Tシャツ1枚で出歩く季節になりました。僕も夏はTシャツ姿が多いんですが、今日もTシャツで外出してました。
で、何気に鏡に映った自分の姿を見て、「ああ~、こりゃイカンなあー」と思ったわけです。Tシャツ姿って丸々首が見えるじゃないですか。首に張りとかある程度の太さがないと老けてみえるんですね。
芸能人でも綺麗な女優さんとかでさえも、年齢が首に出ちゃってる人いますもんね。見た目が職業と言ってもいいような人たちですらそうなんですからね。一般人である僕らは、なんにも気にしないでいると一気に老けて見られてしまいます。これは女性であっても男性であっても同じです。
首はしわが出やすい場所ですから、痩せている人は「しわ」として出てきますし、太っている人は「二重あご」になって出てきます。ですから、瘦せている人は「しわ」が出ないように、太っている人は「二重あご」にならないようにしなくてはなりません。
「私はもうそんなの気にしません。」とか「俺はそんなの別にいいや。」と思うような人はこのブログを読んでいないと思います。読んでいる人は「気になる~」という人がほとんどだと思いますので、「しわ」や「二重あご」に効果があるエクササイズについてお話ししていこうと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『首トレで若見せ・老け防止』
です。
要注意パーツの一つである「首」、せっかくダイエットできたとしても「首」を怠ったら見た目の効果が半減してしまうと言っても過言ではありません。
これからの季節は特に注意が必要です。若い人と張り合おうなどと、そこまでは考えませんが、首のせいで老けて見られたくはないですからね。
女性の場合は美容関係で首のケアをされる方も多いでしょう。男性で美容関係までやっている人は少ないかもしれません。なので、ここでは首の筋トレ、エクササイズで老け防止をする方法をお話ししていきます。
なぜ「首トレ」が必要なのか?
ここまでは老け防止、若見せのために首トレが必要です、という話をしていますが、それ以外にも重要な理由があります。それは「健康」です。首って重い頭を支えている重要なパーツじゃないですか、脊椎の上部にある頸椎を守る役割を果たしているわけですから。
さらにですよ、首を鍛えていないと、脳震盪や、さらに重大な事態が起こったときに万が一ということも考えられます。首を鍛えていれば防げたかもしれない、なんてことも十分あり得ます。首は脳を守ってるパーツの一つですから。
そんな大事な首であるにもかかわらず、首をトレーニングして鍛えている人って少ないと思いませんか?スポーツ選手はその重要性を知っているので首を鍛えていますが、一般の人はどうでしょうか?
ジムでも胸や腕、あとは腹筋といったメジャーどころのトレーニングをやる人は多いですが、首を鍛える人はおそらくかなり少ないんじゃないでしょうか。それが家トレ派、自重トレ派はさらに少ないんじゃないでしょうか。
大事なパーツである首のトレーニングを改めて考えてみましょう。老けて見えるとか若見せのためだけではなく、健康面でも非常に重要なパーツですから、この機会に見直してみましょう。
首の筋肉
首の筋肉は主に3つあります。「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」・「斜角筋(しゃかくきん)」・「僧帽筋(そうぼうきん)」です。
下の図で見ると赤い部分がそうなんですが、顔の一番近くにあって、耳の後ろからあごの下の方に伸びているのが「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。次に「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」に隠れるような形で内側にあるのが「斜角筋(しゃかくきん)」です。3つ目が後頭部からカーブを描いて肩のほうに伸びている筋肉「僧帽筋(そうぼうきん)」になります。
これから紹介するエクササイズは、屈曲(前に曲げる)と進展(後ろに動かす)の2種です。というのも、この2種は回旋や側屈にも関わる胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や斜角筋(しゃかくきん)を強化するため、2種類で全ての基本をカバーできてしまうからです。
それでは、首を鍛える自重トレエクササイズを2種類ご紹介します。
首の筋トレ
1.ウォール・アンテリア・ネック・アイソホールド
①タオルを額に当てる(クッション代わり)。
②気を付けの姿勢から、壁に寄りかかる。
③体は一直線に保つ。
④限界手前までホールド(体を一直線のままキープ)する。
胸鎖乳突筋を主に鍛えるトレーニングになります。
ホールドする時間は30秒~40秒程度を目指しましょう。
負荷の調整は壁からどの程度離れるかで決まります。壁までの距離が長く、額が低い位置になればなるほどキツくなります。
注意点としては、首というパーツは重要なパーツであり、なおかつデリケートなパーツでもありますから、決して無理をしないということです。他のパーツと違って首をケガすると大ケガにつながる恐れがあるかれです。
簡単なエクササイズでありますが、最新の注意を払って行うようにしてください。
2.ウォール・ポステリア・ネック・アイソホールド
①タオルを後頭部に当てる(クッション代わり)。
②気を付けの姿勢から、体を後ろに倒し、壁に寄りかかる。
③体は一直線に保つ。
④限界手前までホールド(体を一直線のままキープ)する。
1つ目のエクササイズの逆バージョンですね。
僧帽筋を主に鍛えるトレーニングになります。
ホールドする時間は30秒~40秒程度を目指しましょう。
2つとも聞きなれない長い名前ですが、要は気を付けの姿勢のまま体を一直線に壁によりかかって頭で支えるというものです。前向きと後ろ向きの2バージョンということですね。
バランス良く首の筋肉を付けるために、この2種類はセットで行うようにしましょう。
意外なほど簡単なエクササイズですが、首をターゲットにしたエクササイズとしては、この2種目で十分です。というのも、腕立て伏せなどの自重トレーニングを行っていれば、ある程度首も鍛えられるからです。
もっと負荷をかけて首を太くしたいという方もいるかもしれませんが、鍛えるパーツが首なだけにここはあせらずに慎重に段階を踏んでいった方がいいと思います。
なので今回は以上のエクササイズ2種目だけの紹介とします。
器具を使ったトレーニングや自重で行うトレーニングで、もっと負荷のかかるエクササイズもありますが、それはあらためて別の機会にご紹介しますね。
まとめ
老けて見えるとか若見せのためとかの理由はもちろんですが、健康面でもかなり重要なパーツである首のトレーニングについてお話ししてきました。
僕もそうなんですが、健康のためという理由だけではなかなか人は行動に移せないものです。
逆に他人に言えないような理由のほうが強い動機となることが多いもんです。老けて見られたくない、若く見られたいという理由もそうですよね。
そういう動機で全然いいんです。とにかく行動することが何より大事ですから。まずはやってみて、続けてから、後付けでもっともな理由を探せばいいと思いますよ。
もうすでに夏はすぐそこまできていることですし、早速首トレのエクササイズを始めましょう。
僕もこのエクササイズは取り入れますよ。
それでは、また。