会社員であれば50歳を過ぎたあたりから「定年」を意識するようになりますよね。
僕も50代後半ですから当然考えることは多いです。
たとえば、60歳定年だとして60歳で完全に仕事からリタイヤする人は少ないんじゃないでしょうか。
多くの会社が定年後も働けるよう受け皿を用意しています。
そして、その受け皿を利用してまだ仕事を続ける人がほとんどじゃないでしょうか?
仕事に関して言えば定年を迎える時点で相当の経験値を積んでいるわけですから、さほど問題は無いんじゃないでしょうか?
実際、定年後の待遇でそれほど責任のある仕事を任されることもありませんよね。
では、何が問題となるのでしょうか?
この後詳しく話していきます。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『定年後の体力を確保!~筋トレで何歳でも働ける体に~』
です。
定年後の心配事ですが、当然老後の問題に関わることですよね。
健康、お金、etc人それぞれ様々だと思います。
そう考えると、仕事に関しては意外と心配事には入ってこないかもしれません。
やっぱり年齢的に気になってくるのが、「健康」に関することじゃないでしょうか?
病気に関してそれほど心配していないという人でも、体力面で不安に感じる人は多いと思います。
定年後の体力面に関してはアドバイスできますので、具体的に紹介していきますね。
足腰(下半身)
老後の体力面で一番衰えを感じるのが足腰、下半身全般だと言えます。
ほとんどの人が年齢を重ねるごとにアクティブなことをやらなくなっていきます。
その分運動する機会が減っていくわけですね。
ですから、会社勤めの人が電車通勤するのはいいことなんですよね。
電車通勤とは言っても、なんだかんだけっこう歩きますからね。
しかも、階段を使うことが多いんです。
エスカレーターなんて使うのはもったいないですから、階段を使いましょう。
せっかく運動できる機会ですから、積極的に活用していきましょう。
この通勤時を活用する運動はメリットだらけです。
基本的に月曜日から金曜日の毎日ですし、これまでからずっと続いているわけですから、すでに習慣化されているはずです。
習慣化されていれば、苦痛に感じることもなく、何も考えずに運動できるという最高のシチュエーションになっているわけです。
ですから、健康面、体力面で言えば、定年後も通勤する仕事スタイルを選択するべきです。
仮に在宅ワークと会社への通勤とを選択できる環境だとしたら、迷わずに通勤を選ぶべきですね。
通勤時の運動だけでも足腰の衰えには十分効果がありますが、できればそれにプラスして筋トレ、自重トレをやるほうがベターです。
足腰、下半身をターゲットにした筋トレと言えば、スクワットですね。
スクワットだけでも十分な効果が期待できます。
まだまだ元気だという人は、HIITを取り入れてもいいでしょう。
HIITとは高強度インターバルトレーニングの略です。
筋トレの筋力アップの効果はもちろん、心配機能の強化の効果も得られます。
また、短時間でできるため毎日の仕事終わりでも取り入れやすいというのもメリットの一つです。
これまでも何度も言ってる通り、無理なく継続できる運動を選んでください。
「ちょっとがんばればできる。」「ちょっとキツイけどなんとかできそう。」
このような「ちょっと」が大きな壁になって継続の邪魔をしてきますので、少し物足りないくらいから始めることをおすすめします。
上半身(体幹)
年を取ると衰えが目立つのが足腰、下半身です。
ですが、だからと言って上半身は何もしなくてもいいかというとそんなことはありません。
当然、上半身を動かしているのも筋肉です、その筋肉が衰えてしまえば日常生活に支障をきたす恐れもあります。
僕みたいに筋トレが好きな人はがんがん鍛えた方がいいと思いますが、そこまではしたくない、という人は最低限必要な運動だけでもいいと思います。
ちなみに、筋肉をでかくするのに年齢はさほど関係ない、ということをご存じですか?
もし、「この年で筋トレしてもなあ・・・」なんて思っているのだとしたら、こちらの過去記事を読んでみてください。
60代でも70代でも筋トレしたら、筋肉は大きくなりますよ。
ということで、上半身にとって一つだけ筋トレメニューをおすすめするとしたら、やっぱりこれしかないでしょう。
「腕立て伏せ」ですね。腕立て伏せは、胸、肩、腕と上半身の代表的なパーツを鍛えられる優秀なメニューですが、それ以外にも、腹筋や体幹も鍛えてくれます。
ほぼ全身運動と言ってもいいくらいです。
体幹を鍛えることで、姿勢も良くなり歩き方も若々しくなります。
老人特有の歩き方や姿勢にはできればなりたくないですからね。
そのためにも体幹トレーニングは有効です。
腕立て伏せはやり方によっては、上級者向けにもなりますが、ちゃんと初心者向けの負荷の低いやり方もあります。
最初は負荷の低い腕立て伏せから始めて、徐々に負荷の高い腕立て伏せに移行していくのがいいでしょう。
腕立て伏せのやり方はこちらの過去記事をご参照ください。
まとめ
「定年」というワードにネガティブな印象を持つ人は多いと思います。
会社員であれば一区切りというか、「終わり」というイメージを持つ人もいるでしょう。
でも、考えてみてください。定年なんて会社が決めたルールでしかないんですから。
さも、自分の人生そのものも終わってしまうかのように錯覚する人も少なくないでしょう。
全然そんなことはありませんから、会社のルールと自分の人生をリンクさせないようにしましょう。
会社員生活が終わりだからと言って、自分の人生まで終わりだなんてことは絶対ありませんからね。
よく第2の人生なんて言い方をしますが、自分の人生は1回こっきりです。
たかが、会社を辞めたくらいで自分の人生が1回終わりを迎えるなんてことはありません。
ちょっと年を取ったくらいの話です。
そのくらいの心持ちでいいと僕は思いますよ。
もっともっと楽しもう、くらいの気持ちでいきましょう。
それでは、また。