僕らは誰かに強制的に何かをやらされることに強く抵抗しますよね。
僕らはというか人間がそういう風にできていると言っても過言ではないかもしれません。
よく親が子供に「勉強しなさい!」と強制的に勉強させようとします。
強制的にというくらいですから、おそらくその子供は何も言わなければ勉強しないんでしょう。
ですから、親としてはその子の将来を心配して「勉強しなさい!」と言ってくるわけですね。
良かれと思うからこそ強い口調で「しなさい」と言うんです。
どうでもよければそんなこと言わないですからね。
ただ、自分以外に対しては理性的に将来のことを考えて強制的にでも、嫌がっていたとしてもやらせようとするんですが、自分に対してはどうでしょう?
将来のことを考えて、今これをやらなきゃだめだと思うことがあったとします。
たとえば、ダイエットしないとそう遠くない未来に生活習慣病予備軍になってしまうと分かっているのに、「ダイエットしなさい!」と自分に対して強制できないんですね。
つい食べ過ぎたり、間食で甘いお菓子を食べたり、運動をサボったり、ぜんぜん強制力が働かないんです。
子供にはあんなに強く言うのにです。
では、強制的にできないなら他に良い方法はないんでしょうか?
ありますよ。
強制せずに正しい行動を促す方法が。
それは「ナッジ理論」です。
ということで、今回は筋トレを継続するためのナッジ理論について詳しく解説していきたいと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『50代男性のための筋トレ継続!ナッジ理論で無理なく習慣化』
です。
ナッジ理論とは?
ナッジ理論とは、人の行動を強制したり、経済的なインセンティブを与えたりすることなく、選択の仕方を少しだけ調整することで、より良い選択を促すという考え方です。
なぜナッジ理論が必要なの?
人は必ずしも合理的で、常に最善の選択をするとは限りません。
環境や状況によって、つい衝動的な行動をしてしまったり、不健康な選択肢を選んでしまうことがあります。
ナッジ理論は、そんな人間の行動のクセを利用して、より良い方向へ導くことを目指しています。
ということを踏まえた上で、ナッジ理論を筋トレに活用していく方法を解説していきます。
「運動不足かな…」と感じていても、なかなか継続できないのが筋トレですよね。
特に50代になると、若いうちのような体力はないし、忙しい毎日の中で時間を見つけるのも難しいものです。
でも、ご安心ください!
今回は、そんな悩みを抱える50代男性に向けて、ナッジ理論を活用した、無理なく続けられる筋トレ習慣化の方法をご紹介します。
なぜナッジ理論が筋トレに有効なのか?
ナッジ理論とは、人の行動を強制するのではなく、ちょっとした工夫で自然と良い行動へと導く考え方です。
例えば、スーパーで健康食品が目立つ場所に置かれていたり、階段を利用するよう促すポスターが貼られているのも、ナッジ理論の応用例です。
この理論を筋トレに当てはめると、無理なく続けられるような環境を作ったり、小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持することが可能になります。
ナッジ理論を筋トレに活用する方法
1.目標設定は具体的に、そして小さく
漠然とした目標ではなく、具体的な目標を設定する: 例えば、「お腹をすっきりさせたい」ではなく、「週3回、30分ウォーキングをする」のように、数値や頻度を明確にしましょう。
大きな目標を小さな目標に分割する: 「1ヶ月で10kg痩せる」という大きな目標は、挫折の原因になりがちです。まずは、「1週間で500g減らす」など、小さな目標を達成することを目指しましょう。
2.環境を整える
運動しやすい服装や靴を用意する: 運動しやすい格好をすることで、運動へのハードルを下げることができます。
運動グッズを目立つ場所に置く: ダンベルやヨガマットなどを、普段から目に入る場所に置いておくことで、運動を思い出せるようにします。
運動できるスペースを確保する: 部屋の一角を運動スペースとして確保したり、近所の公園などを決めておくのも良いでしょう。
3.行動を習慣化する
決まった時間に運動する: 毎日同じ時間に運動することで、体がリズムを作り、自然と運動習慣が身につきます。
誰かと一緒に運動する: 友だちや家族と一緒に運動することで、お互いを励まし合い、継続することができます。
運動記録をつける: アプリやノートなどに、運動内容や時間を記録することで、達成感を味わえ、モチベーションが維持できます。
4.楽しみながら続ける
好きな音楽を聴きながら運動する: 好きな音楽を聴くことで、運動が楽しくなります。
運動の種類を工夫する: ランニングだけでなく、ウォーキング、ヨガ、水泳など、様々な運動を試して、飽きないように工夫しましょう。
ご褒美を設定する: 目標達成時に、自分が欲しいものを購入するなど、ご褒美を設定することで、モチベーションアップにつながります。
5.挫折してもあきらめない
完璧主義を捨てる: 毎日同じ運動量を続ける必要はありません。体調や気分に合わせて、運動量を調整しましょう。
小さな成功を積み重ねる: 毎日少しずつでも運動を続けることで、自信につながり、モチベーションが維持できます。
周囲に協力してもらう: 家族や友人に、自分の目標を伝え、応援してもらうのも良いでしょう。
50代男性にこそおすすめ!筋トレのメリット
基礎代謝の向上: 基礎代謝が向上することで、太りにくい体質に変わります。
筋肉量の増加: 筋肉量が増えることで、若々しい体を維持することができます。
体力向上: 日常生活が楽になり、活動範囲が広がります。
生活習慣病予防: 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病予防に効果が期待できます。
ストレス解消: 運動することで、ストレスが軽減され、メンタルヘルスにも良い影響を与えます。
まとめ
ナッジ理論を活用することで、無理なく続けられる筋トレ習慣を身につけることができます。
50代男性は、若いうちのような激しい運動は難しいかもしれませんが、自分のペースで少しずつ運動を続けることが大切です。
この記事を参考に、ぜひあなたもナッジ理論を取り入れて筋トレを継続させて、健康的な生活を始めましょう!
ありがとうございました!
それでは、また。
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