先回も電車の話から始まりましたが、今回も電車の話から始まります。
あいかわらず電車の中は、スマホを見ている人がほとんどです。動画、漫画、SNSなどと、あとはゲームですね。
カラフルな画面がピコピコ動いているので、嫌でも目に飛び込んできます。
僕ら50代はインベーダーゲームから知っていますから、当時のゲームを考えるとすごい進歩ですよね。あのインベーダーゲームの筐体が手のひらサイズになって、なおかつ性能は格段に上がっているわけですもんね。
そりゃあおもしろいでしょうね。
僕は今はゲームはやっていないので、最近のゲーム事情はよく分からないんですけど。一時はよくやっていました。子供が小さいころ、代わりにゲームをやっていましたね。
よくやっていたのは、ロールプレイングゲームです。いわゆるRPGというやつですね。
そんなことを思い出していたのですが、ふと気づいたことがありましたので、その話をしていこうと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「筋トレはRPG」です。
RPGとは、先ほども言った通りロールプレイングゲームのことです。主人公を育てて、コツコツレベルアップして、武器も強くして、敵キャラをどんどん倒していくというタイプのゲームです。
で、思ったのがRPGって筋トレに似てるよな、ということです。
コツコツがんばってレベルアップして、武器を強くする。これって筋トレして筋肉を大きく、強くするってことと似ていますよね。
もっと共通点はないかなとおもしろがって、いろいろと考えてみました。
レベルアップ
RPGでもボーナスチャンスみたいに一気にドーンとレベルアップすることって無かったと思うんですけど、筋トレには絶対ボーナスチャンスはありません。
それこそ、コツコツと着実にレベルアップさせるしかありません。最初の頃は、最弱の敵キャラと闘って少しずつ少しずつレベルを上げていくわけです。
筋トレの場合の最弱敵キャラは、少ない回数、少ないセット数、少ない負荷ってところでしょうか。その最弱敵キャラと闘って少しずつ少しずつレベルアップしていくんですね。そうそう、筋トレのレベルアップとは、筋肥大と筋力アップになりますね。
まだありました、マインド、メンタルのレベルもアップします。これも着実にアップします。
RPGよりも筋トレの方が厳しい部分もあります。
それは、たとえばRPGを2週間やらなかったとします、でもレベルが下がることはないですよね。
ところが、筋トレは2週間も休むと確実に落ちます。
筋肉のデカさも筋力も両方です。これについては筋トレのほうがシビアですね。
「マッスルメモリー」ってご存じですか?
マッスルメモリーとは、過去一定期間筋トレを継続していた人が、数か月筋トレを休んで、体が筋トレを始める前の状態に戻ったとしても、筋トレを再開するとすぐに継続していた頃の体に戻る仕組みのことです。
まあ諸説あるので断言はできませんが、人間の体にはこういった仕組みがあるようです。
ただし、僕らの年代で筋トレを始めた人にはマッスルメモリーの効果はないと考えた方がいいでしょう。過度な期待は禁物です。
やっぱり、コツコツと地道に筋トレを継続して、筋肥大、筋力アップを図るのが一番ですね。
武器は筋肉
ここまでRPGでいえば主人公、筋トレでいえば自分のレベルアップについてお話ししました。
ただ、RPGってたいがい主人公が武器を持っていますよね。で、主人公がレベルアップしていく過程で武器もレベルアップしていきます。またレベルアップすると、様々なタイプの武器が使えるようになったりします。炎の属性だったり、雷の属性だったりとそのゲームによって様々です。
筋トレに置き換えて考えてみましょう。
RPGの武器は、筋トレでは「筋肉」になると思います。主人公(自分)が強くなると、武器(筋肉)も強くなる。様々な属性は、筋肉の部位になるかと。炎の属性は大胸筋、氷の属性は大腿四頭筋、雷の属性は腹筋というような感じでしょうか。
筋トレを継続することで、武器である筋肉が強化され、強くなっていく。さらにその過程で様々な属性、いろんな部位が鍛えられる、そんな感じですね。
主人公である自分がレベルアップして、武器である筋肉も強化される。さらに相乗効果でどんどん強くなる。
で、ふつうRPGだと、レベルもMAX値があってそこまでレベルアップすると、もうそれ以上はいかないようになっていますよね。武器もそうです。
しかし、筋トレにMAX値はありません。(いや現実的にはありますよ。腕立て伏せ1,000回を100セットはさすがに無理ですからね。)ただ、RPGのように絶対これ以上のレベルアップはない、ということはありません。
ラスボスもいませんし、どこまでも強くできる訳です。
こういうところが、筋トレの方がおもしろいところではないでしょうか。
楽しみながらやることが大事
ここまで筋トレとRPGの類似点を話してきましたが、僕が思うにこういうことは楽しめればいいんじゃないかと。
厳密に言うと、こことここは違うとかそういう細かいことは抜きにして、それこそ「ゲーム感覚」でやれれば、より楽しく筋トレができると思うわけです。
たとえば、ある程度筋トレが継続できていたとしても、中だるみはありますよね。そういうときに、RPGにたとえて「今レベル49まできてるんだから、あと1アップで50だ、もうひと踏ん張りだ。」って考えれば楽しいじゃないですか。
筋トレにラスボスはいないと言いましたが、仮想ラスボスを設定して、そのラスボスを倒すには腕立て伏せ10回x5セットを普通にこなせるレベルにならないと倒せない、っていうふうに考えるのもおもしろいと思うんですよね。
僕はふつうに筋トレやるのも楽しいし、好きですが、RPGを頭の中で設定しながらやるのも楽しいと思いますよ。
まとめ
ゲームの世界で主人公が最弱キャラから最強キャラに成長していく過程は楽しいし、おもしろいですよね。ましてやその過程が困難であればあるほど達成感も得られます。
ゲームでさえそうなんですから、生身のしかも自分自身でそういう体験ができるんですから、こんな楽しいものはそうそうないと思います。
最近よく見かける、異世界転生もののマンガじゃないですが、自分がRPGの世界に転生した想定で筋トレを楽しむのもいいと思います。
間違っても敵キャラに感情移入しないように気をつけてくださいね。主人公である自分が負けるシナリオに書き換えちゃうと、ゲーム終了(筋トレ終了)しちゃいますから。
それでは、また。