筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

ダイエットを成功させる思考法

 


あなたはこれまでダイエットに成功したことがありますか?


もしあなたがダイエットに成功したことがないのであれば、ぜひこの記事を読んでみてください。大きなヒントを得られるかもしれません。



ダイエットに限らずあらゆることに応用できる話でもあると思いますので、何かにチャレンジしようと思っている方、何か新しいことを始めたばかりの方にもぜひ読んで頂きたい内容になっていると思います。とりあえず、軽く流し読みでも構いませんので読んで頂いて、1つでもあなたにとって参考になるものがあれば幸いです。







こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー

よういちろう

です。



このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。



あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。




ということで、今回のテーマは
『ダイエットを成功させる思考法』
です。


 



あなたがこれまでダイエットにチャレンジして成功できなかった理由はなんだと思います?
ダイエット以外でも何か新しいことにチャレンジしてうまくいかなかったものがあれば、それについてでもいいです。


ちょっと考えてみてください。



どうでしょう。すぐにこれが原因で続かなくて成功しなかったと答えを出せる人は少ないと思います。
何か新しいことを始めるときは誰でも「やる気」に満ちていますよね。「絶対に成功させるんだ」っていう気持ちを持っているはずです。


目標があって、その目標を達成させるための手段があるわけです。
その手段は、購入したマニュアルものだったり、あるいは自分で考えたマニュアルかもしれません。どちらにしても、「そのマニュアル通りにやれば成功するはず」だと信じて行動し始めますよね。



なのに、うまくいかない。目標を達成させる前に挫折してしまう。


なぜなんでしょう。


その答えが分かれば、これから先何か目標を達成させる大きなヒントになると思います。





完璧を目指しちゃダメ!




何か新しいことを始めるときには必ずマニュアルがあるはずです。何も無い状態で目標に向かうことは考えにくいですよね。


そのマニュアルに沿って、1日1日行動していくことになるわけです。


ここで考えてほしいのが、その行動はあなたにとってどのくらいの難易度なのか、ということです。何かを始める、チャレンジしようとしているときって、大なり小なりテンションが上がっていると思います。テンションが上がった状態の時には、冷静な判断力が持てていないことが容易に想像できます。


「よし、今度こそ・・・・」とか「絶対成功させる・・・・」とか思うじゃないですか。


そんなハイテンションのときは、多少無理目なことでも「できる」「やれる」って思ってしまうんですよね。特にまじめな人ほどその傾向が高いと思います。



で、最初の頃はまだテンションが高い状態なので、がんばってなんとか続けられるんですが、いつまでもハイテンションのままじゃいられません。徐々にノーマルモードに戻っていきます。


そうなったときに、だんだんしんどくなってくるんです。これまではハイテンションモードだったからやりきれていたものが、ノーマルモードになるとしんどく感じるようになるんですね。
ドラゴンボールで言えば、スーパーサイヤ人で戦っていたのが、急にノーマルモードで戦わなくちゃいけなくなる感じでしょうか。



で、不思議とそう感じ始めた頃に、仕事が忙しくなったりして今までのスケジュール通りに行動できなくなったりするもんなんですよ。


たとえば、ダイエットで平日帰宅後20時から筋トレしてたのが、残業で遅くなって予定通りに筋トレできなくなったりするわけです。予定してたのにできなくてしょうがなくその日の筋トレはキャンセルしちゃうわけです。「しょうがない、明日に予定変更しよう。」となるわけです。


ところが、明日も急なトラブルがあって残業する羽目になったりするんですよね、そういうトラブルって不思議と続くじゃないですか。で、その日も予定していたトレーニングをキャンセルせざるを得なくなっちゃうわけです。



そんな状況が2日も続くと、まじめなあなたはこういうふうに思い始めるんです、
「ああ、また予定通りにいかなかった。どうして・・・・」
と、罪悪感を感じるようになるんですね。自分の責任じゃないのに。



罪悪感を感じるということは「自分は悪いことをしてしまった」と思ってしまうんです。自分のせいではなくてもです。
そんなときの思考はどうなるかというと、
「筋トレの予定を入れていたから罪悪感を感じたんだ。」


「筋トレの予定がなければ罪悪感は感じなくてすむ。」
というような思考をほぼ無自覚、無意識にしてしまうんです。



たった1回か2回予定通りにいかなかっただけなのに、まじめなあなたはそういう思考を無意識にしてしまうんですね。たった1回や2回のことでです。


そうなると、無意識の力は強いですから、どうやって筋トレを止めようかという行動を始めちゃんです。行動というか止めてもいい理由を考え始めるんですね。そうなるともう止まりません、できない、やらなくてもいい理由を天才的に考えてしまいます。


「だったらやらなくていいや」とか「やっぱり止めたほおうがいいんだ」っていう理由を考えてしまうんです。で、いつの間にかフェードアウトしてしまうんです。



こんな経験ある人多いんじゃないでしょうか。
結局まじめなんですよね、まじめ過ぎるんですよ。たった1回や2回のことでそんなに自分を責めることなんてないんですよ。
「まあしょうがないよね」とか「まっ、いっか」くらいに思っていれば続けられたと思いませんか。



目の前のことだけで判断しようとし過ぎる傾向が強いからだと思うんですよ。もっと長期的なスパンで考えないとダメなんじゃないかと。





長い目で見よう




目標というゴールはもっと先にあるはずですよね。
ゴールまでの長い距離を考えれば、ちょっと立ち止まったとしてもいくらでも挽回できるじゃないですか。


冷静に考えれば誰でもそう思うはずなんですよ。ところが、つい目の前のことだけで判断しがちなんですよね、僕らは。



ですから、そうならないように最初からゴールは遠くにあるんだと認識しないといけません。


だいたいの目標というのはすぐに達成できるようなものではないはずです。
ダイエットだって1週間で目標達成なんて詐欺みたいな話ですから、そんなものはありません。ある程度の期間は必要です。つまり目標を達成するまでその行動を継続させなければならないんです。


継続させることに重きを置いて行動していくことが何より大事だということですよね。
であれば、その過程のちょっとしたことは想定の範囲内くらいに軽くあしらっていかなければいけません。


ちょっと立ち止まったくらいで深刻に考える必要はないということです。とにかく前進することを最優先に考えるべきだということですね。





ベイビーステップで行こう




もう一つ壁になるものがあります。

それは、行動設定が高過ぎるというものです。人は誰でもそうですが、自分を過大評価してしまうものです。「このくらいならできるだろう。」とか「がんばればこのくらいなんとかなる。」っていうふうに自分を高く見積もっちゃう傾向があります。


そんなにできるもんじゃないということを認識しておきましょう。1日2日ならそれでもなんとかできるかもしれませんが、長丁場でそれを続けるのは至難の業です。ほとんどの人にとっては険しい道になってしまうんです。


たとえば、100m走とマラソンは同じペースでは走れませんよね。それと同じです。目標までの道のりは、その道のりに合ったペースじゃないとゴールまでたどり着けないんです。


ダイエットならなおのことです。1週間で10kgのダイエットなんてありえないじゃないですか。あったとしても体調を崩してしまうような方法しか考えられません。少しづつ確実に落としていくしかないんです。急激なダイエットほどリバウンドがありますしね。



ですから、最初の行動設定を確実にできるレベル、自分では低すぎるんじゃないかというくらいのレベルで設定するんです。いわゆるベイビーステップという考え方ですね。
「赤ちゃんの歩幅」、つまり、少しづつ、小さな歩幅で確実に前進していこう、ということです。


このベイビーステップは思っている以上に低く設定することが大事です。
どんなに時間が無い時でも確実にできる量、「たったこれだけ?」って思うくらいの量にするくらいがいいんです。


その小さな一歩ずつ確実に前進することが重要なんですね。





まとめ




「ダイエットを成功させる思考法」ということでお話ししてきましたが、ダイエットに限らずあらゆることに共通する話になると思います。


最後にまとめると、



①完璧を目指さない

絶対に予定通りにいかないときがある。いちいち気にしない、想定内の範囲だ、くらいの心持ちでいる事が大事。



②長い目で見る

短期的な視野でいると問題と思われるようなことも長期的に見れば大したことはない。
ゴールまでの途中で何か問題が起きたとしてもいくらでも挽回できる。



③ベイビーステップでいこう

行動設定は自分が思うより低めに設定すること。大きな歩幅で急ぐことはない。小さな歩幅でいいから確実に一歩ずつ前進することが大事。



ということで、一言で言うと「ラテン系のノリでいいんじゃない」って感じでしょうか。

とにかく細かいことは気にしない、とりあえずやればいいんじゃない、くらいの軽いノリでいいかもしれませんね。






それでは、また。