用することで、まとまった時間を他のことに使えるようになります。
例えば、電車での移動時間に読書やオンライン学習をしたり、待ち時間にメールの返信を済ませたりすることで、自宅での時間をより有意義に過ごせます。
3. 「やらないこと」を決める勇気
時間を作るためには、新しいことを始めるだけでなく、今やっていることをやめる勇気も必要です。
習慣的に行っているが実際には価値の低い活動を見直し、思い切って削減しましょう。
SNSをだらだらと眺める時間、意味のない会議への参加、完璧主義による過度な作業など、時間を奪う要因は案外身近にあるものです。
具体的な時間創造テクニック
タイムブロッキング法
カレンダーに予定を入れるように、重要なタスクにも時間枠を設定します。
「今日の午後2時から4時は企画書作成」というように、具体的な時間を割り当てることで、集中力も高まり効率が向上します。
2分ルール
2分以内で完了できるタスクは、その場で即座に片付けてしまいます。
後回しにすることで発生する心理的負担と、再度そのタスクに取り組む際の切り替えコストを削減できます。
バッチ処理
似たような性質のタスクをまとめて処理することで、効率性を高めます。
メールの返信、電話、買い物など、同じ種類の作業を一度に済ませることで、集中力の切り替えによる時間ロスを防げます。
時間創造がもたらす豊かさ

時間を意識的に作り出すことができるようになると、人生の質が大きく向上します。
家族や友人との時間が増え、人間関係がより深まります。
新しいスキルを学ぶ時間が生まれ、キャリアアップや自己実現につながります。
そして何より、心に余裕が生まれることで、日々の小さな幸せに気づけるようになります。
まとめ:時間の主導権を握る

時間は流れていくものではなく、私たちが主体的に創造するものです。
受動的に「時間がない」と嘆くのではなく、能動的に「時間を作る」という姿勢を持つことで、同じ24時間でもその価値は大きく変わります。
今日から、時間の主導権を自分の手に取り戻しましょう。
小さな変化から始めて、徐々に時間創造の習慣を身につけていけば、きっと理想の生活に近づけるはずです。
時間は有限ですが、その使い方の可能性は無限大なのですから。
いかがでしょうか?
ここに挙げたものすべてをいっぺんに取り入れるのは難易度が高いと思います。
まずは、この中の一つを試してみる、それからスタートしましょう。
ちなみに僕は「やらないことを決める」これが効果大でした。
もちろん完璧ではありませんが、どれだけ無駄な時間を過ごしていたかに気づくことができました。
それに気づけるか気づけないかはとてつもなく大きな差だと思います。
ぜひあなたも生活の一部に取り入れてみてくださいね。
それではまた。