「筋肉痛」50代の正解は?

第1章:はじめに
「筋肉痛になったのはいつですか?」
どうですか?筋肉痛になったのがいつ頃か覚えています?
特にスポーツをやっているとか、運動をしているとかでもなければ、50代の一般のサラリーマンは筋肉痛になることはおそらく無いと思うんです。
筋肉痛は、今の筋力以上の負荷をかけたときになりますよね。
ですから、運動習慣が無い人であれば、ちょっと体を動かしただけでも筋肉痛になります。
普段使っていない筋肉は筋力も強くありませんから、ちょっとした負荷がかかっただけで筋肉痛になってしまいます。
よくあるのが、滅多にやらない大掃除とか、部屋の模様替えとかで大きな家具を動かしたり段ボール箱を持ち上げたりと普段使わない筋肉を使ったりするとすぐに筋肉痛になるもんです。
運動習慣のある人でも、普段より大きな負荷をかけたりすると筋肉痛になります。
筋トレをやっている人でも、いつもより多い回数をやったり、いつもより重い重量でやったときなどですね。
まあ、若い頃であれば筋肉痛が嬉しかったりしたもんです。
「おっ、筋肉痛になった、これで筋肉がデカくなるぞ。」
ってな感じでしたよね。
ところが、50代ともなると筋肉痛も翌日ではなくて二日後だったり、下手すると三日後だったりしますからね。
「この筋肉痛は何の筋肉痛だ?」
なんて覚えていなかったりします。
そんな感じですから、筋トレをやっていて筋肉痛になると今でもちょっと嬉しかったりします。
でもですね、ここで間違っちゃいけないのが、
「筋肉痛にならないと筋肉が成長していないんじゃないか?」
という思い込みです。
僕らの世代が学生だった頃は、そこまで科学的な根拠に基づいていませんでしたからね。
「筋肉痛=成長」
を信じていたと思うんですよ。
っていうか、根拠になるような目安ってそれくらいしかありませんでしたから。
ですから、トレーニーであっても筋肉痛にならないと不安になる人が結構多いんですよね。
第2章:筋肉痛が起こる仕組みと誤解
筋肉痛に対して誤解している人ってけっこう多いんです。
必ずしも筋肉痛にならないと筋肉は成長しないということではありませんから。
そこを誤解しないようにしないといけないですね。
さきほども言いましたけど、筋肉痛というのは「普段使わない筋肉を使った時」や「強い負荷をかけた時」におこることなんですね。
厳密に言うと、「普段使わない筋肉を使った時」と「強い負荷をかけた時」って同じことなんですけどね。
筋トレを習慣にしている人は逆に筋肉痛になりにくいんです。
なんとなくイメージで「筋トレをしている人はしょっちゅう筋肉痛になっているんじゃない」って思っているかもしれませんが、そんなことはありません。
筋トレをしている人、トレーニーは毎回メニューが決まっていて、そのメニューに対して、「あと1回」とか「あと3回」というように回数を増やして限界値を上げていくんですね。
ですから、極端にいつもより負荷をかけることはまずないんです。
それでも、筋肉は成長しています。
そうなんですよ、筋肉痛がなくても筋肉は成長するんです。
「筋肉痛=成長のバロメーターではない」
ということです。
第3章:筋肉痛になった時にやってはいけないこと
実はついこの間、僕も筋肉痛になりまして・・
何があったかと言うと、風邪を引いてしまったんです。
それがけっこう長引いてしまったんです。
これまで風邪を引いたとしても一日か二日で大体治っていたんですが、今回は違ったんです。
なんだかグズグズと一週間近く引きずってしまったんです。
(これも年のせいかななんて思ってしまいましたが)
当然、その間筋トレは休んだんですけどね。
で、休み明けに筋トレを再開したんです。
休む前とほぼ同じメニューをやったんですけども、がっつり筋肉痛になりました。
やっぱりね、一週間も休んだということと風邪とは言え病気になった訳ですから、筋力も体力も落ちていたんでしょうね。
「筋肉痛になった=筋力が落ちていた」
ということですから、やっぱり早く元に戻したいと思うわけです。
早く休む前の状態に戻したいと。
ですから、筋肉痛でも筋トレしようかとちょっと思ったりもしたんですが、さすがにここは冷静に判断しました。
「止めておこう」
と。
筋肥大の仕組みを知っている人は分かると思いますが、筋肉痛の時に筋トレをやるのはNGなんですよね。
「筋肉痛=筋肉が壊れている状態」
ですから、壊れている状態でさらに負荷をかけるのは逆効果になりうるということなんです。
壊れた状態からの回復時に筋肉は強く大きくなることが分かっているので、ここは休まなきゃいけない時なんですね。
早く元通りにしたいからと言って、筋肉痛の時に筋トレをやるべきではないんです。
早く元通りにしたいという思いをこらえて、「休む」という選択にしたわけです。

第4章:筋肉痛の時の具体的な対処法
結論、筋肉痛の時は休むのが一番だということです。
ただし、休むのは筋肉痛の部位だけでもいいんです。
どういうことかと言うと、筋肉痛になっていない部位のトレーニングはできるということです。
たとえば、大胸筋や上腕三頭筋という上半身の筋肉が筋肉痛になったのであれば、下半身のトレーニングをするという選択肢もあるわけです。
特に休む前と同じスケジュール感を早く取り戻したいという人にはいい選択だと思います。
ただし、気を付けなくてはいけないのが、筋肉痛の部位をかばうことでフォームが崩れ、他の関節を痛めるリスクがあるということですね。
これは、僕ら50代、中高年の年代は特に注意が必要です。
ですから、早くスケジュール感を取り戻したいから別の部位のトレーニングをやる場合、軽めにやることをおすすめします。
完璧にやらなくても「やった」という安心感が大事という考え方です。

他の部位なら問題無いと思って、ついやり過ぎないとも限りませんからね。
そんなに焦らなくてもいいと思います。
「休む=サボり」ではなく「休む=成長のための戦略」という考え方を持つことが必要だと思いますね。

第5章:まとめ
やっぱりですね、筋肉痛になったら「休む」と割り切ることが大切だと思います。
特に僕らの年代はそうです。
筋肉痛をポジティブに捉えることが大事だと思います。
「筋肉痛は敵ではなく成長のサイン」ということですよ。
まあ、筋肉痛になったら、「おっしゃ!」と。
「これで筋肉、成長するぞ!」って思えばいいんですよ。
そして、「じゃあ、ちょっと休ませてあげようか」、「ゆっくり成長してくれよ」という風に考えるのが、やっぱり一番いいんじゃないかと思いますね。
焦らずゆっくりいきましょう。
それでは、また!