
ホント50歳を過ぎると計ったように体のあちこちにガタが来ますよね。
内科系でもいろいろと問題が出てきます。
血圧、血糖値、尿酸値などなど、いわゆる生活習慣病予備軍ってやつですね。
当然これらの数値が悪くなるということは何かしらの原因がある訳です。
これらの数値が悪化するのはほとんどが食生活ですね。
カロリーの高い食事だったり、お酒の飲み過ぎなんてのが原因のトップになるでしょう。
一方で、外科、整形外科系でも様々な問題が出てきます。
軽いものでは50肩なんかもそうですよね。あとは、腰痛、肩こり、首、目の疲れ、偏頭痛なんかもそうですよね。
ただし、個人差がありますから平気な人は平気だし、悪化する人は深刻なレベルに悪化する人もいます。
僕の周りにも「首が・・・」とか「腰が・・・」とか「肩が・・・」って言ってる人が何人かいます。
で、その人たちはみな「やっぱ年だよねぇ、しょうがないよねぇ」って言ってます。
確かに年齢からくる衰えというものはあるでしょう。
しかし、果たして原因はそれだけなんでしょうか?
というのも、その人たちを見ていて思ったことがあるんです。それは、
「みんな姿勢が悪い!」
ということなんです。
それこそおじいちゃんみたいに背中が丸まってるんです。
これは、この姿勢の悪さも影響しているのは間違いないと思ったわけです。
そこで、調べてみました。姿勢の悪さが50代の体にどんな悪影響を及ぼすのか?
もしかしたら、あなたの体の不調も姿勢の悪さから来ているかもしれませんよ。
ぜひ、この記事が参考になって改善してもらえることを願っています。
姿勢が健康に及ぼす影響
1. 姿勢と体力・筋力の関係
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正しい姿勢は筋肉や関節への負担を減らし、体力の低下やケガのリスクを防ぐ。
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長年の“悪い姿勢”は、腰痛・肩こり・膝痛・首の痛みなど慢性不調の原因に。
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背骨のS字カーブを保つことで、内臓の働き・呼吸機能・代謝も維持しやすい。
2. 姿勢とメンタルヘルス
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姿勢が崩れると呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすく疲れやすい。
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背筋が伸びることで気分が前向きに、集中力もアップ。
姿勢は肉体的な影響だけじゃなく、メンタル的にも影響を及ぼすんですね。
なおさら姿勢に気を付けなければいけないと思いますね。
シチュエーション別・姿勢のポイント
【1】立ち姿
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頭の位置:顎を引き、耳・肩・腰・膝・足首が一直線になるように意識。
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肩:軽く後ろに引き、胸を軽く張る。力は入れすぎずリラックス。
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腹筋・お尻:軽く引き締めておくと骨盤が安定。
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膝:伸ばし切らず、やや柔らかく(ロックしない)。
【2】座っているとき
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深く腰掛ける:骨盤を立てて座る。背もたれに軽くもたれるのはOK。
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膝・足:膝は90度、足裏は床につける。
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肩と頭:肩を下げ、耳と肩が一直線。首を前に出さない。
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長時間座りっぱなしを避ける:30〜60分に1回は立ち上がる。
【3】パソコン作業
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画面の高さ:目線の高さに画面上部がくるように調整。
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肘:90度前後で机や肘掛けに置く。
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キーボード:手首を反らさないように。
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猫背・前のめりに注意。
【4】スマホを操作するとき
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顔を下げすぎない:できるだけ目線の高さでスマホを持つ。
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肩と首:力まずリラックス。肩が前に巻き込まれないように。
【5】歩く・移動中
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視線:3〜5m先を見る。
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背筋を伸ばす:肩甲骨を少し寄せて胸を開く。
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腕振り:自然に、肩の力を抜いて。
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歩幅:やや大きめを意識。
50代男性に特に気をつけてほしいこと
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年齢とともに筋力や柔軟性が低下しやすく、「いつの間にか猫背」「反り腰」「ストレートネック」など姿勢のクセがつきやすい。
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日常的に簡単なストレッチや筋トレ(体幹・背筋・お尻周り)を続けることで、正しい姿勢をキープしやすくなる。
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無理せず“まずは気づく”ことが大切。鏡で全身を見てみる・家族や同僚にチェックしてもらうのも効果的。
それでは、各姿勢別に図解とチェック項目を載せますので、ぜひセルフチェックにご活用ください。
1. 立ち姿の図解&セルフチェック
図解イメージ

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真横から見た男性シルエット
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耳・肩・腰・膝・足首が一直線
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軽く胸を張り、顎を軽く引いた姿
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セルフチェック法
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壁立ちチェック
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壁に「かかと・お尻・肩甲骨・後頭部」をつけて立つ
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この状態が“ラクに”取れない場合は、どこかにクセや歪みがあるサイン
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実践ワンポイント
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「鏡の前で横向きになり、“一直線”になっているか毎日数秒チェック!」
2. 座り姿勢の図解&セルフチェック
図解イメージ

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椅子に深く腰掛けた男性シルエット
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骨盤が立っている
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膝は90度、足裏がしっかり床につく
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セルフチェック法
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座面チェック
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座ったとき、腰やお尻の左右どちらかに偏っていないか
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「腰が丸まって背もたれにもたれ過ぎていないか?」をチェック
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実践ワンポイント
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「1時間に1回は立ち上がり、背伸びや簡単なストレッチを取り入れる」
3. パソコン作業姿勢の図解&セルフチェック
図解イメージ

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デスクに座り、正しいモニター高さと肘の位置を意識した横からのシルエット
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肘は約90度
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画面上部が目の高さ
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首を前に突き出していない
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セルフチェック法
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デスク環境チェック
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モニターが低くて顎が前に出ていないか
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肘掛けや机で「肩が上がっていないか」も確認
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実践ワンポイント
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「ストップウォッチやタイマーを使い、30〜60分ごとに席を立って肩回しをする」
4. スマホ操作姿勢の図解&セルフチェック
図解イメージ

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座った状態、手でスマホを目の高さ近くに上げて持つ姿
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首が前に傾きすぎない
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肩が丸まらない
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セルフチェック法
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二重あご・肩巻き込みチェック
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操作時、顎が前に突き出ていないか
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肩が内側に巻き込んでいないか
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実践ワンポイント
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「スマホを持つ位置を“意識的に10cm高く”してみる」
5. 歩く姿勢の図解&セルフチェック
図解イメージ

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歩行中の横向きシルエット
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視線は3〜5m前方
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背筋が伸び、肩甲骨が少し寄っている
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腕を自然に振る
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セルフチェック法
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歩行リズム・鏡チェック
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鏡やガラスに映る自分をたまにチェック
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歩幅が小さくなっていないか、背中が丸まっていないか
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実践ワンポイント
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「背筋を伸ばして、歩幅を“あと一足分”広くとってみる」
まとめ
姿勢を意識することで、体の負担を減らし、若々しく、疲れにくい体をつくることができます。
どのシーンでも「耳・肩・腰が一直線」をベースに、ちょっとした気遣いを習慣化しましょう!
それでは、また。